楽天モバイルの格安SIMをガラケーに挿したら「格安ガラケー」になるのか?

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楽天モバイルの格安SIMをガラケーに挿したら「格安ガラケー」になるのか?

楽天モバイルでガラケー

ガラケーに楽天モバイルの格安SIMを挿入したらどうなる?

格安な料金プランだけでなく、セット端末にも力を入れている「楽天モバイル」ですが、ラインナップにガラケーらしきものはありません。スマホやタブレット、ルーターといった商品が並んでいます。結論から言うと、楽天モバイルの格安SIMでガラケーを運用することはできません。使用できないとはいっても、条件つきで一部機能を使うことはできます。ただ、一部機能を使うために無駄な費用が発生するという意味で合理性がないため、「使用できない」という結論にしています。そのあたりを詳しく見ていきましょう。

※2017年4月現在、楽天モバイルではガラケーの端末セット SHARP AQUOSケータイ SH-N01という機種を販売しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。

楽天モバイルはドコモ回線を利用するMVNOですが、ドコモのガラケーに楽天モバイルのSIMを挿したらどうなるのでしょうか。

この場合、通話とSMS(ショートメッセージサービス)は使うことができます。つまり、電話回線部分は利用可能であるということ。では、インターネット接続やメールといったデータ通信部分はどうかというと使用できません。電話回線はドコモと共有のため、使用できるのですが、データ通信は楽天モバイルをはじめとするMVNOは回線はキャリア(楽天モバイルはドコモ)と共有ですが「接続設備」は自社のものを使っています。ネット接続の際には、決められた接続設備を通じてデータ通信を行うことになります。つまり、楽天モバイルの場合は「楽天モバイルの接続設備」を使用してネット接続をしなければならないのですが、ドコモのガラケーは「ドコモの接続設備」を使用する設定になっているのです。

このように、接続設備を指定する設定のことをAPN(アクセス・ポイント・ネーム)設定といい、スマホの場合は自由に設定を変えることができるようになっています。ところが、ガラケーの場合は接続設定が固定となっていて変更できない仕様なのです。そのため、ドコモのガラケーに楽天モバイルの格安SIMという組み合わせでは、端末自体はドコモの接続設備に接続しようとして動作し、エラーになってしまうという訳です。その他のキャリアガラケー(ソフトバンクやau)に楽天モバイルのSIMを挿したらどうなるかというと、電話回線すら互換性がありませんので、何もできません。

最近少し話題になりつつある「SIMフリーガラケー」ならどうかということですが、SIMフリーガラケーはそもそもデータ通信をする仕様になっていないため、さきほどのドコモガラケーと同じ状態になります。つまり通話とSMSはできるが、ネット接続やメールは使用できないということなのです。

「ガラケー+楽天モバイル」の料金プランを検証

通話とSMSだけ使用できれば十分だからガラケー(ドコモ・SIMフリー)に楽天モバイルのSIMで使用したいという方のために、料金プランを検証してみましょう。先ほども解説した通り、ガラケーに格安SIMでは、データ通信ができないということなのですが、楽天モバイルにはデータ通信しない仕様のSIMプランはありません。どのプランを選んでもデータ通信分が無駄になってしまうということです。では、データ通信部分の負担をなるべく軽くしてとなると、「通話SIM」の「ベーシックプラン」を選ぶことになります。料金は月額1,250円。通話料金は別途20円/30秒がかかりますが、待ち受け専用と考えれば、現実的かも知れません。

では、キャリアのプランはどうなのか見てみましょう。ドコモの場合は、データ通信なしのガラケー向けプランで月額は2,200円。ただし、こちらは「国内通話がかけ放題」です。

日本人の平均的な月間通話時間は約1時間と言われていますが、楽天モバイルの通話料金20円/30秒で計算すると通話料金は2,400円が必要となり、月額使用料金1,250円を加えて3,650円となります。どうやら、ガラケーだとキャリア契約の方がメリットがありそうです。

ガラケー向けの格安SIMプランはないの?

楽天モバイルにはこだわらず、ガラケー向けの格安SIMを探したいというニーズに応えるべく調べてみました。

まずは、「発売即日完売」で話題となったFREETELのSIMフリーガラケー「Simple」のプランを見てみましょう。このプランは「Simple」専用プランとなっているため、SIMのみを購入するということはできません。プラン内容は「通話とSMSのみ」。端末代金は5,980円ですが、月額使用料は899円。通話料金は別途となり、20円/30秒です。先ほどの1時間通話換算なら、2,400円が加わりますので、月額料金は3,299円。やはりキャリア契約の方がメリットがありそうです。ただ、楽天モバイルの場合でもお話ししたように「待ち受け専用」なら、かなりの料金メリットがあります。「最安運用」という視点ならオススメのプランです。ただ、残念なことに即日完売以降、現在もまだ販売が再開されていません。

また、MVNOの老舗「日本通信」も「b-mobile」ブランドでガラケー向けのSIMを提供しています。「携帯電話SIM」というプランで、無料通話分がついてくるのが特徴です。3つのプランが用意されているのですが、最安プランは1,290円で30分間の無料通話がついています。先ほどの1時間通話をカバーしようと考えると、2,290円のプランがあり、75分間の無料通話がついています。ただ、このプランでもキャリアのプランを超えるメリットはありません。

ガラケーなら、素直にキャリア契約を選択した方が良さそうです。