格安スマホの電波の品質は?~大手キャリアとの比較

格安スマホを徹底比較!あなたにおすすめの格安SIM教えます!

分からないことはここから検索してね!

格安スマホの電波の品質は?大手キャリアとの比較と周波数について

格安スマホの電波はキャリアと比べて品質はどうなの?

格安スマホは携帯電話回線を保有していないため、大手キャリアから回線を借りています。ですから、基本的に大手キャリアと同じ地域で格安スマホを利用することができます。特別格安スマホだからつながらないといった状況は理論的にありません。

音声通話の場合は大手キャリアと同様のネットワークを利用しているので、格安スマホ利用の場合でも問題は生じません。

問題が起こってくるのは、データ通信の品質です。エリア的には、キャリアと同じですが、速度的な差が生じるのはデータ通信です。こちらはMVNOによっても大きく差が出るところです。

データ通信に利用する周波数帯域は混雑状況による影響を大きく受けます。ですから、比較的すいている深夜帯は通信速度が速くても、通勤時・お昼休み・夕方などの混雑する時間では「通信速度が遅い」といった状況が生じてしまいます。

結論としては、格安スマホは大手キャリアと比べて音声通話は同等ですが、データ通信では劣ることがあります。そして、データ通信に関しては、MVNOによっても違いが出ます。

格安スマホでデータ通信速度が大手キャリア並みに安定して利用できると評判のUQ mobileですが、UQ mobileの場合はauに携帯電話回線を借りています。auは通信回線が4G移行済ですので、通信速度が速いのは当然のことだと思います。

このようにMVNOによる通信速度の差と通信回線による速度の差があります。お使いの格安スマホの通信速度が遅い場合、どのような理由で通信速度が遅いのかを判断する際には「MVNO」による比較だけではなく、多角的に調べる必要があります。

周波数帯とは?~3G・4G・LTEの違い

① 周波数帯とは?

周波数帯とは電気信号や電波の周波数の範囲のことです。

周波数帯域とは一番低い周波数から一番高い周波数の間の周波域のことです。この周波数帯域が広い場合、一度に送信できるデータが増えます。ですから、通信速度が速いことを「帯域が広い」と表現することもあります。

② スマホがつながりにくいとの悩みはありませんか?~対応周波数が原因かも?

格安スマホに替えたら、「出張で地方に行くと繋がりにくくなった」「通信速度が遅くなった」等の悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。その原因は格安SIMとSIMフリーのスマホが対応周波数にマッチしていないことが原因で起こります。

大手キャリアでスマホを購入するときはそういった対応をする必要がなかったため、「対応周波数なんて見たことがない」とおっしゃる方も多いと思われます。

しかし、自分で格安SIMとSIMフリーのスマホを購入して通信をしなければならない格安スマホのシステムでは、対応周波数を知らないと「格安スマホに替えて失敗した」といったことになりかねないのです。対応周波数とスマホに関して最低限の知識を得てから、自分の利用に見合ったSIMフリー端末を選びましょう。

③ 3Gと4Gの違い

3Gと4G は移動通信の規格です。GはGeneration(世代)のGです。3Gは第3世代で4Gは第4世代ということになります。当然ですが、世代が進化するほど通信速度は進化するため安定し速くなっていきます。

3Gはdocomoでは「FOMA」、auでは「CDMA1X WIN」、ソフトバンクでは「SoftBank3G」になります。3Gではdocomoとソフトバンクでは「W-CDMA」、auでは「CDMA2000」という通信方式を採用しています。よくdocomoとソフトバンクでは使えるけど、auでは使うことができない端末があるのは通信方式がdocomo・ソフトバンクとauでは根本的に違う通信方式を採用しているからなのです。3Gの通信速度は数Mbps~14Mbpsです。

4Gはdocomoでは「Xi(クロッシィ)」、auでは「4G LTE」、ソフトバンクでは「4G LTE・4G」になります。4Gの通信速度は75Mbps~100Mbpsと圧倒手に3Gより速いです。

このように、4Gは圧倒的に通信速度が速くなります。「スマホが遅くてイライラする」場合は4G対応の端末を検討してみてはいかがでしょうか?

④ LTEとは?

Long Term Evolutionの略語がLTEと呼ばれています。具体的には3Gから4Gに至るまでの橋渡し的な意味で使われていました。

しかし、その進化の途中で「3Gの発展規格を4Gと呼称する」ことが世界的に許されてしまったため、いまでは4Gへの進化過程でも4Gと呼称されています。

本格的な4Gは2016年からdocomoで採用しています。これがどこまで普及するかは未知数です。通信速度は現状のLTEの10倍と言われています。

現状ではLTE(進化過程)=4Gとの認識でいて問題ないと思われます。

≪3G・4G・LETのまとめ≫

  docomo au ソフトバンク
3G FOMA CDMA1X WIN SoftBank3G
4G Xi(クロッシィ) 4G LTE 4G LTE・4G
LTE FDD-LTE FDD-LTE FDD-LTE/ AXGP
3.5GHz帯(TDD-LTE) PREMIUM 4G 未定 未定
3G通信方式 W-CDMA CDMA2000 W-CDMA

日本国内で使われている携帯電話(スマートフォン)の周波数~docomo編

docomoではband1(2100MHz)・band3(1800MHz)・band6(800MHz)・band9(1700MHz)・band19( 800MHz)・band21(1500MHz)・band28(800MHz)・band42(3.5GHz)を使用しています。

この中でLTE(Long Term Evolution)対応はband1・band3・band19・band21・band28・band42になっています。

格安スマホを扱う業者の多くはdocomo回線を利用しています。ですから、docomoのどのbandに対応しているのかを知ることは機種選びでも重要になってきます。

bandごとの特徴をご説明していきたいと思います。

≪LTE対応≫

ⅰ band1(下り最大 75Mbps)

Band1は3大キャリア共通のbandです。初期から割り当てされていたbandですので、通信設備は全国各地にあります。エリアも日本全国をカバーしています。海外でもLTEのBand1が使われていますので、グローバル仕様のスマートフォンでもband1には対応している機種が多いです。

ⅱ band3(下り最大 150Mbps)

Band3は東名阪エリアに限定されています。ですからそれ以外の地域にお住まいの方には関係ないbandです。

ⅲ Band19  (下り最大 70Mbps)

Band19は郊外や山間部をカバーするためのプラチナバンドです。山や建物などの障害物を回り込んで到達することができます。そのうえ、情報通信量も多いのが特徴になっています。

*プラチナバンドとは?

プラチナバンドとは、電波の700~900 MHzの周波数帯のことです。

ⅳ band21 (下り最大 112.5Mbps)

Band21は北海道、東北、四国、北陸などの地方都市で利用できるbandです。地方都市在住の方はband21に対応しているのかをしっかりチェックをしなければなりません。

ⅴ band42 (TDD-LTE)

2014年の総務省は3.5GHz帯のうち3480MHz~3600MHzの間の120MHz幅を40MHz幅ずつ3社に割りあてしました。その3.5GHz帯のbandです。Docomoでは2016年からサービス提供を開始しています。

≪3G対応≫

ⅰ band1

初期のころから利用されているbandです。全国に通信基地があるため、エリアも日本全国をカバーしています。

ⅱ band6

Band6は3G対応のプラチナバンドです。

ⅲ band9

Band9は3G対応の東名阪エリア専用になっています。

ⅳ band19

現在LTEに移行しているため、基地局が減っています。

日本国内で使われている携帯電話(スマートフォン)の周波数~au編

≪LTE対応≫

ⅰ band1(2100MHz):準メインband

Band1は3大キャリア共通のbandです。初期から割り当てされていたbandですので、通信設備は全国各地にあります。エリアも日本全国をカバーしています。海外でもLTEのBand1が使われていますので、グローバル仕様のスマートフォンでもband1には対応している機種が多いです。

通常エリア:下り最大37.5〜150Mbps

CAエリア:下り最大150Mbps

ⅱ band11(1500MHz)

下り最大75Mbps

ⅲ band18(800MHz):メインband

メインで使っているプラチナバンドです。

通常エリア:下り最大37.5〜150Mbps

CAエリア:下り最大150Mbps

ⅳ band28(700MHz)

2015年から順次整備予定のプラチナバンドです。

ⅴ band41

3.5GHz帯のbandです。

2018年までにWiMAX2+に完全移行する予定です。

≪3G対応≫

ⅰ band2(800MHz)

ⅱ band6(2100MHz)

*auでは4Gカバー率99%以上とほぼ4G移行済ですので、現在3Gはほぼ利用されていません。

日本国内で使われている携帯電話(スマートフォン)の周波数~ソフトバンク編

≪LTE対応≫

ⅰ band1(2100MHz)

Band1は3大キャリア共通のbandです。初期から割り当てされていたbandですので、通信設備は全国各地にあります。エリアも日本全国をカバーしています。海外でもLTEのBand1が使われていますので、グローバル仕様のスマートフォンでもband1には対応している機種が多いです。

下り最大37.5〜112.5Mbps。

ソフトバンクではband1がLTEの主力band1になっています。

ⅱ band3(1800MHz)

下り最大75Mbps

ワイモバイル主力のband帯です。

ⅲ band8(900MHz)

下り最大75Mbps。

ソフトバンクのプラチナバンドです。

ⅳ band28(700MHz)

2015年から順次整備予定のプラチナバンドです。

ⅴ band41

3.5GHz帯のbandです。

AXGPで利用しています。

≪3G対応≫

ⅰ band1(2100MHz)

下り最大37.5〜112.5Mbps

ⅱ band8(900MHz)

下り最大75Mbps。

ソフトバンクのプラチナバンドです。

ⅲ band11(1500MHz)

下り最大42Mbps

≪キャリア3社の周波数域≫

band 周波数 docomo au ソフトバンク
Band 1 2.1GHz W-CDMA
LTE
(CDMA2000)
LTE
W-CDMA
LTE
Band 3 1.8GHz LTE   (ワイモバイルのLTE)
Band 6 800MHz W-CDMA    
Band 8 900MHz     W-CDMA
LTE
Band 9 1.7GHz     (ワイモバイルのW-CDMA)
Band 11 1.5GHz   LTE W-CDMA
Band 18 800MHz   (CDMA2000)
LTE
 
Band 19 800MHz W-CDMA
LTE
   
Band 21 1.5GHz LTE    
Band 26 800MHz   LTE  
Band 28 700MHz LTE LTE  
Band 41 3.5GHz帯      

端末が周波数帯に対応してるかはどうやって調べるの?

SIMフリースマホのスペック表を見て調べます。「周波数帯(バンド)」や「通信方式」といった項目に記載されています。

お使いの機種のHPで調べるとすぐにわかります。

参考:geanee HP http://geanee.jp/

格安スマホの電波に関する注意点

・格安SIMフリーの端末と周波数域がマッチしているのかを確認する

SIMフリースマホのスペック表を見て「周波数帯(バンド)」や「通信方式」といった項目を調べて、通信領域がマッチしているかを確認すること。特にプラチナバンドと呼ばれている700~900 MHzに対応していない場合は地方での電波がかなり入りにくくなります。

・東名阪エリアで使う場合は1.7GHz帯域も要チェック

東名阪エリアで使う場合は高速通信が享受できるように、端末が1.7GHz帯域に対応しているのかも要チェックです。

・SIMフリー端末の通信方式もチェック

docomoとソフトバンクでは「W-CDMA」、auでは「CDMA2000」という通信方式を採用しています。Docomo系の格安スマホで「CDMA2000」は使うことができないので注意しましょう。

・新規で格安スマホの購入を検討している方は「LTE」対応を選択しましょう

今後さらに3Gは減少して、4G中心になっていくと思われます。新規で購入を考えている方は4G(LTE)対応の端末を選択したほうが無難です。4Gの場合通信速度が3Gと比較しておよそ最大10倍ほど速くなりますので、「遅くてイライラする」がなくなります。