NTTのフレッツ光の設備を利用して、各事業者が独自の光回線サービスを展開することを光コラボレーション事業といいます。
コラボ事業者の中には、ソニー系の会社が運営しているプロバイダ(ネットに接続してくれる事業者)であるSo-netが名を連ねています。
So-net光に切り替えることで、フレッツ光よりもお得に光回線サービスを利用することができるといわれているのですが、本当にお得なのでしょうか?フレッツ光とSo-net光を徹底比較します!
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(2023年4月)本記事は当メディア編集部による独自調査の内容をもとに作成しています。
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フレッツ光とソネット光の違いは?
フレッツ光はNTT東日本と西日本が提供している光ファイバーサービスです。フレッツ光ネクストでは通信速度が1Gbpsと、超高速インターネットを実現しており、ユーザーは快適にインターネットを利用することができます。
フレッツ光に申し込むだけではインターネットは利用できず、インターネットに接続してくれるプロバイダとの契約も必要です。全国に数あるプロバイダの中から、NTTが10社のプロバイダを推奨しており、その中にSo-netは入っています。
そんなSo-netがNTTのフレッツ光の設備を利用してSo-net光プラスという独自サービスを展開しており、フレッツ光と同じ速度性能をSo-net光プラスでも利用することが可能です。しかもSo-netとの1つの契約だけで、インターネットを利用するための回線とプロバイダ契約が済むためとても分かりやすい上、月額料金もフレッツ光よりも安く、ユーザーにとって嬉しいサービスといえます。
転用ってどういう意味?
もしあなたがフレッツ光を利用している場合、So-net光プラスに乗り換えようと思ったら、一体どうすれば良いのでしょうか?間違えてフレッツ光を解約し、So-net光プラスに新規入会してしまう人もいらっしゃるようですが、実はそんな面倒なことをする必要はありません。
フレッツ光からSo-net光プラスなどのコラボ光に乗り換える場合は、「転用」という手続きをすれば、すんなりと乗り換えることができます。
また、現在フレッツ光を利用していて、プロバイダがSo-netの場合、「今もフレッツ光+So-netなのに乗り換える意味があるの?」と思われている人もいらっしゃるようですが、この場合はプロバイダの解約金もかからず、月額料金が安いSo-net光プラスに乗り換えができるので、一番すんなり転用することが可能です。
フレッツ光からソネット光に転用するメリット
フレッツ光からSo-net光プラスへの転用のメリットは、フレッツ光と同じ品質の光ファイバー回線を、フレッツ光よりも安く利用することができるというところです。
さらに、フレッツ光とプロバイダの2つの契約だったものが、1つにまとまるので、支払窓口や問合せ窓口も1つにまとまります。
安くなった上、窓口が分かりやすくなるのに品質は同じなのですから、ぜひとも転用を検討したいものですよね?では、いくらくらい月額料金が安くなるのか、フレッツ光とSo-net光プラスの月額料金を比較してみましょう。
フレッツ光とソネット光の月額料金を比較
NTT東日本の場合、フレッツ光を戸建てで利用している場合の月額料金は、プロバイダパックの料金(So-netの場合)を合わせて6,600円です(ファミリー・スマートタイプ/にねん割適用時)。NTT西日本の場合は5,621円〜5,830円です(ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼/光はじめ割適用時)。
しかし、So-net光プラスはさらに安く、その月額料金はauスマートバリュー適用(1,100円割引になる場合)で戸建てが5,038円、マンションは3,818円ですので、かなりお得に超高速インターネットを利用することができます。
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マンションでの比較
マンションでの利用の場合、フレッツ光の場合はそのマンションの現契約数を含めた見込み契約数によって、「マンションミニ」「マンションプラン1」「マンションプラン2」の3つのプランがあります。
あなたのマンションがどのプランかはNTTに確認が必要ですが、ここでは最も月額料金の安いマンションプラン2で比較したいと思います。ちなみに、So-net光プラスのプランは「マンション」のみとなっています。
NTT東日本のマンションプラン2は4,565円(スマートタイプ・にねん割適用時)、NTT西日本のマンションプラン2は3,938円〜4,125円(マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼・光はじめ割適用時)となっています。ともにプロバイダ料金(So-netの場合)込みで算出しています。
それに対し、So-net光プラスはauスマートバリュー適用(1,100円割引になる場合)で3,818円で利用可能です。最も月額料金が安いマンションプラン2との比較でも、So-net光プラスの方がさらに安いので、月額料金のメリットは大きいといえるでしょう。
戸建ての場合
フレッツ光(NTT東日本):6,600円(ファミリー・スマートタイプ/にねん割適用時/プロバイダパックSo-netの場合)
フレッツ光(NTT西日本):5,621円〜5,830円(ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼/光はじめ割適用時/プロバイダパックSo-netの場合)
So-net光プラス5,038円(プロバイダ料金込み/auスマートバリューで1,100円割引の場合)
マンションの場合
フレッツ光(NTT東日本):4,565円※タイプ2(スマートタイプ・にねん割適用時/プロバイダパックSo-netの場合)
フレッツ光(NTT西日本):3,938円〜4,125円※タイプ2(マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼・光はじめ割適用時/プロバイダパックSo-netの場合)
So-net光プラス:3,818円(プロバイダ料金込み/auスマートバリューで1,100円割引の場合)
転用にかかる費用は?
フレッツ光からSo-net光プラスに転用する場合、初期費用は事務手数料の3,300円のみとお手頃です。そういうと、「あれ?一桁間違えてるんじゃないの?工事費用が必要なんじゃない?」と思う人もいらっしゃるかも知れませんが、フレッツ光と同じ設備を利用するので、回線工事は必要ありません。
工事の必要がないので、工事費用はかからず、初期費用として3,300円が転用の費用となっています。
なお、新規申込の場合は事務手数料のほかに工事費用として26,400円が必要です。工事費用は戸建てもマンションも同じ料金となります。
フレッツ光からソネット光プラスに転用するデメリットや注意点
フレッツ光からSo-net光プラスに転用する時のデメリットや注意点は、「フレッツ光側の解約料金」「一度転用すると元に戻せないこと」「So-net光プラスには24カ月の最低利用期間があること」の3つです。
フレッツ光側の解約料金
フレッツ光側の解約料金は、厳密にいうとかかりません。転用は解約にはならないからです。ただし、プロバイダを変更する場合には各プロバイダ所定の解約料金がかかる場合があり、タイミングによっては5,000~10,000円程度の解約金が発生する可能性があります。
プロバイダがSo-netだった場合はプロバイダの解約にもなりませんので、解約金は不要です。
一度転用すると元に戻せない
転用したあとで、やっぱりフレッツ光に戻そうと思っても戻すことはできません。この場合はSo-net光プラスを解約したあと、フレッツ光に新規入会となります。ひかり電話を利用していた場合は、固定電話の電話番号が変わってしまいますので注意が必要です。
So-net光プラスには24カ月の最低利用期間がある
So-net光プラスに加入すると、24カ月の最低利用期間があり、それまでに解約をしてしまうと戸建ての場合は4,580円、マンションの場合は3,480円の解約金が必要となります。
フレッツ光からソネット光プラスに転用する手順
フレッツ光からSo-net光プラスに転用する方法は、たった3ステップをふむだけなのでとても簡単です。
- まずはNTTに転用の申し込みをします。転用の申し込みをすると転用承諾番号が発行されます。
- 転用承諾番号が発行されるとSo-netに申し込みをします。転用承諾番号の有効期限は15日間ですが、有効期限日の4日前までにSo-netに申し込む必要があります。
- 転用の申し込み後にSo-netから利用案内が到着し、So-net光プラスが利用可能となります。
NURO光とSo-net光の違いについて
NURO光はSONYの子会社であるSo-netが提供する進化系の光コラボです。
なのですが、「ちょっと待って!」という声が聞こえてきそうです。というのも、光コラボといえばNTTが卸売しているフレッツ光回線を通信光回線業者が利用し、プロバイダが独自の付加価値をつけて提供する通信サービスですよね。So-netといえばあちこちの光コラボに顔をのぞかせる人気のプロバイダです。
しかも、So-net光コラボレーションという独自の光コラボも、1Gbpsというわりと早めな速度で、すでにインターネットサービスを提供しています。
NURO光も同じSo-netが提供するインターネットサービスですが、最大通信速度は2Gbpsです。
それならSo-net光プラスも2Gbpsにすればいいのでは? と単純に思いますよね。
というか、なんでそんなややこしいことをするのでしょうか?ブランド名を2つ設けて集客窓口を増やしているのでしょうか。そもそもNURO光とSo-net光プラスは何が違うのでしょうか?実はこの、NURO光とSo-net光プラスの違い=NURO光と従来の光回線との違いなんです。
かんたんにNURO光とSo-net光プラスの違いをまとめますと、
- NURO光はソフトバンクスマホを利用していると割引がうけられるが、So-net光プラスではauスマホを利用していると割引を受けられる
- NURO光の最大通信速度は2Gbps、So-net光プラスは1Gbps
- So-net光プラスはフレッツ光から工事費そのままで転用可能、NURO光は転用不可。
So-net光プラスからのNURO光へ転用や乗換について
NURO光はSONYグループで大手プロバイダのSo-netが提供しています。So-netといえば、auやNTTフレッツをはじめさまざまな光回線事業者とコラボし、プロバイダサービスを提供していますよね。
またSo-netは自ら回線をもつSo-net光コラボレーションも提供しています。
もちろん、現在So-net会員の方も多いでしょう。
So-net光コラボからNURO光への移行は?
ここで気になるのが、So-netのサービスのなかでも、とくにフレッツ光回線を利用した「So-net光コラボ」を利用中でNURO光を検討中の場合でしょう。So-net光プラスはフレッツ光回線、NURO光もフレッツ光回線のダークファイバーを使っています。
同じフレッツ光回線なら、So-net光プラスからNURO光へは色々と節約しながら移行できる「転用」や「乗換え」扱いになるの? という疑問です。
So-net光プラスからNURO光へは「コース変更」扱い
結論から言えば、転用でも乗換えでもなく、So-net内での「コース変更」ということになります。同じフレッツ光回線といえども、やはりダークファイバーは別物扱いということなんですね。ということで「転用承諾番号」の取得も不要です。
すでにSo-netを利用中なので、NURO光に移行する際は「プロバイダはそのままで新規工事」となります。
まとめ
So-net光プラスは、フレッツ光と同じ性能の光ファイバー回線を、フレッツ光よりもお得な月額料金で利用することが可能です。契約が1つにまとまって、支払や問合せ窓口もスッキリとするので、転用するメリットが多い反面、現在のプロバイダの変更が必要な場合には解約金がかかる可能性があるほか、一度転用してしまうとフレッツ光に戻したい場合は再契約になってしまうので注意が必要です。
あなたにとってのメリットとデメリットのバランスを考慮しながら、一度検討してみてはいかがでしょうか?
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