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楽天モバイル「コミコミプラン」の特徴と申し込み時の注意点について

楽天モバイルのコミコミプランってどんなプラン?

格安SIMを利用したいと思ったら、どのMVNOにするかを決めるだけではなく、そのMVNO内でも「どのプランを選ぶのか?」ということも重要になります。選んだプランをずっと使い続ける、少なくとも数年単位で使い続けることになると思われるのですから、自分に合った最適なプランを選ばなければなりません。

楽天モバイルのセット販売専用プラン「コミコミプラン」

楽天スーパーポイントを貯めることができることで有名な「楽天モバイル」では、スマートフォンのセット販売を基本とした「コミコミプラン」と呼ばれるプランが提供されています。全てのスマホユーザーにとってメリットが有るというわけではありませんが、「スマートフォンを購入したい」+「ある程度、スマホで音声通話を利用したい」というユーザーであれば、安い料金でこれを利用することができます。

  • コミコミプランの特徴①「音声通話プランである」

まず、コミコミプランは「音声通話SIMのプランである」という特徴があります。格安SIMは、「音声通話SIM」と「データ通信専用SIM」の2種類があり、後者は基本料金が安い代わりに通常の音声通話は利用できず、IP電話サービスを利用しないとスマートフォンで音声のやりとりができません。

コミコミプランの場合、4種類のプランすべてが、音声通話SIMを利用するプランになります。そのため、必然的にこのプランは「スマートフォンで通常の音声通話を利用したい人」だけメリットが有るということになります。

  • コミコミプランの特徴②「1回5分の通話を無料にできる」

次に、コミコミプランは音声通話を利用する際に「1回5分までの音声通話を無料にすることができる」という特徴があります。これによってスマートフォンによる通話料を大幅に削減することができ、通信費を大きく減らすことができるのです。

楽天モバイルにはいくつかのオプションサービスが用意されているのですが、その中に「楽天でんわ5分かけ放題」というサービスがあります。このサービスは、1回5分までの通話に限り、通話料を無料にして通話を利用することができるサービスなのです。コミコミプランには、4種類すべてのプランにおいてこのサービスが標準付帯されています。通話料を抑えたいという人にとってメリットが大きなプランとなっています。

  • コミコミプランの特徴③「スマートフォンをセットで購入する」

最後に、コミコミプランはSIMカードとスマートフォンのセット購入を基本としたプランであり、その分割代金は月額料金に含まれているプランであるというポイントです。表示されている月額料金に端末の分割代金を加味して考えなくて良いので、大きな負担増になることを避けられます。

コミコミプランは4種類あって、それぞれ「セットで購入する端末」の種類が異なります。ただし、同じプランで購入できる端末の「本来の分割代金」は端末ごとに異なりますが、同じプランであれば同じ料金で利用することができます。例えば、「コミコミプランS」は1年目の月額料金は1,880円で、利用できる端末は「ZenFoneGO」「ZenFone2Laser」「ZTE BLADE E01」の3種類がありますが、本来の通常の分割代金はそれぞれ891円、1,251円、576円です。これだけ金額が異なりますが、コミコミプランの場合はどの端末でも同じ月額料金で利用することができます。本来の分割代金が高額な端末であるほどに、お得感があります。

このように、コミコミプランは「SIMカードの月額料金」「通話定額オプション」「端末の分割代金」がコミコミになったプランです。

コミコミプランだとどのくらいお得になるの?

コミコミになったとは言え、その実態がわからなければ「コミコミプランって、本当にお得なの?」という疑問が浮かんでしまいます。では、コミコミプランは本当に安いプランになるのか、それぞれ検証してみたいと思います。

コミコミプランSの検証

まずは、コミコミプランの中で最も料金が安い「コミコミプランS」について検証してみたいと思います。

  • コミコミプランSで利用できる端末

コミコミプランSで利用することができる端末は、前述の通り「ZenFoneGO」「ZenFone2Laser」「ZTE BLADE M01」の3種類です。どの端末を選択しても、1年目の月額料金は1,880円、2年目は2,980円、3年目以降は2,446円での利用になります。

  • 1年目・2年目・3年目以降の試算
  コミコミ
プランS
ZenFoneGO ZenFone2Laser ZTE BLADE M01
月額料金
(1年目)
1,880円 基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金891円
●合計3,341円
基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,251円
●合計3,701円
基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金576円
●合計3,026円
月額料金
(2年目)
2,980円 3,341円 3,701円 3,026円
月額料金
(3年目)
2,446円 2,450円 2,450円 2,450円

 

コミコミプランSのデータ通信容量は2GBですが、通常プランに2GBのプランが存在しないので、通常プランの比較対象は3.1GB(音声通話SIMで1,600円+通話定額850円)としています。

コミコミプランは、1年目の月額料金がどのプランでも約1,000円割引されているという特徴があります。そのため、端末の分割台も含まれている1年目の料金の差は非常に大きく、少なくとも1,000円、大きいものでは2,000円近い金額をコミコミプランで節約することができます。

2年目になると、コミコミプランの1年目の割引が無くなってしまうので、金額の差はそこまで大きなものとはなっていません。ですが、どの端末とのセット販売と比較しても、コミコミプランの方が安い料金設定になっています。3年目以降はほぼ違いはありません。

コミコミプランMの検証

次は「コミコミプランM」について検証してみます。このプランはデータ通信容量はコミコミプランSと同じ2GBなのですが、利用できる端末がコミコミプランSと異なります。

  • コミコミプランMで利用できる端末

コミコミプランMで利用することができる端末は「SHARP AQUOS SH-M04」「SHARP AQUOS SH-RM02」「HUAWEI P9 lite」の3種類です。それ以外の部分はコミコミプランSと同じですが、月額料金は1年目が2,480円、2年目が3,480円、3年目以降は2,230円での利用となります。

  • 1年目・2年目・3年目以降の試算
  コミコミ
プランM
AQUOS SH-M04 AQUOS SH-RM02 HUAWEI P9 lite
月額料金
(1年目)
2,480円 基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,341円
●合計3,791円
基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,791円
●合計4,241円
基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,349円
(初月1,352円)
●合計3,799円
月額料金
(2年目)
3,480円 3,791円 4,241円 3,799円
月額料金
(3年目)
2,230円 2,450円 2,450円 2,450円

 

こちらも3,1GBの通常プランと比較しての検証となります。こちらの場合でも、1年目は割引が適用されているため、最大で2,000円弱の価格差が生じています。2年目に関しても最低で300円ほど安く利用できますし、お得なプランであると言えます。

また、コミコミプランMはコミコミプランSよりも3年目以降の月額料金が200円安く設定されています。3年目以降は端末の分割代金を考慮しなくて良いため、基本料金と通話定額のオプションサービスの面ではコミコミプランSと同じ条件になります。にも関わらず、コミコミプランMは3年目以降の料金が安く設定されており、通常プランよりも永続的に安い料金で利用できるという計算になります。楽天モバイルを末永く利用したいという場合にお得なプランであると言えます。

コミコミプランLの検証

次は「コミコミプランL」の検証です。このプランと「コミコミプランLL」は、毎月のデータ通信容量が2倍の4GBに設定されています。ただ、こちらも通常プランには同じ容量のプランが無いので、最も近い3.1GBのプランと比較することになります。

  • コミコミプランLで利用できる端末

コミコミプランLでは、「FUJITSU arrows M03」「ASUS ZenFone3」の2種類の端末を購入することができます。前述の通り、データ通信容量は4GB、通話定額は上記2種類のプランと同じ月額850円のオプションサービスが付帯し、端末の分割代金と合わせて1年目は2,980円、2年目は3,980円、3年目以降は2,613円で利用することができます。

  • 1年目・2年目・3年目以降の試算
  コミコミ
プランL
arrows M03 ZenFone3
月額料金
(1年目)
2,980円 基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,476円
●合計3,926円
基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,791円
●合計4,241円
月額料金
(2年目)
3,980円 3,926円 4,241円
月額料金
(3年目)
2,613円 2,450円 2,450円

 

コミコミプランLの場合、今までとは若干ですが様相が異なります。利用できる端末が2種類であることと、「arrowsM03」の通常の分割代金がそこまで高くなく、コミコミプランMで利用できる端末とほぼ同レベルの価格水準となります。基本料金はコミコミプランMと比較して2年目まで500円アップであり、割安感はそこまで感じられません。

しかし、データ通信容量で見てみると、コミコミプランLとコミコミプランMでは2倍の差が生じます。コミコミプランMの場合は月間2GBまで、コミコミプランLの場合は4GBまで利用することができます。楽天モバイルの3.1GBプランと5GBプランの価格差は550円であり、これを考慮するとそこまで割高でも無いということがわかります。

3年目以降の月額料金に関しても通常のプランは3.1GB、コミコミプランLの場合は4GBなので、その点を考慮すれば163円の差も問題とは感じないことでしょう。利用できる端末は今のところ2種類だけですが、今後は楽天モバイルの端末のラインナップが変化するに従ってこれも変動する可能性もあります。狙っていた端末がこれに含まれたら、申し込んでみるのも良いのではないかと思います。

コミコミプランLLの検証

最後は「コミコミプランLL」です。新しくできたプランであり、利用できる端末も1種類だけとなっています。

  • コミコミプランLLで利用できる端末

コミコミプランLLで利用することができる端末は「HUAWEI honor8」だけです。毎月4GBの容量で、月額料金は1年目3,480円、2年目4,480円、3年目以降は2,696円での利用となります。

  • 1年目・2年目・3年目以降の試算
  コミコミ
プランLL
HUAWEI honor8
月額料金
(1年目)
3,480円 基本料金1,600円
通話定額850円
端末代金1,926円
●合計4,376円
月額料金
(2年目)
4,480円 4,376円
月額料金
(3年目)
2,696円 2,450円

 

このプランはコミコミプランの中で最も月額料金が高く設定されているプランです。利用できる端末「HUAWEI honor8」は楽天モバイルで購入できる端末の中でも比較的その分割代金が高い部類であり、通常プランで利用する場合はそれなりに高い料金を支払うことになります。

しかしながら、コミコミプランLLもそれなりに高い月額料金が設定されており、1年目は割引もあって通常よりも1,000円ほど安く利用できますが、2年目と3年目以降は通常よりも高い料金設定がなされています。ただし、これは1GBほど多いことによって十分に取り返すことができるレベルです。

ですが、一つ気になるポイントとしては、3年目以降は既に端末の分割代金を支払い終えており、4GBのデータ通信容量と通話定額サービスが全く同じ「コミコミプランL」よりも80円ほど高い料金設定になっています。そこまで大きな金額では無いとは言え、3年目以降は実質的に全く同じプランになるのに、割高な料金設定がなされているというポイントは十分に考慮する必要があります。

コミコミプランの申し込み方法

コミコミプランの申し込み方法は、「コミコミプランのページから申し込みを行う」ということが唯一のポイントです。通常の申込画面からは申し込みができませんので注意しましょう。

それぞれのプランに対応した端末について調べて、どのプランに申し込むかを決めましょう。その後、各プランの紹介部分の下部にある「コミコミプラン◯を 申し込む」という赤いボタンをクリックして、申し込みページに移動します。その後は、表示される画面の指示に従って、利用したい端末などを選択し、申し込み手続きを進めていきます。

コミコミプランを申し込む際の注意点

最後に、楽天モバイルのコミコミプランを申し込むにあたって、事前に知っておかなければならないポイントについて解説していきます。

最低利用期間が24ヶ月間

まず、コミコミプランは「24ヶ月間の最低利用期間」が設定されているというポイントです。これにより、短期間で解約した際のコストが大きくなります。長期的に見て、楽天モバイルとコミコミプランに魅力を感じる人でなければ、予想外の高額なコストを支払う事になりかねません。

格安SIMの音声通話SIMプランには、MVNOが設定した「最低利用期間」があります。これは大手キャリアの「契約期間」とは異なり、その期間が経過すればあとはタイミングを見計らうこと無く、解約手数料を支払うこと無く解約することができます。ですが、楽天モバイルのコミコミプランには、他社よりも長めの最低利用期間が設定されています。

そもそも、楽天モバイルの通常プランの音声通話SIMには、12ヶ月の最低利用期間が設定されています。その期間中の解約には、9800円の解約手数料が必要になります。それに対して、コミコミプランの場合は24ヶ月間の最低利用期間と、期間中の解約に対しては12,000円の高額な解約手数料がかかります。

さらに、24ヶ月以内の解約ということは、セットで購入した端末の分割代金も支払い終わっていないことになりますから、その残債の支払も必要になってしまいます。結果、12,000円よりも高額なコストを支払うことになってしまうのです。つまり、コミコミプランを利用するにあたっては、2年間はこのプランを使い続けなければならないということになります。端末に不満がある場合は別途、楽天モバイルを利用することができる端末を用意することもできますが、それにもコストがかかることを考慮しなければなりません。

端末の割引キャンペーン等は反映されない

また、端末に関しては「通常のキャンペーンが考慮されない」という点が挙げられます。コミコミプランを利用するにあたって最も大きなデメリットになりやすいです。それというのも、コミコミプランがお得であることの理由の一つが、キャンペーンの存在によって損なわれる可能性が大きいからです。

そもそも、コミコミプランが安く感じるのは、「月額料金」「通話定額オプション」「端末の分割代金」が合わさっているからこそ、安いのです。「コミコミプランS・コミコミプランM」と「コミコミプランL・コミコミプランLL」は、それぞれデータ通信容量は同じ2GB・4GBで、オプションの内容も同じです。これに、それぞれの端末の分割代金の違いによってプランが4種類に分かれており、つまり端末の分割代金の大きさがそれぞれのプランの重要なポイントになるのです。

例えば、コミコミプランSを例に挙げて解説してみましょう。このプランは3.1GBの音声通話の月額料金1,600円と通話定額のオプションサービスの850円を合計した2,450円を基本として、これに端末の分割代金が24ヶ月間発生します。実際は2GBなので計算もずれてしまいますが、通常プランに2GBも4GBも存在しないので単純な比較ができないのです。この点はご了承ください。2,450円+αの金額を、1年目は1,880円、2年目は2,980円、3年目以降は2,446円で利用できることになります。3年目以降は毎月若干ですが安くなりますが、ほとんど変わらないと言えます。

さて、コミコミプランSの対象となる端末の通常の分割代金は既に説明していますが、これはあくまでも「通常の分割代金」です。これと相反する存在が「キャンペーン」です。キャンペーンにより、端末の分割代金が大幅に割引されることが多く、これを考慮するとコミコミプランの価格バランスが大きく変化するのです。

コミコミプランSで選べる端末は、キャンペーンによって毎月40円前後の金額まで割引されることもあります。そうなると、通常プランでこれを利用するとなると、毎月2,500円前後の料金でこれを利用できる計算になります。これと比較すると、1年目は割引によって安くなるのですが、2年目は割高なプランになってしまいます。なんなら、安い端末は一括で購入することも視野にいれることができます(分割する場合、一括購入よりも総額が高くなる可能性が高いから)。

この点は、「キャンペーンによってどの端末がどれだけ安くなるか?」ということが重要になります。コミコミプランの場合、そのプランに含まれる端末同士であればどれでも同じ料金で利用できます。通常プランで申し込む場合だと端末ごとに料金が異なり、月額料金に差が生じます。利用したい端末によっては、キャンペーンを利用できる通常プランの方がお得になる可能性もあります。加えて、前述の「最低利用期間の違い」も、場合によっては重くのしかかる事になりかねません。

初月の月額料金も通常通り発生する

次に、「初月の月額料金」についても、通常通り支払う必要があるというポイントです。楽天モバイルは、通常プランであれば初月の月額料金は無料になるサービスがあります。しかし、コミコミプランの場合は初月の月額料金も支払う必要があります。

1回の通話で5分を超過した部分に関しては料金がかかる

最後に、5分間かけ放題のオプションサービスの対象外となる「5分を超えた通話」に関しては料金が発生し、これはコミコミプランの月額料金とは別に請求されることになります。1回の通話時間が長くなる使い方をする場合、想定したとおりの月額料金にはならない点に注意しなければなりません。

コミコミプランに含まれている通話定額サービスは「1回の通話で5分まで」という制限が設けられています。そのため、5分を超えた部分に関しては、楽天でんわの通話料のレートである30秒10円のレートで計算が行われます。この金額は、コミコミプランの料金に含まれない計算になるので、5分を超過する部分が大きいユーザーほど毎月の月額料金が高くなってしまうのです。

もっとも、これはコミコミプランそのものの注意点ではなく、「楽天でんわ5分かけ放題」の注意点であるという点は考慮する必要があります。そのため、通常プランにオプションサービスを付帯させても同様のポイントに注意しなければならないという点は同じです。コミコミプランだから注意しなければならないというポイントでは無いということは覚えておきましょう。