
フレッツ光は、快適なインターネットだけでなく、テレビサービスも充実しています。アンテナなしで数多くのチャンネルを楽しむことができる上、あなたに必要なチャンネルをカスタマイズすることが可能です。当記事はフレッツ光のテレビサービスを分かりやすくまとめてみました。
フレッツ光テレビサービスのサービス内容について
フレッツ・テレビはアンテナも、テレビの横に置く専用端末もなしで、地デジやBS、CSを楽しむことができるサービスです。
BSデジタル放送は4K・8K放送を含む全38チャンネルの視聴が可能で、スカパープレミアムサービス光というプランに申し込むと、CS放送だけでなく、さまざまなジャンルのハイビジョン約150チャンネルが視聴できます。スポーツやニュース、映画やアニメ、趣味の番組など、さまざまな番組を光回線を通じて楽しむことができるのが、フレッツ・テレビの特徴です。
フレッツ光のテレビサービスは大きく分けると3種類あります。その3つとは、フレッツ・テレビ、ひかりTV、U-NEXTです。(地域ケーブルテレビとフレッツ光のセットやNTT西日本ではhuluもあります)先ずはそれぞれの違いを簡単に紹介します。
【フレッツ光のテレビサービス】
・フレッツ・テレビ:アンテナなしで地デジ、BS、CSが見れる
・U-NEXT:ビデオが定額で見放題
・ひかりTV:たくさんの専門チャンネルとビデオを見れる
要するに、フレッツ光をテレビにつないで地デジ、BS、CSとひと通り見れるのがフレッツ・テレビ、自宅にいながらレンタルビデオ感覚でビデオを見るのがU-NEXT、豊富な専門チャンネルとビデオの両方を見れるのがひかりTVです。
フレッツ・テレビのおすすめポイント
フレッツ・テレビのおすすめポイントは、戸建てであれば同じ月額料金で自宅のテレビを何台でも見ることが可能なところです。月額料金はインターネット利用料+750円ですので、テレビを複数台持っている人にとっては特に嬉しいサービスです。
また、専用端末が不要ですので、テレビのまわりがスッキリします。通常こういったテレビサービスの場合、専用端末をテレビのまわりに置くことが多いのですが、フレッツ・テレビの場合はそれが要らないので、余分なリモコンも増えません。お掃除がしやすいメリットもあります。
さらに、アンテナが要りませんので、自宅の外観がキレイな上、荒天の時に映像が荒れる心配もありません。安定した高品質のテレビ映像を楽しむことができます。
フレッツ・テレビの月額料金
フレッツ・テレビの月額料金は2つの価格体系となっています。1つは公共放送や無料放送を視聴する場合、もう1つは、そこにCS放送も含める場合です。CS放送はスカパー!との契約となりますので、以下スカパー!と表現いたします。
フレッツ光でインターネットにかかる料金に、フレッツ・テレビの料金が追加され、スカパー!を見る場合はさらにスカパー!の料金が必要となります。
【フレッツ・テレビの料金体系】
・公共放送と無料放送の場合
インターネット利用にかかる月額料金+フレッツ・テレビの月額料金(750円)
・上記にスカパー!を付ける場合
インターネット利用にかかる月額料金+フレッツ・テレビの月額料金(750円)+スカパー!基本月額料金(390円)+各チャンネルの視聴料
※税抜き表記
スカパー!の料金をもう少し詳しく
スカパー!は1チャンネルだけをセレクトすることもできますし、たくさんのチャンネルを視聴することも可能です。
・スカパー!を1チャンネルだけ見る場合
インターネット利用にかかる月額料金+フレッツ・テレビの月額料金(750円)+スカパー基本月額料金(390円)+専門チャンネル視聴月額料金(371円~)
・スカパー!光パックHD ハイビジョン64チャンネルを契約する場合
インターネット利用にかかる月額料金+フレッツ・テレビの月額料金(750円)+スカパー基本月額料金(390円)+光パックHD視聴料(3,762円)一見分かりにくそうな料金体系ですが、要するに基本料金に専門チャンネル料金やパック料金が足し算となるだけですので、よく見ると簡単ですね。
初期費用はいくらかかる?
フレッツ光テレビを視聴するには接続工事が必要です。そのため接続工事費用の他に登録料などの初期費用がかかってきます。
初期費用はすでにフレッツ光でインターネットを利用している人とフレッツ光を使っていない人によっても異なりますし、テレビの台数や自分で接続をするかどうかによっても変わります。さらに戸建てかマンションかによっても変わります。
これだけのパターンがありますので、それぞれの工事費用とその内訳まで解説してしまうと、ワケが分からなくなりますよね?そこで、結論だけをズバッと記載しておきます。目安として参考にして下さい。
《初期費用の合計》
【すでにフレッツ光を利用している人が申し込む場合】
・自分でテレビ接続する:10,300円
・テレビ1台まで接続工事の場合:16,800円
・テレビ4台までの接続工事の場合:30,100円
【まだフレッツ光を使っていない人がセットで申し込む場合】
・自分でテレビ接続する:戸建て24,600円、マンション21,600円
・テレビ1台まで接続工事の場合:戸建て31,100円、マンション28,100円
・テレビ4台までの接続工事の場合:戸建て44,400円、マンション41,400円
フレッツ・テレビの注意点
もしもテレビ映りが安定しない場合には、別途ブースターの設置工事費としてテレビ1台につき12,000円が別途かかります。また、5台目以降のテレビ工事費は、テレビ1台につき6,800円必要となります。
ひかりTVのサービス内容について
ひかりTVは、80チャンネル以上の専門チャンネルと、約111,000本のビデオチャンネルという圧倒的なチャンネル数を誇り、さまざまなジャンルのテレビを視聴することができます。専門チャンネルは、月額基本料金の範囲で見ることができる49以上のチャンネルと、オプション契約をすることで視聴できる30以上のチャンネルで構成されています。お値うちプランやビデオざんまいプランをチョイスした場合は、それに加えて約25,000本のビデオが、月額基本料金だけで見ることが可能です。
テレビっ子にはたまらない充実のチャンネルラインナップが、ひかりTVの一番の特徴です。
ひかりTVの料金はどれくらい?
ひかりTVの月額料金は、フレッツ光のインターネット利用料金と、チューナーレンタル費用、ひかりTVの月額基本料金での足し算となっています。
ひかりTVの月額基本料金はセレクトするチャンネルプランで変わりますので、たくさん見たい人は、その分月額料金も高くなります。
【ひかりTVの月額料金例】
地デジ放送は提供エリアが限られていますので、申込む前にエリアの確認を行なってください。
・基本放送プラン(地デジ+BS専門チャンネル+基本放送9チャンネル)
インターネット利用にかかる月額料金+チューナーレンタル(500円)+ひかりTV基本月額料金(1,000円)
・テレビおすすめプラン(地デジ+BS専門チャンネル+基本放送9チャンネル+ベーシック40チャンネル以上)
インターネット利用にかかる月額料金+チューナーレンタル(500円)+ひかりTV基本月額料金(2,700円)
・お値打ちプラン(地デジ+BS専門チャンネル+基本放送9チャンネル+ベーシック40チャンネル以上+ビデオベーシック約25,000本)
インターネット利用にかかる月額料金+チューナーレンタル(500円)+ひかりTV基本月額料金(3,500円)
・ビデオざんまいプラン(地デジ+BS専門チャンネル+基本放送9チャンネル+ビデオベーシック約25,000本)
インターネット利用にかかる月額料金+チューナーレンタル(500円)+ひかりTV基本月額料金(2,700円)
ひかりTVの注意点
フレッツ光のインターネットは、利用頻度が少ない人向けに、使った分だけ課金される「フレッツ 光ライトプラス」「フレッツ光ライト」というプランがあります。この、プランの場合にはひかりTVは利用できませんので注意が必要です。
申し込み方法について
フレッツ・テレビも、ひかりTVも、NTTのサイトから簡単に申し込むことができます。電話で申し込みたい場合は0120-116-116にかけると、オペレーターが案内してくれます。
フレッツ光に加入していない場合は、まずはフレッツ光の工事が必要となり、工事日が決まり次第連絡が入ります。
フレッツ光の工事の後にテレビを接続することとなり、フレッツ・テレビの場合は工事が必要ですので、別途工事日の連絡が入りますが、ひかりTVはチューナーを設置するだけですので、工事は不要です。工事費用なども必要ありません。
いずれにせよ、申込み後は、全てNTT側が手配や指示をしてくれるので、特に申込者が迷ったり余分な手間がかかったりすることはないでしょう。