■auひかりの申し込み窓口のひとつ「ヨドバシカメラ」
ヨドバシカメラは、首都圏を中心に20数カ所のチェーン展開で国内5位(2015年度)の売上高を誇っています。ちなみにネットショッピングでは、Amazonに次ぐ国内2位の売上高だそうです。
パソコンやAV機器の販売がメインのヨドバシカメラですから、当然auひかりをはじめとするインターネットやケータイ絡みの商品も数多くとり扱っていて、その道のオーソリティーもたくさんいるはずと、相談窓口としても期待は大、なんだか頼もしい存在でもあります。
今回はズバリ「auひかりをヨドバシカメラで申し込む」ことに照準を絞り、紹介していきます。
目次
まずは基本中の基本ですが「ヨドバシカメラでauひかりの申し込みができるのか?」という疑問です。答えはカンタン、単刀直入に「ヨドバシカメラでauひかりの申し込みはできます!」となります。
というか単純に考えて、大手家電量販店でケータイやインターネットがらみの申し込みができないことは、双方の会社でよほどの確執がない限りあり得ないと思われます。
では、ヨドバシカメラでauひかりを申し込むことのメリットとデメリットについて紹介しましょう。どこの窓口でも同じですが、メリットだけはしっかり枝葉をつけて説明してくれますよね。
でもよほどの親切心がなければデメリットは絶対に教えてくれません。そんな負の親切心はもちろんタブー。なので店舗に行く前に「どこで申し込むとオトクか?」を頭に叩き込んでいかなければなりません。
→参考ページ:auひかりのキャッシュバックキャンペーンを徹底比較!一番お得な申し込み先はここだ!
◆申し込み特典がない窓口で申し込むのは大損
auひかりを選ぶ大きなメリットのひとつが「申し込み特典がある」という点です。先ほど紹介したページに書いていますが、auひかりではキャッシュバックがたくさんもらえる申し込み方法があるので、この大きなメリットがない申し込み窓口は、いますぐ候補から外すべきなんです。
では、ヨドバシカメラでauひかりを申し込むのはオトクなのでしょうか?を解説していきます。
ヨドバシカメラで申し込んでもauひかりの申し込み特典を受け取る事はできます。
申し込み特典があるということは、auひかりを申し込む際の大きなメリットをクリアしているということ、金額は店舗やタイミングで若干違ってきますが、「ヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba店」の場合、2万円分のヨドバシ商品券+戸建ての場合現金1.1万円で計3.1万円といったところです。
ネット申し込みのキャンペーンなら40,000円近く現金でもらえる場合もあるので、そことよく比較してから申し込むようにしてください。
但しこの金額や内容は概ね1ケ月ごとに更新されるとのことなので、リアルタイムでのチェックは必要です。その他大手家電店では、パソコン購入などとのコラボ値引きなども目にしますので、少しでもお得に申し込みたい人は近所の家電量販店を回ると良いでしょう。
たとえば店頭価格で10万円のパソコンが「ネット同時加入でさらに3万円引き」などといった具合ですが、現金ではないにしても、トータル的に見ればかなりオトクですよね。
残念ながら前述のヨドバシカメラでは現在のところ、そうしたパソコンなどとのコラボ値引きはないようです。
ヨドバシカメラでauひかりを申し込む際のデメリットとしては、とくに目立ったモノはないようですが、しいてあげれば、
◆もらえるのがヨドバシの商品券である
メリットのひとつの申し込み特典はあるものの、その受け取りがヨドバシカメラでしか使えない商品券であることが、使い道の自由度が限られるということからみれば、デメリットとなりそうです。しかも商品券には期限があります。
近々ヨドバシカメラでの買い物予定があれば良いでしょうが、現金がもらえるネット申し込みの方が良い気もします。
お店としての戦略は理解できますが、消費者としては何とかしてほしいところです。ですがヤマダ電機なども自社の商品券のキャッシュバックのキャンペーンが主流みたいです。
◆さらなるデメリット
「auひかりを申し込む」という大きな視点からみた場合のヨドバシカメラでのデメリットは、「まだまだ金額が少ない」ということがあげられます。というのも、一概には言えないにしても申し込み特典が大きなauひかりの申し込み窓口に「ネット代理店」の存在があるからなんです。
このネット代理店の金額は、auひかりの提携プロバイダや家電店の比ではありません。
ちゃんとしたネット代理店を選べば、ヨドバシカメラでauひかりを申し込む際の、2倍以上の金額のが、早い時には翌月にすべてキャッシュで振りこみされるんです。
しかも申し込みは電話だけですべて完了と、手間いらずでメリットは大。
これには到底及ばないところが、裏を返せばヨドバシカメラでauひかりを申し込むことのデメリットといえるでしょう。
ただこのネット代理店、詳しくは専用カテゴリで紹介しますが悪徳業者も存在するようなので、選ぶ際に注意も必要です。
その信ぴょう性を思えば、実店舗でリアルに営業するヨドバシカメラには逃げ場なし、話が前後しますがこの点はある意味メリットかもしれませんね。
ではそんなメリット・デメリットも踏まえて、ヨドバシカメラでauひかりを申し込む際の手順について知っておきましょう。
1-まずショップでauひかりを申し込みしたい旨を告げると、専用のカウンターに案内されます。
2-窓口では、auひかりを利用する場所を聞かれます。
一般的には現住所になりますが、あくまで「利用する場所」なので間違えないようにしましょう。
3-利用する場所が「一戸建て」なのか「マンション(集合住宅)」なのかを告げます。
4-利用場所がauひかりの提供エリアかどうかを調べてもらえます。
5→終われば手続きに入って工事日の調整
となります。
◆auひかりの提供エリアに入っていなかった場合
残念ですがここで終了です。
申し込みのためだけにお店まで足を運ぶという人は、ここまで進めて残念な結果になるとショックも大きいことでしょう。
じつはこの提供エリアについては、事前にネットで調べておくこともできます。
◆提供エリアを事前にネットで調べておく
ヨドバシカメラ店頭でのauひかりの申し込みを少しでも効率よく進めたい人は、
次のサイトのページの中ほどに「auひかりの提供エリアの確認と申し込み」というコーナーがあるので、検索してみましょう。
auひかり提供エリアの検索はコチラから
http://www.au.kddi.com/internet/auhikari/application/
この提供エリア検索で注意したいのは、提供エリアに入っているからといってそのままネットで申し込み手続きを続けないことです。
先に紹介したように、ヨドバシカメラの特典を受けるには、あくまで店頭で申し込む必要があるからなんです。
◆auひかりの提供エリアに入っていた場合
さて、auひかりの提供エリアに入っていた場合は、申し込み手続きを続けます。
5-書類に必要事項を記入した後、工事予定日が決まったら、店頭での手続きは終わりです。
6-数日後、自宅などauひかりを利用する場所宛てに、光端末などの宅内機器が届きます。
すぐに開封しないで、工事日までそのまま保管しておきましょう。
◆工事日当日は立ち合いが必要
7-工事日当日、工事担当者が訪問し申込者または代理人立会いのもとで工事が行なわれます。
工事車両占有などによる付近の交通整理、影響を及ぼす可能性のある近隣への簡易な挨拶なども工事業者がすべて行ないます。
電柱から宅内への配線ルート、宅内機器の据付場所などの相談・確認が随時入るので、立ち合い中は常に声をかけられる場所に居る必要があります。
8-光ファイバーの配線、光コンセントの設置が終わったら、工事業者と申込者両者の最終確認・サインをして終了です。
◆配線工事が終わっただけではインターネットができない?
ここで注意したいのは、この時点では原則的に送付されてきた宅内機器は設置されないということです。
当然、パソコンやスマホ端末との接続設定も行なえないので、まだインターネットはできません。
工事業者がauひかりから依頼を受けているのは、宅内に光回線の光コンセントを設置するまで。その後の端末機器の据え付け、パソコンやスマホ端末との接続設定は、自分でやらなければならないのが基本なんです。
「工事が終わっているのにネットができないなんてなんてことだ!」筆者の数万件におよぶ訪問サポート先でよく聞くセリフです。
多くのユーザーは「工事が終わったらインターネットがすぐに楽しめる」と思っています。
でも実際は、一部の通信事業者を除いて、配線工事=インターネット開通ではないんです。
また、これが基本です。
「うちは光の配線工事業者が全部やってくれた」という声もちらほら聞きます。
これは「良心的な配線工事業者が時間に余裕がある時についでに接続設定までやってくれた」という、ユーザーにとってはラッキーでまれなパターン。
じつはこの行為も、厳密にいえばルール違反。配線工事業者は自社に戻ってそんな作業報告はできないし、後々の接続トラブルにも対応できなくなってしまいます。
余談になりましたが、とくにキャンペーンなどの特典などがからむ契約ごとでは、善意であってもイレギュラーな行為は避けた方が無難です。
ラッキーなはずが結局アンラッキーなことにならないように。
◆できることは自分でやろう!不安があれば「かけつけ設定サポート」
そんなわけで、光コンセントに宅内機器を接続し、パソコンやスマホなどの端末に接続設定する作業は、説明書を見ながら自分でやってみましょう。
予備知識がなくても意外とスイスイできるはずです。
もちろん不明な点はカスタマーサポートへの問い合わせで、auひかりの場合はこちらも丁寧に教えてもらえます。
それでも接続設定に不安な場合や、忙しくてそんな時間がとれない場合は、auひかりの「かけつけサポート」を利用すれば、有料にはなりますが希望する設定をすべて行なってくれます。
◆そんなこんなで晴れて開通!
申し込みから開通まではざっとこんな流れになります。
期間でいえば、
・戸建てプランの「auひかりホーム」で約1~2ケ月
・マンションなどの集合住宅向けプランの「auひかりマンション」で約2週間
これが目安、光回線工事はとにかく待つ期間が長いんです。
できれば、春の引っ越しシーズンや年末あたりは混みあうので、申し込みのタイミングもよく考えておきましょう。
さあ、ここまできたら晴れて開通!
あとはポイントを待ちながら、存分にインターネットを楽しみましょう。
ヨドバシカメラでauひかりを申し込む際のメリット・デメリット、申し込み手順や流れをみてきましたが、最後に注意点をざっとあげておきます。
還元額は毎月変わるので、リアルタイムでのチェックが必要なことは説明しましたが、この大半が「ヨドバシカメラの商品券」であること、さらに商品券には使用期限があるということで、後々の使途を踏まえて検討したいところでしょう。
ヨドバシカメラで毎月変わる還元額ですが、表面上だけの金額で決めてはいけません。
というのも、「オプションの加入」で、ほとんど使わない有料オプションの付加が前提だったり、「指定額以上の家電の購入」が条件に盛りまれていたりすることが多々あるからです。
今回もヨドバシカメラへ直接問い合わせたところ、基本的な額は告げられたものの、最終的には「お店に来ていただいた方がオトクです」との何やら意味深いひと言も。
とにかく直接店頭で納得いくまで説明を聞き、とくに大切なポイントはあらためて念押しするくらいのほうがいいでしょう。
「後悔先に立たず」とはよくいったもので、ヨドバシカメラでauひかりを申し込んだが、他にもっとオトクな申し込み方法があったなんてことにならないよう、いろんな観点から
事前によく比較しておくことが大切です。
いかがですか?ヨドバシカメラでauひかりを申し込むことをさまざまな観点から紹介してきました。
ポイントは、
・金額は毎月変わってくる。
・もらえるのは商品券である。
・ヨドバシカメラの店頭で申し込むと、なにか他に特典があるかもしれない。
・申し込みから開通までは結構長い。
・光回線のコンセントからパソコンやスマホ端末までの接続設定は自分で行なう。
・接続設定に不安がある場合は「かけつけサポート」にまかせることもできる。
・店頭で説明をしっかり聞いたいた上で申し込む。
・他社との比較もしてみる。
ということになります。
信頼性という点からいえば、実店舗を構え知名度も高いヨドバシカメラでのauひかり申し込みはアリかもしれません。