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MVNOの格安SIMではGPSに問題があるとの噂を検証

MVNOの格安SIMでもGPS機能はきちんと使えます

結論から言うと、MVNOの格安SIMでもGPSが使えなくなる、ということはありません。噂される「MVNOだとGPSの測位に問題があるらしい」ことの真相は「 MVNOの格安SIMでも問題なく使えるが、GPSの測位スピードがやや遅くなる場合がある。その場合でも実際の利用時に支障が出るほどではない」ということです。今回は、この件に関して格安SIMサービス「IIJmio」を提供するIIJ(インターネットイニシアティブ)が2014年10月に正式にレポートしていますので、要約する形でこの問題の原因を見ていきます。技術的なお話が多いので、興味のない方は前述の結論のみでいいと思います。

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スマホのGPSは「無線LAN」「基地局」「GPS衛星」の3つから位置情報を取得している

Android端末の場合、GPSは「無線LAN」「基地局」「GPS衛星」の3つから位置情報を取得しています。無線LAN、基地局ともに、Googleが収集した情報をもとに位置を判断する仕組みのため、MVNOでも問題なく利用できます。とはいえ、正確な位置情報把握にはやはりGPS衛星からの情報が欠かせません。ただし、GPS衛星からの情報取得は仕組み的に時間がかかってしまいます。GPS衛星からの位置情報取得は簡単に言うと、大きく2つのステップがあります。

①衛星からの信号を見つけ、衛星からのメッセージ(衛星の位置や時刻など)を受信する

②衛星からの信号の到達時間から端末の位置情報を計算する

①は時間がかかるものの、一度処理を行えばその情報を再利用することができます。②は毎回処理を行いますが、短時間で実施可能です。

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キャリア端末+MVNOの格安SIMの組み合わせの場合にGPS測位遅延が起こる可能性

①の処理を省略する方法があり、衛星からのメッセージを衛星から直接受けるのではなく、ネットワーク経由であらかじめ情報を取得しておくということが可能です。実はここに「MVNOとGPS問題」の主な原因があるのです。キャリアの端末は、例えばドコモ端末の場合は、ドコモサーバーから衛星情報を取得するようにプログラムされています。一方、SIMフリー端末ではGoogleサーバーに接続するように設定されているのです。これらにMVNOの格安SIMを挿入して使用するとどんなことが起きるかというと。

A.キャリアスマホにMVNOの格安SIMを挿入

GPS衛星の情報を取得するためドコモサーバーへ接続しようとするが、MVNOのため接続できない。本来の方法でGPS衛星からの信号をサーチするため、処理に時間がかかる。

B.SIMフリースマホにMVNOの格安SIMを挿入

GPS衛星の情報取得はGoogleサーバーから行うため、問題なく①の処理をショートカットでき、②の処理を実施できる。

キャリア端末とMVNOの組み合わせの際にこの問題が起きるのですが、全てのキャリア端末で起こるかというとそうでもなく端末自体にキャリアのネットワークに依存せずショートカットできる仕組みが実装されている場合にはこの問題は起きません。iPhoneの場合は、これにあたりネットワークに依存しない機能を搭載していますのでMVNOの格安SIMでも問題は起きません。キャリア版Android端末+MVNO格安SIMでGPS測位の遅さがどうしても気になる場合は、接続先のサーバー名を強制的に書き換える方法もありますが、GPSチップ自体にサーバー名が登録されている場合もあり、より問題が複雑になる可能性もあります。

また、時間がかかると言っても通常電源を入れっぱなしにしているスマホなら常に①の処理をしている状態にありますので、実際の使用時に遅延を感じることはありませんので、ご心配なく。