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NURO光と他の光回線の違いや料金プランについてわかりやすく徹底解説

NURO光は、速くて安くて安定感があるとスタート当初からかなり注目されている、So-net提供の進化系光コラボです。今回はそんなNURO光の人気の秘密と全容をわかりやすく紹介していきます。この記事には以下のような事をまとめています。

・従来の光回線は共有型サービスなので回線が混みあうが、NURO光は混みあわないので回線品質が安定している。

・NURO光の回線速度の実効値は概ね800Mbps前後である。

・NURO光の申し込みは「公式サイト特設ページ」からの申し込みが最もオトク

NURO光とは?従来の光回線との違いについて

NURO光と他の光回線の違い

NURO光のキャッチフレーズは「世界最速2Gbps」、今までの光コラボの常識をはるかに超える圧倒的な回線速度がウリなんです。NURO光は

・従来の光回線はGE-PONを利用し最大1Gbpsなのに対して、NURO光はG-PONを利用し最大2Gbpsの高速化を実現している事。

・従来の光回線の多くはフレッツ光回線を使用しているが、NURO光はフレッツ光回線のダークファイバーとB-PON技術の併用でコストをおさえている事。

上記2点によりNURO光は関東限定ではありますが、フレッツ光を始めとする他の光回線よりもかなり速い通信速度を実現できるのにかかわらず、同じくらいの月額料金で利用する事が可能なんです。

NURO光の利用条件と注意事項

NURO光の利用条件と注意事項

NURO光を利用するには、次の利用条件を満たしていることが必要です。特殊な光回線でもあり、通常の光コラボとは違った部分もありますので気を付けましょう。

魅力的な高速回線ですが、申し込み前には十分確認して、後々トラブルになる事を防ぎましょう。

  • 利用場所がNURO光の提供可能エリアである事が必須

ごく当たり前のことですが、NURO光の提供エリアに入っていない場合は利用できません。

NURO光は2017年5月現在、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城と関東エリアのみとなっています。

このエリアなら一部を除いてほぼ全域カバーされていますが、念のため公式サイトで提供エリアを検索してみてください。

検索サイトで郵便番号を入力し「住所を検索」→「住所を選択」→「住居タイプを選択」→「提供状況を確認する」まで進むと、「NURO光」、「NURO光forマンション」、「NURO 10G」のうち、利用できるバナーがアクティブになり「サービス詳細」へと進みます。

ここまで進むとほぼ利用可能ですが、マンションの場合はNUROの設備が導入されている必要があるので「導入設備検索」で確認しておく必要があります。現在のNURO光のマンション対応は5階建てまでになっています。

so-net光からの乗り換えの場合、So-netフォンは使えなくなる

NURO光のプロバイダはSo-netですが、So-netのIP電話「So-netフォン」は使えなくなり、NURO光の申し込み時に自動的に解約になります。

固定電話を使う場合は、NURO光の「NURO光でんわ」サービスの申し込みが必要になります。

NURO光の工事について

NURO光を導入時の工事については、次のようになっています。

◆工事は屋外工事と宅内工事で2回行なわれる

NURO光では高速伝送専用の光ケーブルをあらたに引き込むため、屋内工事と宅内工事がべつな日に2回行なわれ、どちらも立ち合いが必要になります。

ごくまれに、ユーザー環境によっては宅内工事が不要な場合もあるようです。

基本工事費は分割払い

NURO光の基本工事費は30ケ月の分割払いとなり、月額利用料金とともに請求されます。ただし、キャンペーンにより毎月の工事費分割払い分が月額利用料金から割り引かれ、30ケ月後には実質工事費は無料ということになります。

NURO光を中途解約してしまう場合は、工事費の残債は一括払いとなってしまいますので要注意。

NURO光の提供機器について

宅内に設置するホームゲートウェイタイプのONU(光終端装置)は、NURO光から提供されます。

このONUは、NURO光では標準の無線LAN機能を装備しており、IEEE 802.11n/a/b/g規格で最大実行速度は450Mbps、しかも2.4GHzに加えて5GHzのWiFiにも対応とスグレモノ。市販品の無線ルーターでいえば中の上クラスと、まずまずの性能を備えています。現在NURO光では、5種類のONUで持ち回り設置していますが、まれに古い機種が設置されているようです。ユーザーからはONUの指定は原則できませんが、申し込み時に「最新のONUを必ず」と念を押しておきましょう。といっても確約は無理ですが…。

NURO光でんわの番号ポータはすぐにつながらない

NURO光の電話がオトクになるサービス「NURO光でんわ」を番号ポータビリティで申し込んだ場合、ONU設置などの宅内工事を終えてから電話が使えるようになるまでは、約1週間の待機期間が必要です。

もちろんネットはすぐに利用できますが、FAX兼用電話などで固定電話をよく使うのであればこのあたり注意が必要です。

実際筆者の経験した現場でも「そんな説明はなかった、電話が使えないなんてどうしてくれるんだ」と、意外とこのトラブルが多いんです。

NURO光の料金プラン

NURO光の料金プランについて

さて速いだけでなく「安い」ことでも評判のNURO光ですが、料金プランをみてみましょう。その前にまたまたビックリの朗報です。

セキュリティとWiFiが無料で標準装備

じつはNURO光の料金プランには「セキュリティソフト」と「無線ルーター」のオプションが、「無料で標準装備」なんです。

通常のプロバイダなら、セキュリティソフトが月額300円~500円、WiFi機能の追加で月額約500円程度別途必要なわけですが、これだけでも月額約1,000円程度がオトクです。

これをふまえた月額利用料金は、

プラン 月額利用料金
戸建てタイプ 4,743円
マンションタイプ 1,900円~2,500円

※基本工事費は40,000円(30ケ月分割)*ただしキャンペーンで全額負担してもらえる

※基本事務手数料 3,000円(利用開始月に請求)

※2年契約、契約解除料は9,500円

※マンションタイプは3階建て以上(マンションにNURO光導入済み要)

こんな感じです。

通常の光コラボでもオプション別途で、戸建てタイプ5,200円、マンションタイプ3,800円~ですから、標準でついてくる無料オプションを含めてこの料金なら断然安いですよね。ちなみにセキュリティソフトは「カスペルスキー」。Windows、Mac、Androidなど自由な組み合わせで最大5台までインストールできます。

WiFiは、NURO光専用のONU(ホームゲートウェイ)に高速Wi-Fi規格であるIEEE802.11/nを搭載した最大実行速度450Mbpsの無線LANルーターが標準装備でされています。

こうなると、節約のためにフリーウェアのセキュリティソフトを拾って来て、しつこく有料版を勧誘されたり、少々高めな高速無線ルーターを導入するかどうかなんて悩む必要もまったくないわけです。

現在実施中のNURO光のキャンペーンについて

ここまで見てみると「速い、安い、回線品質がいい」と、ますます魅力たっぷりのNURO光ですが、さらに現在キャンペーンも用意されているようです。

2017年5月現在のキャンペーンとしては、

・NURO光G2Vプランの基本料金4,743円が、開通月(1ケ月目)は無料

・ 同 上、1年間2,980円に

・基本工事費40,000円分が実質無料(割賦月額1,333円×31ケ月から毎月1,333円割引)

・設定サポート(So-net設定サポート)1回分無料

以上が用意されています。

コスパ抜群のNURO光は、毎月の利用料金が4,743円でも結構オトク感があったのですが、キャンペーンに乗っかると1年間2,980円というのも凄いですよね。

キャンペーンはあくまで期間限定なので、タイムリーなキャンペーン情報はNURO光の公式サイトで随時チェックしてみてください。

NURO光の申し込み方法

NURO光の申し込み方法

NURO光の申し込みはいたって簡単です。

てっとり早く安心なのは公式特設サイトからの申し込みになります。

  • なにやら特典の多い公式特設サイト

NURO光公式サイトにアクセスすると、シンプルでわかりやすいトップページが表示されるので、念のため詳細を確認しておきたい場合は、下にスクロールして内容を確認。

さらに画面下には、「ワンコイン体験キャンペーン」の告知や「お支払いイメージ」が、やはりシンプルに表記。30,000キャッシュバック&工事費無料などのキャンペーン情報が記載されています。

もっと下には「その他のキャンペーン」と銘打って、PS4の引き換えクーポンなどの特典付きキャンペーンが。画面最下部には、申し込みから利用開始までのフローが表記されています。

このように、申し込みのためにアクセスした公式サイトには、シンプルな表現ながらも気になる特典が満載で、なんだかトクした気分になれるんです。

  • キャンペーンは重複して受ける事はできない

これは他の通信業者でもよくあることですが、NURO光でもキャンペーンの併用はできません。

ただ「初期工事費●●+月額利用料から●●+ポイント還元●●」といった、割引サービスがセットになったキャンペーンは、もともとひとつのものですから大丈夫です。

また「さらに…」などと、あえて追加用語で案内されているものも大丈夫。

注意すべきは「または…」、「…のどちらか」などの選択肢の場合です。

いずれにせよ、申し込み時に直接窓口に確認しておきましょう。」

→NURO光のキャッシュバックキャンペーンの内容はこちらのページに詳しく書いてます。

NURO光の解約時の注意事項

NURO光の解約時の注意点

NURO光を検討中の皆さんに、解約時の説明をするのもどうかと思いますが、さまざまな理由であり得ない話ではないので、一応確認しておいてください。

◆NURO光提供機器はレンタル品

NURO光を解約すると、ONUなどのレンタル機器は解約4日後以降に指定業者が直接引き取りに来ます。

自分で直接送ったり破損・紛失などすると、最悪機器損害金を請求されることになります。これが意外と高いので、解約しても機器を直接手渡すまでは、しっかり保管しておくことです。

◆NURO光でんわの番号ポータの場合は変更先に自分で連絡

NURO光でんわで番号ポータビリティを使っていた場合、解約時には次の変更先に自分で継続希望の連絡をしないといけません。

またNTT加入電話に戻す際も、自分で連絡して戻す手続きが完了してから、4日後以降にレンタル機器の引き取りになります。

これもユーザー都合での解約とはいえ、電話利用がとぎれないようにとのNURO光の配慮といえるでしょう。

手続きが終わるまでは解約とならず、月額利用料金やオプション料金がかかるので要注意です。

NURO光への悪質な勧誘に注意

NURO光の勧誘に注意

やはり評判のいい商品には悪質な勧誘がつきもののようです。NURO光に関連する悪質な勧誘事例としては、

「今後NURO光の申し込みは、代理店に統合される」

「NURO光のサービスがなくなる」

「提供エリアが拡充されるので、先行予約すれば安くなる」

「NURO光の回線が、他の業者の管理になる」

「NURO光の料金より安くなる」

などなど、あげればきりがありませんがこれらはすべてウソ、調子のいい勧誘には要注意です。

良心的な代理店も結構ありますが、NURO光においてはキャンペーンなどでもさほど見劣りしない、公式サイト特設サイトからの申し込みが一番オトクです。

 

NURO光の通信速度について

NURO光は下り最大2Gbpsという、超高速回線をうたっています。

この2Gbpsという回線速度について、ざっと説明しておきましょう。

現在のフレッツ光が最大1Gbpsということからみれば、2倍の通信速度ですからイッキに2倍の速さ、凄いですよね。

もちろんこの数字は、伝送損失や環境要因を排除した理論値でしょうから、実際にはここまでは出ないでしょうが、基本ベースが高ければそれだけ期待も高まるというものです。

ではこの2Gbpsという速度、実際に利用するユーザー環境からみれば、どうなんでしょう?

宅内機器の限界は1Gbpsまでという現状

皆さんは家の中でどんなネットワーク機器を使っているでしょうか?悲しいかな現状それらのすべてが、通信速度1Gbpsまでしか対応していないんです。

宅内に引き込まれた光回線は、光終端装置であるONUで処理されていることはご存知と思います。

一般的には、このONU(ホームゲートウェイを含む)にLANケーブルで無線ルーターをつないでWiFiを飛ばし、スマホやタブレット、PCやゲームとやりとりしていることでしょう。WiFiで飛ばすということは無線ルーター経由なので、無線ルーターの性能によって最大速度が決まってきますが、最近では1Gbpsを超える無線ルーターも発売されています。

またPCでゲームなどをされる方は直接LANケーブルを差しこみ、有線LANでつないでいる方も多いでしょう。ちょっとしたシューティングゲームなどは、WiFi接続では話になりませんよね。手を出す前に一瞬ですぐにやられてしまいます。

ところが現状、このLANケーブルをつなぐためのコネクタ部分であるLANポートは、1Gbpsの伝送能力が最大なんです。よく「1000BASE-T対応」などといった表示を目にすると思いますが、1000M=1Gということでこれにあたります。

いくら速い機器を用意しても、カテゴリ7・max10Gbps仕様のLANケーブルを使っても、このLANポートを通る限り、1Gbpsのリミッターが効いてしまうわけです。となると当然ここで疑問が生じますよね。

NURO光が2Gbpsを提供しても、宅内では1Gbpsが限界という現実は、どう解釈すればいいのでしょう?

NURO光の2Gbpsは一般家庭では意味がない?

さて、NURO光のピンチです。

いくら2Gbpsをうたっても、現状宅内ではハード面で無理があることがわかりました。

それならわざわざNURO光に乗り換える必要がないような気がしますが。ところがドッコイ! ここで朗報です。NURO光の回線速度は宅内では十分発揮できないのですが、一般のフレッツ光回線とはその回線品質が違うんです。

NURO光の回線は安定している

フレッツ光回線を使っているユーザーのよくある悩み・クチコミは、

「夜になるとドッとスピードが落ちて動画がカクカクする」

「ダウンロードに異常に時間がかかる」

「マンションに住んでいるが、時間帯によってはネットがまともに見られない」

など、回線品質に関するものが多いようです。

これはフレッツ光回線が「共有型サービス」といって、1本の光ファイバーを最大32人で共有していることが要因とも言われています。

空きのある昼間はまだ余裕ですが、夜になって回線が混みはじめるとデータ伝送の遅延などの影響が出てくるわけですね。

共有型サービスをとり入れることによって、限られた光回線を効率よく利用することができ、月額利用料金もおさえられているわけですが、利用世帯が密集しているエリアやマンションなどでは、どうしても回線が混みやすくなってしまいます。その点、NURO光の利用している光回線、つまりダークファイバーは、その特性上回線が混むことはありません。詳細な技術解説は長くなるのでここでは省略しますが、たとえるなら新幹線のグリーン席のようなもの。帰省ラッシュでも旅行―シーズンでも楽勝でゆったりできるわけです。余裕の2G-bpsを安定した回線で伝送することにより、品質の良いインターネット環境をユーザーに提供できるわけですね。

NURO光の実行速度

さて、下り最大2GbpsがウリのNURO光ですが、実際はどのくらいのスピードが出ているのでしょうか?

まずは、NURO光のPR用速度体感動画がYouTubeで公開されているのでご覧ください。

世界最速NURO光のデモ体感

いかがですか? とくに日々大量のデータを頻繁にやりとりしたり、リアルタイムでサイトを閲覧状態にする必要のあるユーザーなどには、やはり「速くて安定」というNURO光のような安定した光回線は、魅力的です。

筆者のエリアにはまだNURO光が導入されていないので、残念ながらオリジナルな利用環境での実測データはお知らせできませんが、さまざまな口コミサイトでのNURO光ユーザーの実測値は概ね800Mbps前後と、一般的なフレッツ光回線の速い速度よりダンゼン速いようです。

いかがですか? 速くて品質のいいNURO光の光回線は、今後の評判にも注目です。

NURO光とSo-net光の関係

NURO光は、SONYの子会社であるSo-netが提供する進化系の光コラボです。

なんですが、いきなり「ちょっと待って!」という声が聞こえてきそうです。というのも、光コラボといえばNTTが卸売しているフレッツ光回線を通信事業者が利用し、プロバイダが独自の付加価値をつけて提供する通信サービスですよね。So-netといえばあちこちの光コラボに顔をのぞかせる人気のプロバイダです。

しかも、So-net光コラボレーションという独自の光コラボも、1Gbpsというわりと早めな速度で、すでにインターネットサービスを提供しています。

NURO光も同じSo-netが提供するインターネットサービスですが、最高速度は2Gbpsです。

ならSo-net光も2Gbpsにすればいいのでは? と単純に思いますよね。

ていうか、なんでそんなややこしいことをするのでしょうか?ブランド名を2つ設けて集客窓口を増やしているのでしょうか。そもそもNURO光とSo-net光は何が違うのでしょうか?実はこの、NURO光とSo-net光の違い=NURO光と従来の光回線との違いなんです。

So-net光からのNURO光へ転用や乗換について

NURO光はSONYグループで大手プロバイダのSo-netが提供しています。So-netといえば、auやNTTフレッツをはじめさまざまな回線事業者とコラボし、プロバイダサービスを提供していますよね。

またSo-netは自ら回線をもつSo-net光コラボレーションも提供しています。

もちろん、現在So-net会員の方も多いでしょう。

  • So-net光コラボからNURO光への移行は?

ここで気になるのが、So-netのサービスのなかでも、とくにフレッツ光回線を利用した「So-net光コラボ」を利用中でNURO光を検討中の場合でしょう。So-net光はフレッツ光回線、NURO光もフレッツ光回線のダークファイバーを使っています。

同じフレッツ光回線なら、So-net光からNURO光へは色々と節約しながら移行できる「転用」や「乗換え」扱いになるの? という疑問です。

  • So-net光からNURO光へは「コース変更」扱い

結論から言えば、転用でも乗換えでもなく、So-net内での「コース変更」ということになります。同じフレッツ光回線といえども、やはりダークファイバーは別物扱いということなんですね。ということで「転用承諾番号」の取得も不要です。

すでにSo-netを利用中なので、NURO光に移行する際は「プロバイダはそのままで新規工事」となります。

NURO光の将来性

さて、「速い、安い、安定感」に加えてセキュリティと無線LANが標準装備のNURO光ですが、今後どのように展開していくのでしょうか?

その可能性について紹介しておきましょう。

  • すでにスタートしている「下り最大10Gbps」の怪速

NURO光のウリのひとつは「世界最速下り2Gbps」ですよね。

いったいどこまで速くなるんだろうと思っていた矢先、すでに始まっていました。それが「世界最速10Gbps」サービスの提供です。まだまだ東京都周辺のみのエリア限定ですが、こうなると「快速」どころか首都圏に現れたシン・ゴジラにあやかって「怪速」ですよね。

2Gbpsでは、現在の宅内ネットワーク機器の1Gbpsリミットの件はあるものの、複数での併用ならそのベース回線の速さが個々には活かされるという説明をしましたが、これが10Gbpsともなると、ハンパな安定感ではないことは容易に想像できます。ことスピードマニアにはマユツバの10Gbps、一度体感してみたいものです。

  • エリア拡充は必須の課題

現状NURO光の最大の課題は「エリア拡充」です。

どちらかといえば一般ユーザーからすれば、10Gbpsの開発・普及よりも、エリアの拡充を期待するところです。

◆スタート当時からエリアは変わっていない

じつはNURO光の提供エリアは、2013年のスタート以来、関東圏の1都6県から変わっていないんです。

しかもこのエリア内すべてを網羅しているわけではなく、1都6県のなかでも利用できない地域がまだまだ多く存在し、ジワリジワリと拡充しているのが現状。

とくにエリア拡大予定の発表もなく、正直少々じれったい感は残りますよね。

◆マンションへの拡充が先行課題?

NURO光は、提供エリアの中でもマンションへの拡充に力を入れているようです。

というのも、2013年のスタート当時は2階建てまでだったものが、現在は3階建て以上でも利用できる「NURO光forマンション」に進化しているんです。たしかに広域にエリア拡大するよりも、とくに首都圏ではマンションへの拡充のほうが効率的なのでしょう。

  • 効率的なエリア拡充を模索?

回線の混まないダークファイバーを大量に必要とするエリア拡充への投資は、So-netにとっては大きな賭けでもあるはずです。さまざまな点で評判が良いとはいえ、全国区ではまだまだ知られていないNURO光。

まずは効率的にユーザーを増やしてネームバリューをあげ、充分なニーズの手応えを確保しながらエリアを徐々に広げていくことでしょう。危惧されるのは、同業他社の技術的な追従です。

細かな内情はわかりませんが、すでに光回線のインフラをもつ大手通信業者が、NURO光と酷似した技術開発に着手していることと思われます。

ふと頭をよぎるのは、VHSに圧されたベータ、SDカードに圧されたメモリースティック、ブランド&デザイン重視でコスパを無視したVAIOなど、素晴らしい発想と技術力を持ちながら独自路線に固執することで、逆に時代のニーズからかけ離れていった過去の負のソニー戦略。

NURO光には、いつまでも長く愛され進化するウォークマンやPSのような、ユーザーが嬉しい展開を望みたいところです。

従来の光回線は「GE-PON」という規格

So-net光などの光コラボに使われているフレッツ光回線やauひかり回線の大半は、「GE-PON」という規格で信号を伝送しています。

GE-PONの細かい説明は長くなるのでここでは省略しますが、そもそもGE-PONとは

「宅内のLANケーブルなどに流すイーサネットという信号と同じものを使い、最大速度は上限1.25Gbpsまでと決められている」規格なんです。

1.25Gbpsといっても、実際は伝送損失などもあるため「最大1Gbps」とアピールされています。

NURO光は「G-PON」という規格

このGE-PONにたいし、NURO光は「G-PON」という規格を使っているんです。

こちらも技術的な詳細は長くなるので省略しますが、ようするにG-PONは、

「イーサネットの信号をブロック単位で通信する効率の良い伝送方式で、最大速度は2.5Gbps」の規格です。

NURO光はこのG-PONという規格に着目したわけです。

さすがウォークマンやプレイステーションを生み出したSONYグループ、目のつけ所が違います。

ただ、はじめからそう簡単にはいきません。

G-PONを採用するにはコスト高という問題が

じつはこのG-PON規格での提供がすぐに採用されなかったのは「イーサネット信号をブロックに変換する装置」いわゆる専用のネットワーク機器が、高額になってしまうというリスクがあったからなんです。

いくら回線速度が速くても、ランニングコストが高くなるとユーザーがついてきません。

現在のフレッツ光回線でさえ、「PON技術」を使って1本の光ケーブルを最大32人で共有し、一人あたりのコストを下げる工夫をしているんです。

ただこれはこれで、まれに共有されたユーザーの同時アクセスで回線が混みあい、回線品質の悪化や速度の低下などの要因にもなりかねない、というリスクがあったんですね。

海外の技術B-PONを応用しコストを下げた

そこでNURO光は、海外で主流となっていた「B-PON」という規格に目をつけます。

B-PONの機器ならコスト減が期待できるんです。B-PONはG-PONとよく似た伝送技術なんですが、B-PONの速度は622Mbpsとフレッツ光のGE-PONよりも低速です。

メリットは、G-PONよりもB-PONのほうが、ランニングコストが安いことです。

さらにG-PONとB-PONは非常によく似た技術を使っていて、このB-PONのネットワーク機器がG-PONにも応用できことが判明したのです。NURO光は早速、G-PONの伝送にB-PONの機器を使うことでコスト低減を図ります。

ダークファイバー利用でさらにコストを下げた

NURO光のさらなる工夫は、ダークファイバーの利用です。NTTのフレッツ光回線は全国展開されていますが、じつはその中で実際に使われていない回線が半分以上あり、これは「ダークファイバー」と呼ばれています。

政府のお達しでどんどん広げていった光回線ですが、余ってしまったんですね。

残り物には福があるというわけで、余りもののダークファイバーはNTTからのレンタル料も安く、これを使えばユーザー向けの料金設定も抑えられるわけです。

実際、auひかりなどでもこのダークファイバーを利用しています。NURO光は、この「ダークファイバー」と「B-PON機器を利用したG-PON」の両方で「速くて安い」コスパ抜群の回線提供を実現できたわけです。

NURO光でんわとは?

NURO光では、超高速&低料金のデータサービスだけでなく、月額基本料金や通話料金がオトクになる「NURO光でんわ」も用意されています。

NURO光でんわの特徴

光回線での固定電話といえばIP電話ですが、NURO光のIP電話は「NURO光でんわ」という名称で提供されています。

その特徴は、

◆通話料がオトク

NURO光でんわは、一般電話より通話料金がオトクです。

・NURO光でんわ同士の通話料が無料

・全国の一般固定電話はどこへかけても3分7.99円

・ソフトバンク提供のBBフォンや提携CATVのIP電話への通話料が無料

◆番号ポータビリティOK!

NTTの一般加入電話の電話番号が、番号ポータビリティでそのまま使えます。

◆ソフトバンクスマホとセット割

NURO光でんわは、ソフトバンクケータイともセット割が用意されています。

・ソフトバンクケータイとの通話が24時間無料になる「ホワイトコール24」に対応

・ソフトバンクケータイのパケット定額料金から毎月2,000円最大2年間割引になる「おうち割光セット」に対応

なるほど、IP電話のメリットに加えて、ソフトバンクとの割引サービスもあるわけですね。

NURO光の光でんわの月額利用料金は500円となっています。

NURO光についてのまとめと要チェックポイント

NUROひかりについてさまざまな視点から紹介してきましたが、いかがでした?

探れば探るほど「速い、安い、回線品質がいい」という評判が明かされてきた感じですよね。

「こんなにメリットばかりなら、すぐにでも利用したい!」なんて声が聞こえてきそうですが、最後にひとつだけチェックすべき条件があるんです。

それが、NURO光の提供エリアです。

評判はかなりいいのですが、通信業界ではまだまだニューフェイスのNURO光ですから、イッキに全国展開というわけにはいきません。

現状は、ユーザー評をふまえながら、設備・エリアの拡充を模索している状態で、サービス提供エリアは、

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県(一部エリアを除く)

となっています。

とくにフレッツ回線が過密状態の関西中心部エリアでは、NURO光の早急な拡充の声があがっているようです。

ユーザー思いの良質な光回線NURO光に今後も期待大です。