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OCNモバイルONEはバースト転送機能が利用できる!評判やメリットを解説

OCNモバイルONEにはバースト転送機能はあるの?

まず結論から先にいうと、NTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEでは、バースト転送機能が提供されています。

バースト転送機能とは速度制限が行われた際に役立つ機能。モバイル通信で契約のデータ容量を消費しきった際などに速度制限が行われ低速な通信になることはよく知られています。低速通信の状態では、ちょっと画像が多く掲載された程度のホームページを開くのにすら時間がかかるようになり、快適にインターネットを楽しむことができません。しかしバースト転送機能があると、通信が開始されてから一定の通信量が消費されるまでの間だけは、速度制限にかかる前と同様の高速通信が利用できます。

OCNモバイルONEの速度制限時の最大通信速度は200Kbpsですが、バースト転送機能によって速度制限に抵触したときも通信開始から150KB分だけ高速通信(最大通信速度 262.5Mbps)を行います。なおバースト転送機能は、OCNモバイルONEのデータ通信専用SIM・音声通話SIMいずれを契約した場合でも有効です。

▽OCNモバイルONEでのバースト転送機能の使い方は?

バースト転送機能の利用にあたって、特に設定は必要ありません。速度制限が行われて低速通信のモードになると自動的にバースト転送機能がオンになります。意識しないでも使えるのは便利ですね。

▽バースト転送機能を利用するのに追加料金は必要?

バースト転送機能は基本料金内で提供される機能の1つ。オプションの付与など必要なく無料で利用可能です。

バースト転送機能のメリット

バースト転送機能のメリットは、何といっても速度制限が行われた低速通信時にも、さまざまなシーンで高速通信時と同様に快適にインターネットが使えること。実際にどのくらい快適になるのか知るため、1つ参考までにダウンロードにかかる時間のシミュレーションをしてみましょう。仮に高速通信時の通信速度を5Mbps、低速通信時の通信速度を200Kbpsとします。

▽各条件でダウンロードにかかるおおよその時間

  150KBの
ファイル
200KBの
ファイル
300KBの
ファイル
500KBの
ファイル
1MBの
ファイル
通信速度5Mbpsの場合
(高速通信)
約0.2秒 約0.3秒 約0.5秒 約0.8秒 約1.6秒
通信速度200Kbpsの場合
(低速通信)
※バースト転送機能あり
約0.2秒 約2.2秒 約6.2秒 約14.2秒 約34.2秒
通信速度200Kbpsの場合
(低速通信)
※バースト転送機能なし
約6秒 約8秒 約12秒 約20秒 約41秒

 

このデータを基に、ホームページを閲覧するときにどんな影響があるか考えてみます。

ホームページの容量はページによりけり。またパソコン用のホームページと比較してスマートフォン用のホームページの方が、容量が少ないのが一般的です。

画像が数枚程度のホームページやスマートフォン用のページ、Amazonなどのショッピングサイトが1ページ500KBもの容量になることはそれほどありませんから、それより小さな容量のホームページの参照だとバースト転送機能あり・なしの差は大きいですね。表示に3秒かかるホームページは、表示される前に見るのをあきらめてしてしまうユーザーが半分以上いるという調査データを見たことがありますが、10秒以上かかると参照するのにストレスになることは間違いないでしょう。表にある通り、バースト転送のあり・なしで表示にかかる時間の差は数倍以上にもなることがあります。

ホームページに限らず、TwitterやFacebookのようなSNS、容量の軽い低画質な動画を参照する際など、バースト転送機能がその効果を発揮するシーンは多いです。スマートフォンなどでインターネットをよく使い速度制限に抵触することが多いユーザーにとっては、バースト転送があることはOCNモバイルONEをえらぶ大きなメリットであることは間違いないですね。

▽ターボ機能もバースト転送機能のおかげでさらに便利に

ターボ機能とは、低速通信に切り替えることで契約したデータ容量を節約できる設定のことです。ターボ機能を使い高速通信をオフにしている間の通信は、契約のデータ容量にカウントされません。データ容量の残りが少なくなった月末近くなど、本当に必要なときに高速通信ができる容量をとっておきたい際などに便利な機能です。

OCNモバイルONEではターボ機能があり、ターボ機能を使い高速通信をオフにした際も、もちろんバースト転送機能が有効。軽量なホームページの参照などであれば、バースト転送機能がない場合と比較するとずっと快適にネットサーフィンができるでしょう。バースト転送機能によってターボ機能がさらに有効に使えるようになり、データ容量の節約がしやすくなります。

▽バースト転送機能にデメリットってある?

バースト転送機能は無料で使えますし設定も不要。この機能があることでインターネットの利用が不便になるということもありませんし、契約のデータ容量を消費してしまうといったこともありません。デメリットは特にないので安心して下さい。

バースト転送機能があっても利用が厳しいものは?

繰り返しになりますが、容量の軽いホームページの閲覧やSNSの利用程度なら、バースト転送機能の効果は大きいと考えられます。

たいして有名な歌手やバンドのホームページ、有名な自動車メーカーのサイトなどの中には、FLASHなどを使った1MBを超えるページも多々あり、そのぐらいの容量になるとバースト転送があってもなくてもそれほど体感に差はないと想定されます。上記シミュレーションでは、「バースト転送機能あり」の場合で1MBのファイルのダウンロードにかかる時間は約34.2秒、「バースト転送機能なし」の場合は約41秒。

よほど見たい気持ちがないと、30秒以上も表示にかかるページは見ませんよね。ブロードバンドという言葉さえ死後になりつつくらい当たり前になった今の時代に、ページを開くごとに数十秒かかってしまっては、とてもネットサーフィンする気にはなりません。

またホームページの参照以外にも、データ容量が500KBを超えるような以下通信もバースト転送機能の有り無しで差はほとんどないでしょう。

▽時間がかかってしまうもの

・スマートフォンで撮影した写真などファイルの送受信

・スマートフォンアプリのダウンロード

▽動作が停止するなどして快適に行えないと考えられるもの

・標準画質以上の動画の鑑賞

 ※HuluやNetflix、Amazonビデオ、Gyaoなど多くの動画サイトが該当

・LINE・Skypeなどでのビデオ通話

・動画が多く使われているような一部オンラインゲームのプレイ

バースト転送機能は確かに便利ではあります。ただ注意しなくてはならないのは、あくまで低速通信を助ける一種の補助機能のようなものであるということです。バースト転送機能があるからといって、高速通信にかなうわけではありません。「自転車に電動の補助をつけたとしてもバイクや車にはかなわない」と例えるとわかりやすいでしょうか。

バースト転送機能があってもなくても快適に利用できるものは?

インターネットの中には、もともと高速通信を必要としないもの(低速通信で十分なもの)も多くあります。以下にあげる通信は、速度制限時の通信速度が最大200Kbpsであればバースト転送機能ありなしで使い勝手や体感に差はでないでしょう。

・LINEでのテキストメッセージ送受信

・LINE・Skypeでの音声通話

・添付なしのメール送受信

・パズルゲームなど高画質な動画を採用しない多くのオンラインゲーム

 ※ポケモンGOも含む

・radikoでラジオを番組をきくこと

このほか、テキストがほとんどのGoogle検索(画像検索除く)やニュースサイトなどを閲覧する際も、差はないと考えられます。

OCNモバイルONEのバースト転送機能の評判

Twitterなどのユーザーの口コミを見る限り、OCNモバイルONEのバースト転送機能の評判は上々で悪い評価は見当たりません。特にモバイル通信を頻繁に使って速度制限に抵触することの多いユーザーはバースト転送機能を歓迎しており、この機能があるためにOCNモバイルをえらんだという声も見受けられます。また、実際にOCNモバイルONEを使っているユーザーの声の中には「低速通信時にもそこそこ速くて使いやすい」といったものもありました。

またバースト転送機能で高速通信が使える150KBという容量についても、OCNモバイルONEにはアドバンテージがあり、その点を評価するユーザーの声もあります。たとえば、楽天モバイルやIIJmioも同様の機能を提供していますが、高速通信が可能な容量はOCNモバイルONEの半分の75KB。これらの格安SIMサービスと比較すると、低速通信時のインターネット利用は、OCNモバイルONEの方が快適といえます。

ちなみに私自身もバースト転送機能の恩恵を感じているOCNモバイルONEのユーザーの1人です。低速通信下でも、スマートフォン用なら大抵のホームページがストレスなくさくさく鑑賞できることに最初は驚いたものでした。ターボ機能を組み合わせて、あえて高速通信をオフにしてデータ容量を節約することもあります。

OCNモバイルONEの他にバースト転送機能のあるMVNOは?

OCNモバイルONE以外にもバースト転送機能が使えるMVNO・格安SIMサービスはあります。ただその呼び方やMVNOやサービスによって違います。たとえばDMMモバイルでは「バースト機能」と呼び、楽天モバイルでは「初速バースト」と呼んでいますが、いずれも同じ機能。

格安SIMサービスで「バースト〇〇」とか「〇〇バースト」という機能名があれば、ほぼ同じ機能と考えて間違いないでしょう。いろいろな呼び名が混じっても分かりにくいので、ここではOCNモバイルONEの呼称である「バースト転送機能」に統一して表記します。

またMVNO・格安SIMサービスによってはそもそもバースト転送機能の有無を公開していないこともあります。バースト転送機能を提供している旨をアナウンスしているMVNO・格安SIMサービスは以下です。

※記載する料金プランは2017年3月時点のもの

・IIJmio

IIJ(インターネットイニシアティブ)による格安SIMサービス。他社と比較するとプラン設定がシンプルで、3GB/月・6GB/月・10GB/月のみ。バースト転送機能は通信開始から75KB消費するまで有効。

・mineo(マイネオ)

関西電力系のMVNO「ケイ・オプティコム」による格安SIMサービス。ドコモ・auいずれかの回線をえらべる。料金プランは500MB/月・1GB/月・3GB/月・6GB/月・10GB/月・20GB/月・30GB/月。バースト転送機能が有効な通信量は公開していない。

・楽天モバイル

楽天による格安SIMサービス。最大200Kbpsの安価な料金プラン「ベーシックプラン」の他、3.1GB/月・5GB/月・10GB/月・20GB/月・30GB/月のプランを提供。バースト転送機能は通信開始から75KB消費するまで有効。

・DMMモバイル

DMMによる格安SIMサービス。他サービスと比較して料金プランが豊富。最大200Kbpsの安価な料金プラン「ライトプラン」の他、1GB/月・2GB/月・3GB/月・5GB/月・7GB/月・8GB/月・10GB/月・15GB/月・20GB/月。バースト転送機能が有効な通信量は公開していない。

・NifMo

実績ある老舗プロバイダ「nifty」による格安SIMサービス。2016年にはオリコンによる顧客満足度ランキング「MVNO スマホ」部門で2年連続の1位獲得。料金プランは3GB/月・7GB/月・13GB/月の3種類。バースト転送機能は通信開始から150KB消費するまで有効。

・exciteモバイル

検索サイトなどを運営するエキサイトによる格安SIMサービス。他社のような定額プランの他、最大15GBまでのデータ容量の消費量によって料金がかわる「最適料金プラン」を提供。(最大200Kbpsの低速通信のみのコースもあり)定額プランは1GB/月・2GB/月・3GB/月・9GB/月・20GB/月・30GB/月・40GB/月・50GB/月まで細かく用意。バースト転送機能が有効な通信量は公開していない。

▽バースト機能に関連したOCNモバイルONEのメリット

他社・他サービスと比較すると、OCNモバイルONEの料金プラン設計が多彩で個性的。110MB/日・170MB/日といった日次コースが他社のような月次のコースの他に用意されています。月次のコースについても3GB/月・6GB/月・10GB/月・20GB/月・30GB/月の5種類を用意。また他社では200Kbpsの通信に限定したプランが存在しますが、OCNモバイルONEでは500Kbpsに限定することを前提とした上で月次の容量が15GB/月というコースもあります。

他社のような月次のデータ容量により速度制限に抵触するプランと比較すると、OCNモバイルONEの日次コースは速度制限が行われるか否かが日によって変わるため頻繁に速度制限が行われる可能性が高くなります。そのため日次コースを選択した場合は、バースト転送機能の恩恵も受けやすくなるといえるでしょう。

また上にも述べたように、通信開始してから高速通信が使える容量が150KBでありNifMoと並んで他社の倍。バースト転送機能においてこの差は大きいです。たとえばヤフーのトップページは200KB程度ですが、上述のシミュレーションと同様の計算をすると高速通信が使える容量が75KBの場合はダウンロードにかかる時間は約5.2秒。一方150KBなら約2.2秒と半分以下になります。この差は、ネットサーフィンをする快適さを比べる上では大きいですね。