ドコモ光の回線速度は遅いってホント?
できるだけ快適に使いたい…
結論から述べるとドコモ光の速度は他の光回線とあまり変わりません。
実はドコモ光は選ぶプロバイダがV6プラス対応かどうかにより速度が大きく変わってきます。
ドコモ光の速度を重視している方は、速くて高性能なV6対応のプロバイダを選ぶことをおすすめします。
そして、ドコモ光のv6プラス対応のプロバイダで評判が高く、おすすめなのはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBでは2019年10月現在、15,000円の最多キャッシュバックや本来18,000円の工事費が無料になるキャンペーンが行われています。
通信速度が速いだけでなく、このキャンペーンを利用すれば3万円以上もオトクにドコモ光に申し込めるため、GMOとくとくBBはおすすめです。
ドコモ光
ドコモ光の特徴
この記事では、ドコモ光の速度が遅い原因と改善方法、実際に利用する方の評判、口コミについて解説していきます。
目次
先ほどもお伝えしましたがドコモ光の速度は本来、他の回線とあまり変わらないです。
それにもかかわらず、ドコモ光の速度は遅いという口コミや評判も見られます。これはどうしてなのでしょうか?
ドコモ光の速度が遅い一番の原因は契約しているプロバイダであると考えられます。
ドコモ光の速度は契約しているプロバイダがV6プラスに対応したものかどうかによって大きく変わるようです。
プロバイダとは
プロバイダとは、自宅に引いた光回線をインターネットにつなぐ会社のことです。
プロバイダがないとネットが使えないため、光回線の契約時には同時にプロバイダも契約します(特に別途手続きや契約料がかかるわけではありません)。
ドコモ光では、24種類のプロバイダから好きなものを選べます。
その中でもGMOとくとくBBは、15,000円キャッシュバック、最新ルーターの無料貸し出し、初期設定の無料訪問サービスといったキャンペーンが充実しています。
さらに、他のプロバイダと違って回線が混雑しない「v6プラス」という接続方式を用いているので、通信速度もかなり早いと人気です。
光回線を使う際にはプロバイダが必要不可欠なので、それならキャンペーンも速度も充実したGMOとくとくBBを選ぶのがオトクですよね。
ドコモ光の速度に対して評価が高く、利用者も満足している「V6プラス」ですが、そもそもV6プラスについてよくわからないという方も多いと思われます。
ドコモ光の回線はフレッツ光や他の光コラボ事業者と同じ回線を使っています。そのため、回線を多くの人が利用し、混雑状態になりやすくなります。
回線の混雑状態を回避し、より利用者が少ない回線を選んでインターネットを接続しようとするのがIPv6接続です。
ドコモ光のV6プラス対応のプロバイダに乗り換えて、速度が速くなったという方も多くいます。
ドコモ光の回線の通信速度を最大限引き出すためには、V6プラス対応のプロバイダを契約し、V6プラス対応のルーターを使いましょう。
ドコモ光のV6プラス対応のプロバイダで特におすすめなのはGMOとくとくBBです。
速度に自信のあるGMOとくとくBBではサイト内でドコモ光の実測値を公表しており、V6プラス対応の無線LANルーターも無料でレンタルできます。
現在、ドコモ光をご契約中の方でも簡単にプロバイダの変更はできますので、もし今の速度に不満がある方、もっと速く快適にドコモ光を利用したい方はプロバイダの乗り換えを検討してみてはいかかですか。
ドコモ光が遅いという評判はよく聞きますが、よく見てみるとプロバイダ以外の部分に問題がある場合が多いようです。
ですがこれによって「ドコモ光自体が遅い」ということにはなりません。
なぜならドコモ光の契約はどのユーザーでも基本的に同じ条件で利用していますので、「速い」「十分」という評判のユーザーが存在している以上、個々で差別化はできないはずです。
ただし、ドコモ光を契約するにあたって「フレッツ光」や他社の光インターネットサービスから通信速度を変えずに転用した場合だと、それが原因で通信速度が遅い可能性があります。
契約内容を確認して、転用前の回線速度がどれくらいであったかを確認しておきましょう。
新規契約の場合は自動的にドコモ光で出せる最大速度での契約となりますので問題ありません。
プロバイダも契約内容も問題ないという場合は、回線ではなく「使用している機器」に問題がある可能性があります。
光インターネットサービスは基本的に有線接続でパソコンに繋いでインターネットを利用するというスタイルをとります。
その都合上、どうしても「LANケーブル」やそれに関係する部分に問題があると、通信速度が低下してしまう可能性があります。
見るべきポイントとしては主に「LANケーブル」「LANポート」「ルーター」が挙げられます。
意外と盲点なのが「パソコンのLANポート規格」であり、これが古いものだと最新のLANケーブルや光回線の速度に対応できない可能性が高いです。
ちなみに、LANポートとはパソコンにLANケーブルを挿入する差込口のことです。お持ちのパソコンの説明書等を確認し、LANケーブルに適合した規格であるかどうか確認しておきましょう。
また、ドコモ光では「IPv6」という新しいインターネットの規格を使用できます。このIPv6とは従来のIPv4よりも高速通信を可能にする規格なのです。
当サイト「格安スマホ学園」がおすすめしているGMO×ドコモ光のコラボレーションモデルでは最新の良スペックでIPv6に対応しているルーターのWXR−1750DHP2を契約期間中は月額ずっと0円でレンタルする事ができます。
ドコモ光+IPv6専用ルーターを使用していれば通信速度が遅くて不満に感じる事なんてありません。あるとすれば使用する端末側に問題があるか、プロバイダ全体、ドコモ光全体に通信障害が出ていると考えたほうが良いです。
もし、ドコモ光を契約して、そのインターネットサービスを「無線LAN」で利用している場合は少し事情が異なります。
この場合でも、使用する「無線ルーター」の規格が古いことが原因である可能性もあるのですが、最新の規格であっても通信速度が遅くなる可能性があります。
有線通信と比較して、無線通信はその安定性が問題となるケースがあります。
同じ建物内で利用することになるとしても、ルーターとパソコンの位置取りによって電波の感度が変化します。受信感度が悪ければ、通信速度が低下するおそれがあるのです。
壁などのように、電波を遮る物がある場合、パソコンかルーターの位置を調整することで通信速度が改善される可能性があります。
もし、マンションにお住まいの方で、物件に光回線が導入されておらずVDSL方式で接続している場合は、通信速度が最大ではない可能性が高いです。
ドコモ光でVDSLの配線方式の場合はV6プラスを利用しても最新企画の周辺機器をそろえても、回線速度自体が最大100Mbpsです。
光回線未対応の建物でも、フレッツ光の提供エリア内で配線工事が可能であれば、光回線が導入できる場合もあります。
VDSL方式でドコモ光を利用している方は、光回線の導入を考えてみてはいかがでしょうか。
では、実際にドコモ光を利用しているユーザーの評判は実際どうなのでしょうか?
ネット上ではドコモ光の通信速度についてさまざまな評判が書き込まれています。
往々にして「遅い」という評判もあれば「速い」「十分である」という評判も少なくありません。あまり参考になりませんね。
ネット上のクチコミ、例えばSNSの書き込みなどを見てみると、「ドコモ光は遅い」という評判が目立っています。具体的には、以下のようなクチコミが見られています。
・ドコモ光はとても遅い
・前の契約よりも遅くなってしまった
・携帯電話の回線よりも遅い
中には口汚く罵っている口コミもありましたが、要約すると上記のような内容になります。特に気になったのは「以前との比較」がいくつか見られるというポイントです。
単純な数値の評判は、それそのものだけではなく、何かしらの「比較対象」があることで、より理解しやすくなります。
ドコモ光の場合、比較対象はおそらくですが(クチコミの投稿日時から考えて)「フレッツ光」からの乗り換えであると考えられます。
ドコモ光しか利用したことがない人の場合「こんなものか」で済ませられる可能性もありますが、従来のサービスと比較して通信速度が遅くなっていると感じることで、はっきりとした評判になるのです。
こういったサービスの評判は、どうしても「良い評判」よりも「悪い評判」の方が多く投稿されがちです。
特にSNSともなれば、その情報自体が一種の「ネタ」になるので、多くの人が投稿しやすい情報の種類です。
そして、良い評判よりも悪い評判のほうが多くなることで、ドコモ光を利用したことがない人もしくはこれから利用しようと考えている人がそれを見ることで、多くのケースにおいて「ドコモ光は遅いんだ」と断定してしまうのです。
また、ドコモ光のサービス開始当時はコールセンターが非常に混雑しており、つながりくい状態だったのも評判が良くない理由の一つではないかと考えてます。
しかしながら、全ての口コミが「ドコモ光は遅い」と評価しているわけではありません。中には、ドコモ光の通信速度は十分な品質であると評価している人もいるのです。
特に申し込みが落ち着いてきてドコモ光側でも対応に余裕が出てきた2017年現在の口コミは比較的良好です。
具体的な評判としては以下のとおりです。
・十分な速度が出せている
・プロバイダを変えたおかげか、それなりの速度になった
・「ドコモ光は遅い」という評判が嘘のよう
・フレッツ光よりも全然速いし安い
通信速度を決定する主な要因については
が挙げられます。同じドコモ光というサービスでも契約者ごとにこれらの条件が異なるので、速い・遅いという評判が両立している状態なのです。
回線自体のスピードは基本的に同じはずなので「遅い」と感じている人はドコモ光の速度に関して過剰に期待しすぎているか、周辺機器など使用環境が悪いかどちらかです。
当記事では上記3つの速度が遅くなる原因を究明し、対策方法を書いていきたいと思います。
ネットではドコモ光の勧誘がヒドイ!激しい!断れない! という評判もチラホラみかけますが、他の光回線と比べると圧倒的に営業や勧誘は少ないです。
なぜなら、フレッツ光等を代理販売する営業会社、勧誘会社に比べてドコモ光を代理販売できる代理店は極端に数が少ないからです。
代理店の数が少ないとは言えやはり強引な営業や勧誘を行ってくる会社も中には存在すると思いますが、そのような場合のほとんどは電話をすぐ切るなりして対応してください。
また、別の用事でドコモショップに行った時に強く勧められて断れなかった、などの意見も聞く事があります。
ドコモショップの店員はどんな人であっても必ずドコモ光を勧めなければならないマニュアルがあるので仕方ありません。必要なければ「結構です」の一言で断る事ができます。
ここで気になるポイントとして「ドコモ光とプロバイダの回線を分けて考えることができるのか?」という点が挙げられます。
あまりインターネットサービスに詳しくない人だとイメージが難しいかもしれませんが、要するにプロバイダの回線を経由する時点で電車を乗り換えていると考えてください。
では、通信速度の速い遅いを明確にするためにはどうすれば良いのかといえば、インターネット上で利用することができる「スピードテスト」を利用するという方法です。
これは、体感では厳密な数値化ができないインターネットの回線速度を数値化して表示することができるサービスで、基本的に無料で利用することができます。
ですが、スピードテストを行っただけではドコモ光が原因なのか、それともプロバイダに原因があるかわからないままである状態です。
厳密に何が原因であるかまでは判断できないケースも多いですが、ここで利用したいのは2種類のスピードテストです。
まずは下記のサイトにアクセスします。
NTT東日本
http://members-club.flets.com/pub/html/fsnavi/a_1.html
NTT西日本
https://flets-w.com/support/service/next/sokudo_kaizen/
それぞれのサイトにアクセスして、スピードテストを利用します。次に、下記のサイトにアクセスします。
こちらでも、スピードテストを実行します。もし、両者の数値に大きな違いがあれば、通信速度の遅さはドコモ光には無いということがわかります。
さて、2種類のスピードテストの数値が異なる場合に何がわかるのかと言えば、それを解説するためにもまずはスピードテスト自体の違いについて解説しておきます。
上記のスピードテストの根本的な違いは「回線全体での通信速度」か「プロバイダを経由しない通信速度」という違いがあります。
NTTが提供しているスピードテストの場合、これはプロバイダが担当している部分を除外しての通信速度であり、もう一つのスピードテストの場合は全体の通信速度を計測しています。
つまりNTTが提供してるスピードテストの結果とそうでない方のスピードテストの結果に大きな違いがある場合、「プロバイダに原因がある」ということがわかります。
もし、両者の数値がほとんど変わらなかった場合、この時点ではまだ通信速度の遅さがどこに原因があるのかわからないままです。
ですが両者に大きな違い、具体的には「NTTのスピードテストの数値の方が高い」という場合には、もう片方のスピードテストの結果が低い原因は「ドコモ光の契約自体には存在しない」ということがわかるのです。
なぜなら、もしドコモ光自体に通信速度の遅さがあるとすれば、両者のスピードテストの結果にそこまで大きな差は生じないからです。
2種類のスピードテストを利用して、NTTのスピードテストの結果が圧倒的に速かった場合、プロバイダ経由の有無が数値の決め手となりますので通信速度の遅さの原因はプロバイダにあることがわかります。
なので、これを改善するためにはプロバイダを変更する必要があります。ドコモ光は契約後でもプロバイダを変更することができます。
多少の手間と費用はかかりますが、快適なインターネット環境を得るためのコストとしては十分な価値があると言えます。
ドコモ光の通信速度が遅いと感じる場合、現状のままでは通信速度が改善することはあまり考えられません。
通信速度の遅さはインターネットサービスにおいて致命的なデメリットとなり、不便に感じてしまうことが多くなります。
これに対処するためには、きちんとした行動を実践する必要があります。
まず第一に行うことは、通信速度が遅い原因がどこにあるのか確認することです。
プロバイダに原因がないのにプロバイダを変更しても、通信速度が改善されることはありません。
無意味な部分に手間やコストをかけても意味がありませんので、まずは通信速度の遅さがどこにあるのか、つまり改善すべきポイントがどこであるのかを正確に把握することが重要です。
まず、原因がプロバイダにあると断定できる場合、つまり2種類のスピードテストで異なる数値が出た場合であれば、プロバイダを変更することで通信速度を改善することができる可能性があります。
きちんとプロバイダ選びをすれば、場合によっては劇的に通信速度を改善することができます。
プロバイダにも速度の影響があるということは、必然的に「速いプロバイダ」と「遅いプロバイダ」が存在することになります。通信速度を改善したい場合、速いプロバイダを選択する必要があるのですが、ならば「どのプロバイダが速いのか?」という疑問が発生することになります。
これに関しては一概には言えない部分もあります。
プロバイダの通信速度は条件次第で上下するので、数年前に速いと評判だったプロバイダが現状では遅いプロバイダに変化している可能性もあります。
そのため、プロバイダ選びに関してはサービス内容について調べるのと並行して、最新の口コミを探し出して評判を下す必要があります。
当サイト管理人の個人的な感想としては「GMOとくとくBB」が料金面、速度面、サービス面でおすすめできるプロバイダとなっています。
中にはGMOは遅い!なんていう評判・口コミも見かけますがGMOは割と優秀なプロバイダだと私は認識しています。 今なら現金最大15,000円キャッシュバックキャンペーンが開催中です。
次に、通信速度の遅さが「道具」に問題がある場合であれば、該当する道具を買い替えてインターネットを利用することで通信速度を改善できる可能性があります。
道具の問題性は、使用しているLANケーブルやパソコンのLANポートの規格を確認し、ドコモ光のインターネット回線に適さない古い規格の場合であれば、これを買い換えることで対応することができます。
基本的に、購入してから時間が経過しているものである場合、規格も古いものである可能性が高いです。
LANケーブルもパソコンもルーターも通常の使用法であれば長く利用できるものなので、何年も前に購入したものだと買い換えなければならない可能性が高いです。
もちろん最大理論速度なので単純に通信速度が2倍速いという訳ではありませんが、NURO光ユーザーにアンケートをとったところ、87%のユーザーがNURO光に変えて「通信速度が速くなった」と答えたそうです。
オンラインゲームをやる人など通信速度をシビアに考える人はNURO光を一度検討してみてはいかがでしょうか。
当サイトがおすすめしている「GMOとくとくBB」というのは、ドコモ光のプロバイダのうちの1つです。
プロバイダとは、自宅に引いた光回線をインターネットにつなぐ会社のことです。
プロバイダがないとネットが使えないため、光回線の契約時には同時にプロバイダも契約します(特に別途手続きや契約料がかかるわけではありません)。
ドコモ光では、24種類のプロバイダから好きなものを選べます。
その中でもGMOとくとくBBは、15,000円キャッシュバック、最新ルーターの無料貸し出し、初期設定の無料訪問サービスといったキャンペーンが充実しています。
さらに、他のプロバイダと違って回線が混雑しない「v6プラス」という接続方式を用いているので、通信速度もかなり早いと人気です。
光回線を使う際にはプロバイダが必要不可欠なので、それならキャンペーンも速度も充実したGMOとくとくBBを選ぶのがオトクですよね。
ここからはドコモ光のキャンペーンの中で最もおすすめなGMOとくとくBBのキャンペーン内容について1つずつ詳しく説明していきます。
現在、ドコモ光ではGMOとくとくBBのキャンペーンサイトから申し込むと最大18,000円の工事費が無料になります。キャンペーンの終了日は未定であるため、お早めに申し込んだほうがよいでしょう。
また土日祝日に工事をする場合は別途工事費が必要なため工事は平日に行うことをおすすめします。
また、GMOとくとくBBでは全国どこに住んでいても15,000円のキャッシュバックが行われるキャンペーンを行っています。
ドコモ光回線工事完了の翌月末日までにとくとくBBの指定の方法でキャッシュバック受け取り手続きを完了すればキャッシュバックを受け取ることができます。
ドコモ光をGMOとくとくBBのキャンペーンサイトから申し込むとドコモ光新規契約の場合は10,000円分のdポイント、フレッツ光から転用の場合は5,000円分のdポイントがもらえます。
またドコモ光をGMOとくとくBBで申し込むとWIFIルーターが無料でずっとレンタルできるキャンペーンを実施しています。
本来WIFIルーターのレンタル料は月額300円であり、無線LANルーターを購入する必要がなくなるためオトクです。
ドコモ光は、株式会社NTTドコモがNTT東西から卸売されたフレッツ光回線を利用して提供するインターネット光回線サービス、要するにドコモの光コラボです。
回線自体はフレッツ光の回線を使用しているので、フレッツ光の利用者であれば工事ナシでカンタンに乗り換え(転用)する事が可能です。
光コラボは2015年2月にスタートしたばかりですが、今やインターネット接続サービスに限らず、警備会社やスポーツジム、学習塾やカルチャースクール、介護福祉事業の分野にまでその用途が広がっているんです。
というのも光コラボの原則は、「NTTから卸売をうけた光回線を各社が独自サービスを付加して一般消費者に提供するもの」で、総務省のデータによるとその事業者数は2017年現在約200社を超えているそうです。
まだまだその用途が画策される光コラボですが、なかでも現在最も利用されているのが携帯キャリア会社やインターネット接続事業者(ISP)が利用している、インターネットサービスの分野というわけなんですね。
つまりドコモ光・auひかり・ソフトバンク光です。
実はドコモ光は光コラボ業者の中でもダントツのシェアなんです。
というのも、そもそもドコモはNTTグループで、元来NTT所有のフレッツ光回線を自由に使えるので、極端にいえば光コラボを独占できる状態だったはずです。
しかし、実際は独占できなかったわけですね。というのもNTTはもともと電電公社という国営のひとつの部署だったんです。
それが民営化にともなってNTTという会社になり、全国に広がる電話回線網はNTTのモノになるわけです。
厳密にいえば色々と制約はあるのですが、基本的には現況NTTのモノには違いないんです。
携帯電話やスマホの普及にともなって急成長のドコモは、NTTグループですよね。
ってことは、NTTの全国規模の回線網をドコモが使ってもおかしくはないわけです。
その経緯もあって光回線でのインターネット普及にともなって、NTTはイッキに全国の回線網にフレッツ光回線を拡張していき、あげく日本全国における光回線のうちそのシェアは90%以上となりました。
こうなると携帯と光回線の協業を画策していたNTTグループは、「フレッツ光回線をドコモとコラボさせれば、凄いことになる」と、悪代官と越後屋のごとく、あからさまな忖度(そんたく)が進められていくわけですね。
ところがここで「ちょっと待てよ、その悪行に異議あり!」と一声をあげたのが、ソフトバンクやauをはじめとする同業他社。
「国の施策で民営化したとはいえ、その基盤は国が造ったもの。ドコモだけがいい思いするのは許せない」となり、フレッツの回線をドコモが独占する事は不可能になりました。
詳細な経緯は省略しますがそんな訴えかけもあり、フレッツ回線をドコモ以外にも開放するならドコモとの協業もOKにしようと国から認められ、光コラボが始まりました。
これが、NTTが業者にフレッツ光回線を卸売りする「光コラボ」の誕生秘話です。
こうしてフレッツ光回線に価値観と将来性を見出した業者が、イッキに参入を始めたわけですね。
とはいっても、忖度はそう単純には収まりません。
フレッツ光回線の開放とはいえ、NTTとドコモは長い付き合い。国が決めた事とは言え、目の前の獲物(光コラボ)を独占できずに他社にサッと横取りされ黙っている両者ではありません。
その後もちらほらと耳に入ってくるダークな噂を総務省は今でも監視し続けているんです。
それもそのはず、光コラボ直前までダントツ首位だったYahoo!BBとOCNのプロバイダサービスを光コラボスタートと同時にドコモがイッキに抜き去ったわけですから、何か怪しいですよね。
我々ユーザーには直接関係はありませんがこの展開、なんだか興味津々ではあります。
というわけで内情はわかりませんが、ドコモ光は2017年9月現在も、光コラボではダントツトップシェアなんです。
ドコモ光は光コラボですから、利用している回線はフレッツ光回線と全く同じです。
ですので通信速度などは基本的にフレッツ光と変わらないのに、ドコモスマホユーザーなら料金がフレッツ光より安くなるのが特徴です。
ただ2015年の光コラボスタート以前から光回線をほぼ独占していたNTTのフレッツ光は、未だに光回線では利用世帯が第1位なんです。
フレッツ光と同じようなことをしていたのでは、たんにNTTグループでの光回線の窓口が増えただけのこと、フレッツ光よりもドコモ光のほうが料金が安いので、同グループ内での安心感もあって乗換えはたやすいわけです。
同グループ内でフレッツ光→ドコモ光に乗り換え(転用)するだけではNTTは丸々損なのでは?と思うかもしれませんが、ドコモ光の普及によってドコモユーザーの新規獲得が狙えるようになる事でプラスになっている様です。
実はドコモ光は、フレッツ光より料金が多少安いだけではないんです。
この記事を見られる前にもさまざまなサイトで、ドコモ光の特長や評判を見られたかとも思いますが、その特長としてよくあげられているのが、
フレッツ光とドコモ光は同じ回線を利用しているので、回線品質はまったく同じ
こんな特長をあげている記事があります。
回線品質は同じと書いているだけで、良し悪しは書いていないので微妙ですが、概ねこうした表現は「フレッツ光と同じで回線品質がいい」と受けとめることができます。
ところが、フレッツ光回線を使っているからといってプロバイダが変わっても回線品質が同じということはあり得ません。
これはハード面の問題で、プロバイダのサーバーなり端末なりを経由するからなんですね。またファイル共有などで大量のデータを短時間でやりとりして他の利用者に迷惑をかけることを防ぐために行なうP2P規制をかけている場合もあるんです。
例えば筆者の訪問先で「ネットが重ったるくて話にならない」とオークションサイトの利用で不便を感じていたユーザーさんのプロバイダ変更の設定をした所、フレッツ光回線である光コラボ回線のままwakwakからソフトバンクにユーザー認証を書き換えただけで、2Mbps平均がなんと90Mbps平均の速度をはじき出したのでビックリされていました。
そもそも2Mbps平均というwakwakの安かろう悪かろうも問題ですが、これが同じ光コラボでも、バックボーンのしっかりしたプロバイダの実力なんです。
同じドコモ光といえどもプロバイダが違うだけで通信速度は全然違います。
調べてみても、どうしてもプロバイダや使用する道具などに原因が見つからない可能性も十分に考えられます。
そうなると、考えられる原因としては「ドコモ光そのものに原因がある」ということになります。
現状ではあまり考えられないことではありますが、サービス提供開始から時間が経過していますので、サービス提供における事情が変化している可能性も十分に考えられます。
この場合はどうすれば良いのかと言えば、もはや「ドコモ光を乗り換える」しか選択肢が残されていないということになります。
ドコモ光以外にも光インターネットサービスを提供している通信会社はありますので、最適な企業を選択して契約するようにしましょう。
また、お住いの場所によっては無線ルーターを利用してのインターネットの利用は適さない可能性もあります。
電波障害を起こすような何かが自宅内もしくは周辺に存在する場合、無線通信ではなく有線通信に切り替えることで通信速度が改善される場合があります。
光コラボのなかで一番契約数が多いのは2017年8月現在、ドコモが提供するドコモ光です。ドコモ光の利用者は今だ増加傾向ということですから、ドコモ光にはなにか特別な魅力があるのかもしれません。
さらにドコモ光の登場でキャリア別契約数を巻き返し、未だトップシェアを維持するドコモのケータイ。
そんなドコモ光の強みのひとつとして「ドコモ光のセット割」がひと役買っているようなんです。セット割とは簡単に説明するとドコモ光を契約中はずっとスマホ料金が割引になる仕組みです。
今回はドコモ光とドコモスマホのセット割について、業界人でもある筆者がプロの視点から徹底的に分析、誰にでもわかりやすく紹介してみました。