この2社を比較するにあたり最初は料金からみてみましょう。
料金比較は戸建てタイプにて比較しました。
(これは料金体系が均一で比較しやすいためで2社ともマンションタイプは細かく分かれ、配線方式にも違いがあるため単純に比べるのが難しい為ですご了解ください)
■ドコモ光 初期費用 戸建てタイプ
契約手数料 3,000円
新規開通工事料金 18,000円
ひかり電話新設料金 1,000円~3,000円
フレッツテレビ工事料金 20,000円(台数にもよる)
■BBIQ光 初期費用 戸建てタイプ
契約手数料 3,800円
インターネット新規工事料金 0円
(ただし半年以内に同一場所・同一名義人にて開通の場合は24,600円)
BBIQ光電話 2,000円
NTTから電話を引き継ぐ場合 3,800円~5,800円
(NTT電話加入権有りは5,800円無い場合は3,800円)
BBIQ光テレビ
BBIQ光と同時申し込みの場合 0円
追加申し込みの場合 加入料 10,000円
標準工事料金 26,000円
工事料金においてBBIQ光ではインターネット新規開通特典適用によりテレビが無料で工事されるのはとてもお得感があります。
また、このインターネット新規工事料金0円は1月23日現在でのキャンペーンで2月以降はまだ未定とのことでした。
しかし、ドコモ光もキャンペーンで実質工事料金無料や割引きもあるのでほぼ差は無いでしょう。
■ドコモ光 月額料金
Aタイプ(プロバイダー込) 5,200円
Bタイプ(プロバイダー込) 5,400円
単独タイプ(プロバイダー無) 5,000円
ひかり電話 500円
フレッツテレビ 660円
合計 6,160円~6,500円
■BBIQ光 月額料金
インターネット料金 (プロバイダー料金込み)
通常契約 5,500円
3年契約 4,700円
5年契約 4,400円
BBIQ光電話 500円
BBIQ光テレビ
通常プラン 1,600円
二年契約 1,100円
合計 5,600円~7,600円
単純に計算すると上記のようになりますが、BBIQ光テレビは新規の方なら23カ月500円引きもされています。
長期割り引きを利用すればドコモ光もBBIQ光も大きな差はみられないですね。
ドコモ光とBBIQ光の速度の評判を集めてみました。
どちらの会社も下り100M~1Gなどのタイプを用意されています。
結論から言えば、利用者の多いドコモ光の方が若干遅いというご意見が多い印象でした。
しかし、これは地域の利用者が多いからだということにもなるでしょう。
ご参考までに、価格コムやラディッシュスピードテストでの速度判定をされた方のデータをみることができます。
BBIQ光のラディッシュスピードテストはみたところかなり速いスピードが出ていました。
400M超など満足できる数字ですね。
しかし、価格コムではBBIQ光マンションでは遅いというご意見もありました。
同じ条件でラディッシュスピードテストのドコモ光のデータは無く価格コムでのレビューを拾ってみるとやはり速い遅いなど様々なご意見がありました。
光コラボレーションのドコモは基本的にNTTフレッツ光西日本提供の回線を利用しています。
マンションタイプのみならず、戸建てとしても利用者が多い地域ではやはり回線速度は遅くなります。
以前、NTTフレッツ光の故障など技術部の方に戸建てタイプで速度が遅い場合で速くなる改善の余地はあるか?
ギガタイプにして改善するかどうかという質問をしてみたことがあります。
「お住まいの地域に同じ回線を利用する方が多い場合は、やはり戸建てタイプといっても速度は落ちる場合が多いです。バックボーンの増強をプロバイダーと共に広げていかないと解消できないものです。また、ギガタイプを速度が速くなると言う見解でいるようですがこれは100Mであっても1GであってもNTTフレッツ光東西で提供しているスピードについて差はありません。ギガタイプは速度の上限を上げるというサービスプランなのです。実際のところ速度を事前予想することは不可能で接続してみて初めてわかることです。」
この速度の上限を上げるというお話は初めて伺いました。
NTTフレッツ光の戸建てタイプでも地域の回線の込み具合を改善するのは難しいようですね。
ドコモ光・BBIQ光ではお住まいの地域の込み具合によりスピードが変わる。
つなげてみないとわからないというのが実状でしょう。
ドコモ光においては、スマホユーザーにとってはトータルで家族の通信費がまとめられる。
多少値引きがあるという部分とNTTフレッツ光から同じNTTグループのドコモ光という安心感が高い評価になっているようです。
しかし、光コラボレーションの転用手続きにおいて一部サービスがNTTフレッツ光に残るなど面倒・わかりにくいという声も数多くありました。
品質においては遅いなど意見はあっても安定しています。
BBIQ光ではauユーザーとのセット割りで料金が安くなることと初期工事料金がドコモ光と違い大幅割引きがある点が満足という意見が多数ありました。
しかし、BBIQ光電話についてにはつながりにくい、故障しがちという意見が多かったです。
この場合はルーターの電源を抜いて数分おいてからつなぎ直すと復旧しやすいとのこと。
これは他者にくらべてメンテナンスが多いからだという指摘もあります。
このあたりは大規模設備を抱えているNTTフレッツ光西の回線を利用のドコモ光が有利と言えます。
今回、この記事を書くにあたりドコモ光やBBIQ光に開通工事やキャンペーンについて直接取材をしました。
ご案内したとおり、工事料金や月額料金も長期割り引きやキャンペーンを利用すれば2社ともあまり差が感じられないイメージでした。
しかし、工事段階において違いがありました。
BBIQ光はBBIQ光テレビを開通するにあたり必ず訪問調査である下見をしてから開通工事に伺うと言われました。
この調査費ももちろん無料とのことです。
ドコモ光へもこの点を同じく問い合わせしたところ、ドコモ光でドコモ光テレビはこのような下見はしないとのこと。
もし、強く希望されるのならNTTフレッツ光工事者が伺いますが有料になるとのことでした。
基本的には一般住宅にはこのBBIQ光のような下見はされないのことです。
また、BBIQ光の場合は、マンションタイプのような集合住宅にBBIQ光が導入されておらず直接戸建てタイプとして引き込む場合もその引き込むマンションの規模により料金が変わってくるとのことです。
そして、このように直接戸建てタイプのように開通した契約での月額料金は戸建てタイプと同等にはなりません。
ユーザーがお住まいのマンションの設備により戸建てタイプより多少低い金額に設定されるとのことでした。
具体的には月額料金として3,800円から5,500円の請求になるという回答をいただきました。
同じ場合でドコモ光の場合は戸建てタイプと同等料金となります。
このあたりが大きな違いでしょう。
お手頃な料金で確実な同時開通を希望されるのならBBIQ光という選択肢は有りですね。
でも契約の縛りが3年、もしくは5年となります。解約金についてもご紹介しますね。
■BBIQ光の解約金
12カ月未満で解約の場合 24,600円
12カ月以上18カ月未満 20,000円
18カ月以上24カ月未満 10,000円
2年以上利用であっても撤去工事費用は 5,000円
が必要です。
■ドコモ光の解約金
定期契約の有る方で更新月以外の解約
戸建てタイプ 13,000円
マンション 8,000円
廃止に伴う撤去工事料金 無料
また大きなデメリットとしては時期にもよりますがテレビ開通が入ると申し込みから開通工事まで2,3週間から最大3カ月余り日数が必要とのことです。
ドコモ光なら工事の空きがあれば10日前後となります。
しかし、当日開通工事ができなければ工事自体全面取り消しかあるいは設備を整えて再度訪問日程を決めて再工事となります。
まとめると一般個人向けであれば、auユーザーでセット割りが可能なのでBBIQ光の方が料金的お得になります。
しかし、インターネット上のひかり電話の評判を考えると固定電話をよく利用する方や個人事業主や法人だとやはりドコモ光の方がベストでしょう。
ドコモ光ならフレッツ光のオプションとして多くの法人向けサービスも利用可能というメリットがあります。
まず、ドコモ光を解約しなければなりませせんがその前にドコモ光で固定電話を利用されている方は事前に電話をBBIQ光へ番号ポータビリティーする必要があります。
その上でインターネット回線を解約してBBIQ光を開通することになります。
もし、インターネット回線を途切れず利用したいという要望があればBBIQ光を開通後にドコモ光を解約することになります。
手順を以下にご案内します。
この手順となります。
なお、キャンペーンにより他社からの乗り換えについて、BBIQ光はキャッシュバックを行っている代理店もあります。
普通にBBIQ光のホームページや電話受付だと10,000円のキャッシュバックも用意されているようですので、お得なプランをみつけてくださいね。