トーンモバイルの高速チケットの仕様から活用法まで総合解説

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トーンモバイルの高速チケットの仕様から活用法まで総合解説

トーンモバイルの高速チケットとは?

高速チケットの説明の前にトーンモバイルの速度事情を簡単におさらいしてみましょう。トーンモバイルは平常時に500-600kbpsの通信速度が出るとされています。これは他のMVNOと比べると速い部類とは言えません。いくつかのMVNOの通信速度と合わせて比較用の表を作成してみました。

  • 最大通信速度比較表
MVNO名 料金プラン名 最大速度(理論値)
トーンモバイル 基本プラン 500-600kbps
OCNモバイルONE 500kbpsコース以外の全てのプラン 262.5Mbps
500kbpsコース 500kbps
IIJmio 全てのプラン 下り最大300Mbps
上り最大50Mbps
Nifmo 全てのプラン 下り最大262.5Mbps
上り最大50Mbps
楽天モバイル ベーシックプラン以外の全プラン 下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
ベーシックプラン 200kbps

※LTE回線が利用できることを前提とした最大速度を掲載しています。3Gエリアの最大速度を示すものではありません

参考までにM(メガ)はk(キロ)の1,000倍です。例を挙げますと、楽天モバイルの下り最大225Mbpsとトーンモバイルの500-600kbps(比較数値として600kbpsを採用します)では一見するとトーンモバイルの数値が大きいように思えます。しかし、単位を揃えてみてみるとトーンモバイルが最大速度で大きく差を付けられていることが分かります。トーンモバイルの600kbpsをメガバイト表記に直すと0.6Mbpsになります。楽天モバイルの速度「225Mbps」と比較すると375倍の速度差があります。

  • 高速チケットとは?

トーンモバイルの平常時の通信速度は他社と比べると速くないことがお分かりいただけたかと思います。高速チケットとは、チケット使用中は一時的にデータ通信速度を引き上げてくれるものです。詳細な仕様は下記の通りになります。

  • 1GB/300円の定額従量制

高速チケット利用は無料ではありません。1GB毎に300円の定額従量制となっています。1GBとはデータ通信量のことで、高速チケットはオプション契約をすれば高速通信が使い放題にはなりません。LTEで通信できるデータ容量があらかじめ設定されているわけです。この容量を超過するまでは高速通信が可能ということになります。データ量を使い果たした場合、普段通りの速度に戻ります。

  • 料金先払いのため使いすぎによる予想しない請求が無い

定額従量制という話をしましたが、使った分だけ請求というタイプではなくプリペイドタイプと同じく先んじて高速データ容量を購入するというものです。高速データ容量を使い果たした場合には通常の速度に戻るだけで追加の料金は請求されません。買い切り・使い切りという点では安心できる内容となっています。

  • 高速モードにした時だけ有効

ユーザー側で高速モードをオンにした時だけ高速チケットの容量分、高速通信が可能となるものです。切り替え方式は本記事の最後に掲載しています。

高速チケット利用時の注意事項

  • 購入できるのは31日の間に最大2回まで

締め日は特に定められていませんが初回の購入日から31日間のカウントが始まると思っていただければ間違いはないでしょう。4月10日に1回目の購入をした場合、4月10日から31日間の間にはもう1回しか購入を行うことができません。3回目の購入は4月10日から31日後にならないと購入ができないわけです。

  • 高速チケットは購入即適用ではない

高速チケットを購入しても即時に高速通信になるわけではありません。トーンモバイル公式サイトから「MY TONE」もしくはスマホのアプリ「マイプラン設定」のいずれかから高速チケットを利用する設定に切り替えることで高速チケットの容量を消費した高速通信が可能になるのです。マイプラン設定アプリの4種類の切り替え方式についてコンテンツ4にて解説していますのでそちらもご覧ください。

  • 音声通話には関係しない(IP電話や通話アプリを除く)

ここで言う音声通話とは「携帯電話標準の通話機能」のことを指します。音声通話はデータ通信とは別の回線で処理されるため、高速チケットや高速モードは通話品質には一切関係しません。「高速モードにすれば音声通話がクリアになる」ということはありませんので注意しておきましょう。ただし、データ通信で音声のやりとりを行うIP電話や通話アプリでは話が変わってきます。これらのアプリでは、設定によって大きく品質が変わるケースがあります。

高速チケットを利用した場合と利用しなかった場合の比較

では、高速チケットを使うとどのくらいデータ通信が速くなるのでしょうか?ここでは高速モード時の通信速度・通常時の速度との比較を説明していきます。

  • 高速モード時の通信速度
    3Mbps
  • 平常時との速度比較
高速通信ON/OFF 最大速度
OFF時 500-600kbps
ON時 3Mbps

 

高速モードがOFF時、いわゆる平常時の最大速度を600kbpsとして見た場合、高速モードON時の速度と比較すると5倍の差があります。

  • 高速モードにはLTE(4G)対応端末は必須?

2016年4月29日現在、トーンモバイルの公式端末は2種類でm14かm15のどちらかを選ぶことになります。m14は3G専用端末、m15はLTEにも対応した端末です。では、3G回線専用端末であるm14では高速モードが使えないのでしょうか?答えは「使えます」
トーンモバイルの高速通信は最大速度が3Mbpsです。これはドコモ回線ですとFOMAハイスピードで十分な速度でありLTEの機能を使うまでに至らないのです。従って、3G専用端末だからといって回線サービスの差が出るといったことは今のところありません。

高速チケットの賢い利用方法

  • 設定アプリ「マイプラン設定」の各種オプションを利用する

マイプラン設定では4種の設定方法があります。これらを上手に利用することで無駄なく高速チケットを使うことができます。ここでは4種の方法についてご紹介します。

  • アプリ毎プラン

 前もって選択したアプリの起動を検知した時に自動で高速モードに切り替わるプランです。これを利用するためには1つ以上のアプリ選択が必要です。

■この方法が向いているケース・利点
動画アプリであるTwitchやYoutube、AbamaTVなど高速通信環境下でないと利用が厳しいと確定しているアプリを登録しておくことでそれらの起動を検知し自動で高速通信に切り替えてくれるのです。アプリ登録さえしておけば以降は自動ですのでスマホのユーザーが高速通信のON/OFFを意識することなく使えるのが利点です。

■この方法の注意点
登録アプリ起動を行うと自動で高速通信モードに切り替わってしまうため、高速チケットの残量を意識した制御がされないのが欠点です。「(高速通信容量の)残量低下時に通知を行う」オプションをオンにしておき、残量低下時には手動に切り替える等の工夫が必要になってくるかもしれません。マイプランを切り替えるのが面倒な方は検出対象となるアプリ自体の利用を控えるという手もあります。さらに、次で解説する「1日容量プラン」との併用をすることで「1日だけ高速通信を、限られたアプリのみで行う」といったことも可能なので、こういった機能を併せて使う工夫もオススメです。

  • 1日容量プラン

1日に使う高速容量をあらかじめ設定しておくプランです。

■この方法が向いているケース・利点
旅行先などでは高速通信を行った方がデータ通信自体の時間を削減できるためスマホの操作時間を短縮できるという利点があります。具体的には撮影した動画や写真をソーシャルネットワーキングサービス経由で配信したりすると言ったことがより円滑にできるようになるのです。旅行先から戻ったら通常の速度で対応すれば良いため、時限式かつ容量設定ができるこのプランがオススメです。

■この方法の注意点
ある程度スマホに扱い慣れた方でないとどのくらいの容量を設定すればよいのか迷ってしまうことがあるかと思います。いきなりこの機能を利用するのではなく、前もってどのアプリがどの程度容量を使うのか実際に確かめておくことをオススメします。

  • 1ヶ月容量プラン

 1ヶ月に使う高速容量を設定しておくプランです。

■この方法が向いているケース・利点
一番長い期間で高速通信の容量を設定できるプランです。手動での高速通信とくらべて一定の容量を使い果たした場合、自動的に高速通信を解除してくれるのが利点です。高速通信が使える最大量を設定しておくのではなく、すこしだけ容量に余裕を持たせて設定しておくといざという時のために役立つでしょう。

■この方法の注意点
アプリ毎プランと併用しなければあらゆる通信が高速データ量を消費して通信を行ってしまうため、すぐに容量を使い果たしてしまう可能性があることに注意しておきましょう。そうならないためには「アプリ毎プラン」と併用し特定のアプリのみだけに高速通信を許可しておくのがベストです。

  • 手動設定

高速容量を使うかどうか、全て利用者の判断で行うのがこのプランです。

■この方法が向いているケース・利点
4つの方法の中では一番上級者向けの方法です。そのため、スマホの利用方法や通信データ量をほぼ把握している方に向いています。また、高速通信を強制的に切っておきたいシチュエーションにも適しています。これは高速チケットを所有している全てのユーザーに当てはまります。

■この方法の注意点
利点の裏返しなのですが、上級者向けの方法のため初心者・中級者向けとは言えません。