フレッツ光のマンションタイプには、回線速度に応じてさまざまなプランがありますが、それらは東日本エリアと西日本エリアでサービス内容は異なります。
この記事では、フレッツ光のマンションタイプのプランの種類と料金を解説していきます。
東日本エリアの場合(NTT東日本)
東日本エリアの場合(NTT東日本)には「フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」「フレッツ 光ネクスト ギガラインタイプ」「フレッツ 光ネクスト ハイスピードタイプ」がラインナップされています。
いずれも契約料800円と工事費用15,000円が必要です。工事費用は30回の分割払いも選択可能となっており、初回が3,000円で、それ以降は毎月400円を支払うこととなります。土日に工事を希望する場合は別途3,000円必要ですので注意が必要です。
「ここがポイント」・契約料800円+工事費用15,000円
■ギガマンション・スマートタイプ
ギガマンション・スマートタイプの特徴はその回線速度にあります。最大概ね1Gbpsを誇っており、高速でインターネットを利用したいユーザーにとって最適なサービスといえるでしょう。
月額料金は同じマンションで何契約見込めるかによって変わり、割引などを適用すると4契約以上の場合(ミニ)が実質4,050円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)で実質3,450円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)で実質3,050円+プロバイダ料金となっています。
どのプランになるかはNTT側が判断しており、仮に現段階で1契約しかないというようなマンションでもプラン2になっている場合もあります。
プロバイダ料金がパックになっているプランを選ぶことも可能で、プラス500円〜の月額料金で10社の中から選択することができます。
「ここがポイント」(月額料金はギガ・スマート割引/にねん割適用時)
・最大概ね1Gbps
・4契約以上の(ミニ):4,050円+プロバイダ料金
・8契約以上(プラン1):3,450円+プロバイダ料金
・16契約以上(プラン2):3,050円+プロバイダ料金
・プロバイダパック+500円〜
■ギガラインタイプ
ギガラインタイプも最大概ね1Gbpsの速度を誇り、Wi-Fiルーターの提供を希望しない人向けのサービスとなっています。
月額料金は、割引を適用すると4契約以上の場合(ミニ)が3,950円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)で3,350円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)で2,950円+プロバイダ料金となっています。
こちらのサービスにもプロバイダパックがあり、500円から利用できます。
「ここがポイント」(月額料金はにねん割適用時)
・最大概ね1Gbps(Wi-Fiルーターの提供を希望しない人向け)
・4契約以上の(ミニ):3,950円+プロバイダ料金
・8契約以上(プラン1):3,350円+プロバイダ料金
・16契約以上(プラン2):2,950円+プロバイダ料金
・プロバイダパック+500円~
■ハイスピードタイプ
ハイスピードタイプは、データをインターネットから受信する時は最大200Mbps、データをインターネット上に送信する時は最大100Mbpsの転送速度の光回線です。
割引などの適用で、4契約以上の場合(ミニ)が実質3,750円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)で実質3,150円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)で実質2,750円+プロバイダ料金と、速度を控えた分リーズナブルな料金となっています。
こちらのサービスにもプロバイダーパックがあり、選んだプロバイダによって料金は500円~950円で利用できます。
西日本エリアの場合(NTT西日本)
西日本エリアの場合(NTT西日本)には「フレッツ 光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」「フレッツ 光ネクストマンション・ハイスピードタイプ」「フレッツ 光ネクストマンションタイプ」がラインナップされています。
工事費用は契約料800円+工事費用15,000円ということで、東日本の場合と同じです。
「ここがポイント」・契約料800円+工事費用15,000円
■マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼は、回線速度が最大概ね1Gbpsと高速インターネットサービスで、ヘビーユーザーでも満足してインターネットを使うことができます。
月額料金は割引などを適用で、6契約以上の場合(ミニ)が3,950円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)が3,250円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)が2,850円+プロバイダ料金となっています。
「ここがポイント」(月額料金は光はじめ割適用時)
・最大概ね1Gbps
・6契約以上の(ミニ):3,950円+プロバイダ料金
・8契約以上(プラン1):3,250円+プロバイダ料金
・16契約以上(プラン2):2,850円+プロバイダ料金
■マンション・ハイスピードタイプ
マンション・ハイスピードタイプは最大200Mbpsの通信速度で、ストレスのないインターネット利用が可能です。
料金は割引を適用すると6契約以上(ミニ)が3,950円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)が3,250円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)が2,850円+プロバイダ料金となっています。
■マンションタイプ
マンションタイプは最大100Mbpsの通信速度で、回線速度を抑えてリーズナブルな料金体系をとっています。
月額料金はマンション・ハイスピードタイプと同額なのですが、マンション内の各部屋を光ファイバーではなく、LANケーブルを這わせるLAN方式の場合は料金が割安となります。
その場合の料金は割引を適用すると6契約以上(ミニ)が3,350円+プロバイダ料金、8契約以上(プラン1)が2,650円+プロバイダ料金、16契約以上(プラン2)が2,250円+プロバイダ料金となっています。
マンションタイプの工事内容について
町中で光ファイバーの入線工事をしているところをご覧になったことがありますでしょうか?ある人は高所作業車や梯子の上に作業員が乗っている姿や、ガードマンがわざわざついて来て交通整理をしている姿を見て、なんだか大変だなぁと思われたかも知れませんが、実は見た目ほど大変な工事ではありません。
まずは光ファイバーをマンションに引き込み、コンセントを経由して、あなたのお部屋に設置するホームゲートウェイというお弁当箱サイズの箱まで引き込みます。
これで工事は終了。あとはあなたがホームゲートウェイからパソコンまでをLANケーブルか無線LANでつなぐだけですので、実は意外と手軽な工事なのです。
工事にかかる時間はどのくらい?
工事にかかる時間は場所や作業員のスキルなどにもよりますが、おおよそ1時間から2時間くらいを目安と考えておけば良いでしょう。場合によってはもっとあっさりと終わることもあります。
ただ、工事の予約をしたならば、念のためにスケジュールは多めに空けておく方が無難です。
工事前に確認しておくことは?
事前に確認しておく必要があるのは、電話機の場所です。固定電話を使っている場合は、ホームゲートウェイという箱を電話機の近くに置かなければなりません。
電話の近くにホームゲートウェイを置く場所を確保しておきましょう。
また、電話機とパソコンを使っている部屋が離れている場合には、無線LANを使うか、電話機からパソコンまで有線LANを這わせる必要がでてきますので、どういう配置がいいかは、事前に取次をしてくれた人に相談するとスムーズでしょう。
フレッツ光がすでに導入されてるマンションの場合でも工事は必要?
既にフレッツ光の入線工事が終わっているマンションに住んでいる場合には、派遣工事は必要ありません。
マンションによっては管理費などにインターネット料金が含まれている場合があります。その場合は回線工事なしでインターネットを始めることができますので、まずは管理人さんに確認してみましょう。
まとめ
フレッツ光のマンションタイプは、NTT東日本とNTT西日本がそれぞれ異なるサービスをラインナップしています。
月額料金はサービス内容や、契約者の数によって変わりますので、申し込み前にあなたのマンションがどの契約タイプなのかをNTTに調べて貰いましょう。
回線工事は通常1時間から2時間程度で済むことが多いので、その時間を目安に余裕を持って日程を空けておくとすんなり工事が終わります。
工事が済んだら、快適にインターネットを活用できると思いますよ。