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イオンモバイルはドコモ系のMVNOです。ですから、通信エリアは日本全国で高速通信を利用することができます。イオンモバイルの公式サイトでは通信速度は「高速データ通信適用時:下り最大375Mbps、上り最大50Mbps」となっています。
では実際にイオンモバイルの速度に関する評判や口コミはどうなっているのでしょうか?インターネット上での評判は「中の上」との評価です。格別速くはないですが、普通に使えるMVNOとの評価です。MVNO各社の通信速度は遅くなるお昼時はやはり遅くなる傾向があるようですが、速度がそれほど気にならないユーザーなら、問題なくスマートフォンを利用することができる速度は出ています。
イオンモバイルの端末に関する評価は「割高」「型が古い」とのコメントが多くみられます。また、キャンペーンなどもほとんどないといった評判も多くみられました。本当にイオンモバイルのスマートフォンは型式が古く、割高なのでしょうか?
≪イオンモバイルで取り扱っているスマートフォン一覧≫
機種名 | 料金 |
KYOCERA S301 | 10,000円 |
Alcatel PIXI4 | 10,000円 |
HUAWEI nova lite | 21,800円 |
HUAWEI nova | 37,800円 |
arrows M03 | 37,800円 |
ZTE BLADE E01 | 17,800円 |
ZTE BLADE V7LITE | 21,800円 |
HUAWEI P9 lite | 25,800円 |
HUAWEI P9 | 50,800円 |
arrows M02 | 29,800円 |
Xperia™ J1 Compact | 39,800円 |
AQUOS SH-M02 | 44,800円 |
VAIO® Phone | 24,000円 |
ASUS ZenFone3 Max | 19,800円 |
ZTE AXON 7 | 59,800円 |
ZTE AXON 7 mini | 39,800円 |
ASUS ZenFone3 Laser | 27,800円 |
HUAWEI Mate 9 | 60,800円 |
ASUS ZenFone3 | 39,800円 |
モトローラ Moto G4 Plus | 31,800円 |
AQUOS SH-N01 | 24,000円 |
*イオンデジタルワールドでの販売価格
イオンモバイルで現在取り扱いされている機種は全部で21種類。同じ大手MVNOの楽天モバイルは15種類ですので、品揃えは豊富になっています。定番の人気機種も押さえてありますので、機種選びで問題は生じないように改善されています。
また、端末代金ですが、これは評判通り「割高」なのは否めない結果になっています。2016年スマートフォンオブザイヤーを受賞した「HUAWEI P9」で他社と比較してみます。こちらは楽天モバイルでは取り扱っていません。やはり品揃えはイオンモバイルが良くなっています。価格comで最安値を調べたところ、48,139円となっています。多くの家電量販店のサイトでは48,000円台で売られているようです。比較してイオンモバイルでは50,800円となっています。やはり評判通りイオンモバイルの端末価格は「割高」であると言わざるを得ません。
「HUAWEI P9 lite」は楽天モバイルでも取り扱っていました。楽天モバイルでは通話SIMとの申し込みで12,800円、データSIMとの申し込みで14,800円とイオンモバイルの25,800円の半値近い価格で端末のセット割引になっていました。また。価格com最安値を調べたところ、23,699円となっています。多くの家電量販店のサイトでは23,000円台で売られているようです。これではやはりイオンモバイルで端末を購入すると「割高」と言われても仕方がない結果になっています。
イオンモバイルのセットwifiルーターに関する評価はかなりの高評価です。スマートフォンは「割高」との評価でしたが、wifiルーターに関しては「割高」とのコメントはありません*1。他には「お客様感謝デーの5%割引やキャンペーン価格の利用で安く入手できた」とのコメントが目立ちます。
また、wifiルーターに関する評判は「解約自由」で使い勝手が良い」とのコメントも目立ちました。実際イオンモバイルのHPを確認しても、「解約金なし」となっています*2。
実際イオンモバイルのwifiルーターの価格や売れ行きはどうなっているのでしょうか?
参考:https://shop.aeondigitalworld.com/shop/c/ca116/
イオンの格安スマホ・格安SIMのHPである「イオンデジタルワールド」を確認してみました。評判通り売れ行きは好調で「在庫わずか」になっています。
では実際イオンモバイルの料金などは他社と比較してどうなっているのか、検証していきたいと思います。
イオンモバイル | 楽天モバイル | |
最安値プラン | データ1GBプラン | ベーシックプラン |
GB量 | 1GB | なし |
端末の種類 | Aterm MR04LN AB | Aterm MR05LN AB |
端末の代金 | 22,801円 | 21,900円 |
解約の違約金 | なし | なし |
月額料金 | 480円 | 525円 |
そのほか キャンペーン |
新規申込で初期費用1円キャンペーン中(通常3,000円) | SIMカード 月額基本料が1ヶ月無料 |
Wi-Fiは楽天モバイルの端末の方が最新型で且つ900円安く設定されています。しかし、現在行われているキャンペーンを利用した場合、イオンモバイルでは初期費用が通常3,000円のところ1円になっています。またお客様感謝デーでは5%割引になりますから、「最新型」にこだわらない場合、イオンモバイルの方が安くWi-Fiを利用することができます。
このようにWi-Fiの場合口コミの通り、イオンモバイルのWi-Fiは他社と比較しても「お得」に利用することができます。
*1:Wi-Fi導入時の特別キャンペーン(端末料金840円+IIJmioの格安SIM972円~)への評価。このキャンペーンは完売で終了になっています。
*2:Wi-Fiの分割払いの残債がある場合は残債を支払う必要があります
イオンもバルのセットタブレットに関する評判は、タブレット販売開始時のキャンペーンの評価がほとんどをしめており、現在のキャンペーンの評価はありません*1。従来のキャンペーンの評価は概して高評価でした。
現在行われているセットタブレットに関するキャンペーンは以下のものになります。
≪キャンペーン対象タブレット≫
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro ホワイト web契約 データSIM | 24,981円 |
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro ホワイト web契約 音声付きSIM | 24,981円 |
学研がんばるタブレット HUAWEI MediaPad T1 8.0 | 19,801円 (教育コンテンツ 利用料金が2ヶ月無料) |
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro ホワイト web契約 データSIM タイプ2 | 24,981円 |
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro ホワイト web契約 データSIM SMS付き タイプ2 | 24,981円 |
イオンモバイルで1周年キャンペーン中のタブレットは「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」が主力商品になっています。HUAWEI MediaPad T2 7.0 Proは比較comで調査したところ22,921円が最安値になっていますイオンモバイルでは24,981円ですのでおよそ2,000円ほど端末代金が割高になっています。
しかし、現在イオンモバイルでは1周年キャンペーン中で新規申込の場合初期費用が1円になっています。それを合わせて考えた場合、イオンモバイルでタブレット端末をSIMと同時に申し込むのが「最安値」になります。在庫も「残りわずか」が多いため、タブレットとSIMを購入しようと検討している方はイオンモバイルも視野に入れると良いでしょうう。
このようにイオンモバイルでは評判通り、キャンペーン中のタブレットとのセット割引は「お得」であると言えます。
*1:現在行われているキャンペーンは2017年3月からになっています
■イオンモバイルのメリット
ⅰ 料金プランが業界最安値水準
イオンモバイルの料金プランは業界最安値水準に設定されています。ですから、他社と料金比較を気にすることなく、格安SIMを利用することができます。
≪他社との料金比較≫
イオンモバイル | 楽天モバイル | DMMmobile | フリーテル | mineo | |
最安値プラン | 480円 | 525円 | 440円 | 299円 | 700円 |
1GB | 480円 | なし | 480円 | 499円 | 800円 |
SMS付き | +140円 | +120円 | +150円 | +140円 | 0 |
音声付き | 1,280円 | 1,250円 | 1,260円 | 1,199円 | 1,410円 |
ⅱ お得なキャンペーンがある
イオンモバイルでは、不定期ですが、様々なキャンペーンが行われています。キャンペーン商品はかなり「お買い得」なプランがありますので、イオンモバイルに乗り換えを検討している方はキャンペーンをチェックすると、より安く格安SIMを利用することができます。
≪1周年記念キャンペーン≫
現在イオンモバイルでは1周年記念キャンペーン開催中です(2017年2月18日~3月31日まで)。
SIMカード代金が1円 | 新規・MNP契約の場合 |
端末10,000円 | KYOCERA S301・Alcatel PIXI4がいまなら10,000円 |
旧イオンスマホユーザー向け端末下取りサービス | 旧イオンスマホからイオンモバイルに乗り換えた場合、最大WAONポイント15,000ポイントで下取り中 |
ⅲ 最低利用期間や違約金がない
イオンモバイルでは音声プランを選択した場合でも「解約金」がかかりません。ですから、期間に縛られることなく、他社への転出や機種変更をすることができます。
ⅳ サポート体制が充実
イオンモバイルは全国におよそ200店舗展開しているイオンで運営しているMVNOです。ですから、実店舗でサービスの内容を確認してから契約をすることも可能です。インターネットの操作に慣れていない方でも安心して格安SIMを利用することができます。
また、イオンスマホ安心保障・イオンスマホ電話サポート・イオンスマホセキュリティといったサービスプランに申し込むことができます。
ⅴ 初期設定サービスで「即」スマートフォンを利用することができる
イオンモバイルで端末を購入した場合、初期設定済の状態でスマートフォンを受け取ることができます。ですから、面倒な初期設定不要で即スマートフォンを使用することができます。
ⅵ 便利な機能がついて高速通信量を節約することができる
イオンモバイルでは高速通信量のON/OFFすることができる機能がついています。ですから高速通信が不要な場合OFFにすることで、上手に高速通信量を節約することが可能です。
また、余った高速通信量を翌月に繰り越すこともできます。
ⅶ かけ放題プランがある
イオンモバイルでは「イオンでんわ5分かけ放題」プランが新設されました。1回5分以内の国内通話であれば、月額850円で何度でも通話をすることが可能です。
ⅷ IP電話のかけ放題プランがある
イオンモバイルでは月額料金1,500円で050で始まるIP電話を「無制限」で利用できるプランがあります。電話を頻繁に使う方にはうれしいプランになっています。
ⅸ 分割の金利がかからない
イオンモバイルでは、イオンカードで分割払いを希望する場合、分割の金利がかからないので、大変お得になっています。
■イオンモバイルのデメリット
ⅰ 端末を購入する場合は「割高」になる可能性がある
イオンモバイルの端末は他で購入するよりも「割高」に設定されている場合がありますので、注意が必要です。
ⅱ 支払い方法はクレジット決済のみ
イオンモバイルでは支払い方法はクレジットカードのみになっています。
口コミを見ると、イオンモバイルに乗り換えて「満足」している方が多いことがわかります。特にキャリアからの乗り換え組の方からは料金が安くなって満足といったコメントが多くみられました。その反面、混雑時(お昼時)などに「繋がりにくい」といったコメントも見られます。混雑時に頻繁にスマートフォンを利用する方は注意しましょう。
イオンモバイルはズバリ「格安スマホデビュー」の方にピッタリのMVNOになっています。
また、格安スマホに興味があるけど、実際どうなのか「お試し」をしてみたい方にもピッタリのMVNOになっています。
・全プラン解約手数料なし
・端末をセットで購入すると、初期設定した状態で購入することができる
・実際店舗で販売内容やサービスを確認することができる
・オンラインだけではなく、店舗での購入も可能
・料金体系は業界最安値水準で他社比較も不要
イオンモバイルはスマートフォンのライトユーザーなら問題なく使えるMVNOになっています。お得なキャンペーンを利用して、上手に通信費用のコストダウンを図れるMVNOです。格安SIMへの乗り換えを検討している方なら、イオンモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。