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mineo(マイネオ)の帯域制限、その詳細と種類と速度まとめ

帯域制限とは?

MVNOや格安SIMでよく聞く言葉として“帯域制限”というものがあります。「制限」とついているので良い効果ではないことが分かると思います。mineo(マイネオ)の帯域制限を解説する前に一般的な帯域制限とはどういったものかを解説していきます。

■MVNOの回線の帯域は有限
インターネットは回線や無線でデータのやりとりをするインフラ整備があってこそ成り立つ技術です。MVNOや格安SIMはインフラ設備を持たないサービスです。MVNOはau、ドコモ、Softbankの3大通信事業者(3大キャリア)から通信設備を借り受けてサービスを行っています。これらの設備は無限にデータをやりとりできるわけではなく、瞬間に通信できるデータ量というものが決まっています。このことを「帯域」と呼び、この帯域が広いほど瞬間に流せるデータ量も多く、帯域が狭いほど流せるデータ量が少ないと考えることができます。

■帯域制限は多数のユーザーが同時に大量のデータを流すことを制御する仕組み
今までのことを踏まえると、多くのユーザーが同時にかつ大量にデータをやりとりしてしまうと、MVNOが持つ帯域のキャパシティを超えてしまうのです。キャパシティを超えてしまうと、超えた分のデータは通信待ち状態となり「高速通信なのに遅い」といった遅延が起こってしまいます。MVNOはこういった事態を避けなければ「高速通信」といったサービスを展開することが事実上難しくなってしまいます。この事態を避けるための仕組みが「帯域制限」というものです。

■帯域制限の詳細

・帯域制限の対象となるユーザー
契約者すべてに対してやりとりできるデータ量を制限してしまうと、不公平になってしまうので、やりとりしているデータ量(通信量)が多いユーザーから制限していくのが一般的です。

・帯域制限時の速度
mineo(マイネオ)を含むMVNOでは通常、帯域制限時の速度は200kbpsとなっています。これは同じくMVNO業界でいうところの「低速通信」の速度と同等です。DMMモバイルや楽天モバイルなど、通信速度が常時200kbpsのプランが提供されているところもあります。

・音声通話は影響を受けない
音声通話はインターネット回線とは違う回線でサービスされているものです。そのため、もし帯域制限を受けていたとしても影響はありません。影響があるものはデータ通信のみです。

・端末(携帯電話とスマートフォン)の種類に関係なく制限を受ける
帯域制限は端末の種別により回避できるものではありません。いくら性能が良いスマホを利用していても帯域制限の対象となってしまうと通信速度低下の影響からは逃れられません。

mineo(マイネオ)の2種類の帯域制限(速度制限)について

ここからはmineo(マイネオ)独自の帯域制限の詳細について見ていきます。mineo(マイネオ)ではau回線を用いるAプラン(auプラン)とドコモ回線を用いるDプラン(ドコモプラン)がサービスされています。ユーザーはmineo(マイネオ)と契約するときに、まずどちらの会社の回線を使うかを選択することができるのです。しかし、mineo(マイネオ)の帯域制限の条件はこの回線プランの違いにより異なります。

■DプランとAプランの帯域制限の条件の比較

回線プラン 3日間でデータ使用量3GBを
超えた時の帯域制限
月毎の契約容量を
使い果たした時の帯域制限
Aプラン あり あり
Dプラン なし あり

 

この表とは別に、ユーザー自ら設定を行い低速通信状態に切り替えるものもあります。

■月毎の契約容量を使い果たした時の帯域制限とは
たとえばmineo(マイネオ)の3GBコースを契約していたとします。そうすると高速通信の容量を毎月3GBもらうことができます。この容量を同じ月内に使い果たした時、高速通信ができなくなり低速通信に切り替わることを言います。

■3日間でデータ使用量が3GBを超えた時の帯域制限とは
Aプランのみの条件です。先ほど解説した月毎の契約容量を使い果たさない状態だったとしてもこちらの条件が先にチェックされ、該当していれば速度制限を受けるものです。業界的には「直近3日間の累計使用量」などと呼ばれ、こういった条件による制限は瞬間的なデータ使用量を抑制するものです。

■ユーザー自ら高速通信モードから低速通信モードに切り替える速度制限
これは上記2つの速度制限とは性質が違うもので、ユーザーが任意で制限を解除できるものです。解除方法はmineo(マイネオ)の専用アプリによるものとmineo(マイネオ)ユーザーページからのアクセスによるものの2種類あります。この速度制限のメリットは「低速通信時に使った容量は高速通信の容量を減少させない」ことにあります。文字主体のアプリをメインで使う場合には高速通信でなくとも対応できることが多いのとIP電話でも低速通信で十分な場合もあります。こういった時に率先して低速通信に切り替えておくことで高速通信容量を節約できるのです。

その他、mineo(マイネオ)の帯域制限の特徴

■容量プランによる差はない
回線プランによる帯域制限の条件の差がありましたが、容量プランの差はありません。ユーザーは提供されるデータ容量の違いを気にすることなく契約できます。

■音声通話とデータSIMの違いもない
音声通話SIM・データSIMどちらを契約しても帯域制限の条件の差はありません。

■SIMカードサイズにも影響されない
SIMカードサイズはnano・micro・標準サイズの3つがありますが、どれを選んでも条件は同じです。

低速通信(200kbps)でできること、できないこと

■低速通信でできないこと

・動画視聴
低速通信でできないことの代表例が動画視聴です。200kbpsでは実質不可能と考えておいた方が良いでしょう。具体的なサービス名としてはYoutubeやニコニコ動画などが挙げられます。

・音楽試聴
これも低速通信時では苦手とするサービスです。ファイルサイズが膨大となる動画とは違い、待機時間さえ十分にとることができれば視聴可能です。ただし、ストリーミング再生タイプのものは不得意だと覚えておくと良いかもしれません。iTunesではミュージックストアで試し聴きができますが、この反応速度には期待できなくなります。しかし、音楽購入を行うとダウンロードが始まります。このダウンロードが終わるまで待機すれば視聴可能となります。

・ダウンロードを伴うゲームアプリ
ゲームアプリはインストールが終わっても、ゲーム中に専用ファイルをダウンロードしながらゲームが進行するものがあります。こういったタイプのゲームアプリで遊ぶのはほぼ不可能です。逆に、こういったゲーム進行中にダウンロードを伴わないタイプのゲームアプリであれば低速通信でも利用可能です。

・ファイルサイズが大きなアプリのインストール
数メガバイト程度のアプリであれば低速通信でもインストール可能だと言えますが、数十メガバイトのアプリでは無理があると考えておいた方が無難です。似たようなケースとしてスマホ本体のアップデートも専用ファイルが大きな事が多いので苦手としています。

・クラウドストレージへのアクセス
データの保存をSDカードや本体ではなく、クラウドストレージ経由で行う方も多いかと思われます。しかし、低速通信ではクラウドストレージへのアクセス速度は極端に下がってしまいます。また、クラウドストレージは高速通信が前提のサービスだと思っておいて差し支えないほど速度に依存をしていますので、帯域制限時にはクラウドストレージを利用しない方が良いでしょう。

■低速通信でもできること

・IP電話
対応可能です。ただし、信頼性や音質に影響が出る可能性を覚えておいた方が良いでしょう。

・LINE、Twitter
文字主体の連絡をする際には低速通信でも十分です。しかし、画像なども扱えるため大きな画像を開こうとすると時間がかかってしまいます。

・音声通話
IP電話とは仕組みが違うため、データ通信速度の影響を一切受けません。IP電話と違ってデータ通信速度が速ければ音質が良い設定ができるわけでもないので、メリットの影響も受けないという特徴もあります。

低速通信にならないための対処法

■月々の通信容量を使い果たしてしまう方は容量プランの見直しを
データ量を使い果たしてしまう方は「容量プランを多いものに変更する」「mineo(マイネオ)のパケットギフト・パケットシェアを利用する」「月末であればフリータンクから容量をもらう」などの方法があります。プラン変更以外は無料で対応可能なのも特徴です。他の解決方法としてはパケットチャージ料金を支払い、一時的に利用可能な容量をもらい受ける方法もあります。

■データ使用量を節約する
データ使用量を節約すればするほど、帯域制限を受ける確率も下がります。

■WiFi利用機会を増やす
たとえばアプリのインストールはデータ量を消費しがちです。こういったアクションをWi-Fi接続時にのみ行うことを心がけるだけでもパケット消費量を削減できます。特に自宅に固定のインターネット回線契約をしている方は宅内Wi-Fiの利用を強くおすすめします。

■モバイル通信時は低速通信モードに切り替える
ユーザー自ら低速通信に切り替えておくと高速通信容量を削減することなくインターネットが使えます。速度が遅いと思ったら高速通信に切り替えれば良いのです。多少、手間がかかるイメージですがその分、データ量の節約ができると考えれば安いものです。