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AndroidスマホでLTE電波を掴んでくれないという事象への対処法

Android5.X以降のSIMフリー端末で「通信が不安定」な事象が報告されています

最近、SIMフリー端末でも最新のOS Android5.0を搭載したものが販売されるようになってきました。OSが最新のものもなるのはいいことのようですが、気になることも。どうも一部の端末で「電波を掴んでくれない、なかなか検知してくれない」といった現象が見られるようなのです。実際に「圏外表示になる」とか「どうも通信が不安定だ」という声があります。

具体的には

・圏外表示となり、データ通信ができなくなる

・3G電波を掴んだままになり、LTEをなかなか検知しない。

そんな現象が起きてしまった場合の対処法をご紹介していきます。

 

事象が起こるのは「モバイル通信への切り替え」が行われる時

この現象が起こるのは、「電源を入れた時」や「Wi-Fiをオンからオフに切り替えた時」、「機内モードをオフにした時」となっています。つまり、何らかの形で端末がデータ通信をWi-Fiからモバイル通信へと切り替えた時や、モバイル通信をしない状態から復旧している時に起きているのです。ただ、この現象も全ての端末で起こっている訳ではないので対応が難しいのです。

原因は端末の「APNサーチ」?!

MVNOの格安SIMを導入する際に初期設定としてAPN設定をする際に、キャリアスマホを流用する場合は手動で設定しなければなりませんが、SIMフリースマホは主要なMVNOのAPNがプリセットされている状態になっていて選択するだけで設定が完了するようになっています。ここに今回の現象の原因があるのです。最新のAndroid端末は、モバイル通信を開始する際にAPNリストの上から順に検知していく仕様になっているようで、多くのAPNがプリセットされているSIMフリー端末の場合にリストの下位にあるAPNに行き着くまでに時間がかかってしまうのです。これはリスト上位に自分の契約しているMVNOのAPNがある場合は体感できるほどの時間ではなく、またキャリアスマホの場合はもともとのキャリアAPNと自分が手動で設定したAPNの2個しかないため短時間で電波を検知するため不具合と認識されません。つまり、この現象は「SIMフリースマホ」と「格安SIM」の組み合わせで起こるものなのです。

 

プリセットのAPN設定を削除することで解決する

さて、原因が分かったところで対処方法ですが、APNリストを上から順に検知する動作のために時間がかかっているので、不要なAPNを削除することでこの問題を解決できます。APNの削除方法ですが、初期設定時にもアクセスした「APN設定画面」で削除することが可能です。必要なAPN情報を残し、不要なAPNを選択し削除することで完了です。

また、端末によってはプリセットされているAPNを削除できない仕様になっている場合もあります。その場合は、同じく「APN編集画面」で「MVNOの種類」を「SPN」としてください。これはサービス・プロバイダー・ネームの略でプロバイダー(MVNO)の名前でAPNを判断してくださいという設定です。実は最新のAndroidを搭載したSIMフリースマホは、プログラム内に不具合がありキャリアの回線とMVNOの回線(キャリアから借りている)の区別がつかないようなのです。そのため、先ほどのようにリストの上から順に接続できるかどうかを確認する作業をしてしまいます。今回の対処方法、「SPN」に設定するのは「きちんと名称で区別してください」という設定なのです。

今回ご紹介した対処方法で全て解決するという訳ではありませんが、最悪はモバイル通信開始時にやや時間がかかるというだけでデータ通信が全くできないという訳ではありません。

すでに原因は判明していますので、今後のアップデートを待ちましょう。

不要なAPN設定を削除できない場合の対処法

端末によっては、プリセットされているAPN設定を削除できない端末も存在します。また、先ほどの対処方法で解決できなかったユーザーは以下の方法を試してください。この事象はAPNの設定で「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定してると、不安定になったり繋がらない症状があることも報告されていて、それに対する対処法になります。[設定] → [モバイルネットワーク] → [アクセスポイント名] → [モバイルネットワーク] で対象のAPNを選択し編集画面にします。「APNプロトコル」の項目が「IPv4/IPv6」または「IPv6」になっている場合「IPv4」に変更して保存してください。

最後の方法が、APNの編集画面で「MVNOの種類」を「SPN」に変更することです。[設定] → [モバイルネットワーク] → [アクセスポイント名] → [モバイルネットワーク] で対象のAPNを選択し編集画面にします。「MVNOの種類」の項目を「SPN」に変更します。この「SPN」は「Service Provider Name」の略語です。プロバイダー名からAPNを判断するということになります。

 

なぜ、このような不具合が起こっているのか

先ほど触れたように、今回の事象は「プリセットされたAPN設定をリストの上から順番にサーチしていく」ことで起こっていました。そもそもなぜそんなことを最新のスマホが行っているのでしょうか?どうもAndroid 5.0 / 5.1のシステム内にバグがあり、Android側からするとキャリアのAPNとそのキャリアから回線をレンタルしているMVNOが区別がつかないようなのです。つまりシステム上「ドコモ系MVNO=ドコモ」と勘違いしているため、プリセットされているドコモ系MVNOをリストの上から順番にトライするという挙動をとってしまうのです。「プリセットされている不要なAPN設定を削除する方法」や「プロバイダー名からAPNを判断するように設定」するのはこれに対する対処法です。すでに原因は判明しているようですので、今後のアップデートを待ちましょう。