NURO光の法人向けNURO Bizとは?個人向けとの違いも解説

NURO光には法人契約ができる「NURO Biz」というものが存在します。NUROといえば、下り最大2Gbpsの通信速度を特徴とするインターネット接続サービス。同じNUROの名をもつ法人向けのサービスは、どのような内容になっているのでしょうか。

この記事では、NURO Bizのインターネット接続サービスの特徴や、導入事例、個人向けNURO光と何が違うのか?という点を解説していきます。

なお、法人化していない個人事業主の場合、NURO Bizを利用することはできません。自宅兼オフィスや飲食店などの店舗にインターネットを導入するという場合、NURO Bizでは法人でしか契約が出来ないため通常のNURO光を利用することになります。

個人向けNURO光のポイント

  • 個人事業主のインターネット回線として利用可能(個人名義で契約)
  • プロバイダ料込で月額4,773円(G2Vプランの場合)
  • 下り最大2Gbps高速回線なのでネットに接続できないことによる仕事のトラブルが起きにくくなる
  • 45,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中(下記リンク先ページからの申し込み限定)

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NURO光の法人向けサービス「NURO Biz」とは?

「NURO Biz(ニューロビズ)」はソニービズネットワークス株式会社が提供する、法人向けのソリューションサービスです。

ソリューションサービスというと一見わかりづらいですが、主な内容として以下のようなものがあります。

NURO Bizの提供サービス一覧

サービス名サービスの概要サービスの詳細
NUROアクセスインターネット接続サービス法人用のインターネット回線導入
NUROリンクネットワークサービス社内ネットワークの構築
NUROモバイル法人向けモバイルサービス法人向けの価格で提供されるモバイルデータ通信
NUROセキュリティセキュリティサービス不正アクセスなどの脅威に対応
NUROクラウドクラウドサービスG suiteやOfficeなどのクラウドサービスが利用可能

NURO Bizというとインターネット接続のためのサービスだというイメージがある人もいるかもしれません。

NURO Bizとはインターネット回線をメインとしつつも、インフラ全体やセキュリティなどの様々なサービスをまとめた総称として付いている、ブランド名のようなものと捉えてもらえればと思います。

NURO光の法人向け「NURO Biz」の回線は、個人向けと何が違う?

次は、NURO Bizのインターネット回線(NUROアクセス)が、個人向けのNURO光と何が違うのかを見てみましょう。

NURO Bizが個人向けNURO光と違う点

  • プランは帯域保証ありのものや、下り最大10Gbpsの高速回線などが選べる
  • 契約は法人名義のみ
  • 保守も含めた総合的なサービスを受けられる
  • オフィスビルへの導入が可能

 

NURO Bizのプランは帯域保証ありのものや、下り最大10Gbpsの高速回線などがある

通常のNURO光とNURO Bizのインターネット接続サービス(NUROアクセス)において大きく違う点は、NURO Bizにはスタンダードプランには「帯域確保」、プレミアムプランには「帯域保証」があるということです。

特にインターネットを全社的に利用するオフィスにおいて、アクセス集中によりネットが重くなるといった不具合は避けたいもの。

NUROアクセスでは帯域確保といって、回線が込み合っていても最低限の速度が出るように通信データをコントロールしてくれます。さらに速度に保証が付く帯域保証というものもあります。

パソコンを多く利用する職場だけでなく、IoT端末を接続して使う職場にもこの帯域確保や帯域保証は安心できる制度ですね。 なお、帯域保証の最低限の速度については、後述しますがプランによって変わってきます。

サポートも含めた総合的なサービスを受けられる

NURO Bizは、総合的なサービスを提供しています。

例えば、NURO Bizでは保守対応も充実。万が一不具合が発生した際には訪問でも対応をしてくれます。 (訪問によるサポートは、エントリープランには含まれていません)

NURO Bizの契約は法人名義のみ

NURO Bizは法人向けサービスのため、契約も法人名義のみとなっています。

請求書を法人名義で発行してもらわないと経費として計上できない、といった場合はこのNURO Bizを契約することになります。

一方で、個人事業主の場合は個人名義となりますが、インターネット回線は「通信費」にあたるため経費とみなすことができます。個人名義での契約なら、必然的に通常のNURO光を選ぶことになります。

NURO Bizはオフィスビルへの導入が可能

個人向けNURO光の場合、オフィスビルへの導入には対応していません。NURO Bizの場合はオフィスビルへの導入が可能です。

NURO Bizで契約できるインターネット回線「NUROアクセス」

NURO Bizで契約できるインターネット回線の名称は「NUROアクセス」。 ここからは、このNUROアクセスの料金プランと、それぞれのプランでできることを見ていきましょう。

まずは全てのNUROアクセスのプラン・料金をまとめました。

 月額費用初期費用事務手数料基本工事費
スタンダード18,850円150,000円3,000円50,000円
プレミアム(30M)50,000円150,000円3,000円50,000円
プレミアム(50M)150,000円150,000円3,000円50,000円
エントリー(戸建てオフィス)4,743円30,000円3,000円50,000円
エントリー(オフィスビル)6,190円30,000円3,000円50,000円
NEXT 10G180,000円150,000円3,000円50,000円

スタンダード、プレミアム、NEXT 10Gの初期費用は150,000円と高額に感じますが、24ヶ月の分割払いとなり、さらに24ヶ月間は毎月6,250円が月額料金から割引されるため、実質無料になります。

エントリープランも30,000円を24ヵ月分割払いで、さらに毎月1,250円ずつ割引されるため、こちらも実質無料です。

初期費用に関しては、使い続ける前提であれば気にしなくてよい費用です。ただし24ヶ月以内に解約した場合は残債を支払う必要がでてきますので、注意が必要です。

次に、プラン別に出来ることを見ていきましょう。

NUROアクセス スタンダードのサービス内容

NUROアクセス スタンダードの特徴

  • 固定IP利用可
  • 24時間365日のオンサイト保守
  • サービス品質保証制度
  • 帯域確保10Mbps

NUROアクセス スタンダードは、NURO Bizの中核を担う標準的なサービスです。

インターネット通信速度は、下り回線が最大2Gbpsで、上り回線が最大1Gbps。家庭用のNURO光と同様の速度になっています。

では、NUROアクセス スタンダードは家庭用回線と同じサービスなのかというと、そうではありません。「帯域確保型回線」となっており、上り下りともに最低10Mbpsの通信速度を確保してくれます。

また、固定IPアドレスを標準で1個利用できることも、スタンダードの特徴です。

固定IPとは、インターネット上のその企業の住所のようなもの。スタンダードで固定IPアドレスを追加する場合は、オプションで行うことができます。

SLA(Service Level Agreement)を標準装備していることも、このプランの特徴です。SLAとは、サービス品質保証制度のこと。サービス内容が規定の基準に満たない場合に、状況に応じて料金の一部が返還されます。

これに加えて、24時間365日対応のオンサイト保守が標準提供される点も見逃せません。オンサイト保守とは、いわゆる駆けつけサービスのこと。通信障害が発生した場合に原因を調査し、現地で保守対応を実施してもらえます。

以上の特徴をもつNUROアクセス スタンダードは、中小企業はもとより大手企業のインターネット回線にも最適です。

上の図は公式サイトからの引用ですが、同等の最大速度が出る他の回線と比べても、月額18,850円は安いと言えるでしょう。

NUROアクセス プレミアムのサービス内容

NUROアクセス プレミアムの特徴

  • 固定IP利用可
  • 24時間365日のオンサイト保守
  • サービス品質保証制度
  • 帯域保証30Mbpsまたは50Mbps

NUROアクセス プレミアムは、大容量データを利用する大企業向けのインターネット通信サービスです。

前項で紹介したスタンダードとこのプレミアムの主な違いは、帯域確保の上限が大幅に上がり、保証も付くという点にあります。

NUROアクセス スタンダードも10Mbpsの通信を確保しています。一方、このNUROアクセス プレミアムは、最低ラインとして30Mbpsもしくは50Mbpsの帯域保証をしています。

つまり回線が混雑しても、最低限30Mbps以上の通信が保証されるというわけです。安定した通信を必要とする大企業には、この帯域保証は最適なサービスとなっています。

このほか、固定IPアドレスやSLA、オンサイト保守を標準装備している点はNUROアクセス スタンダードと同様です。

NUROアクセス NEXT10Gのサービス内容

NUROアクセス NEXT10Gの特徴

  • 下り最大10Gbpsの超高速回線
  • 固定IP利用可
  • 24時間365日のオンサイト保守
  • サービス品質保証制度

NUROアクセス NEXT10Gプランとは、下り最大10Gbpsの回線を定額で使用できるサービスです。他サービスとの違いは、10Gbpsという圧倒的下り最大速度の回線を利用できる点。

月額費用が180,000円と高額ですが、業務用IoT端末を大量に接続する場合や、トラフィック量の多いデータ通信をが日常的に行われる場合でも、業務に支障が出ない環境が期待されます。

提供されるONUは「HN8055Q」。縦置きの10Gbps対応のONUとなります。M/C(メディアコンバータ)はXS708E-100AJSという横置きのM/Cが採用されています。

NUROアクセス エントリーのサービス内容

NUROアクセス エントリーの特徴

  • 個人事業主向け
  • 無線LAN搭載

NUROアクセス エントリーは、SOHOや小規模事業者むけのインターネット接続サービスです。

主なサービス内容は個人向けのNURO光とほぼ同様。ただし、個人名義ではなく法人名義での契約が可能です。下り最大2Gbpsの高速通信を事業に活かすことができます。

高速無線LAN機能付きのONUを利用できる点が、エントリーの大きな特徴です。小規模なオフィスでも、LANケーブルの配線には手間がかかるもの。

エントリーで利用できるONUは最大450Mbpsでの無線通信に対応しているため、オフィス内の快適な通信環境をワイヤレスで構築できます。

このほか、プロバイダと回線事業者が一体となっている点も、エントリーのもつ利点です。問い合わせ先が1つであるため、トラブルが発生した際も迷わず相談を行えます。

戸建オフィス向けプランの月額料金は、個人向けのNURO光G2Vプランと同額になっています。一方、オフィスビル向けプランの料金は、やや高額ですね。

なお、エントリーでもオンサイト保守を利用可能です。ただし無料で利用できるのは、オフィスビル向けプランに加入した場合のみ。戸建オフィスで利用するには、月額1,500円の「オンサイト保守オプション」に加入する必要があります。また、エントリー向けのオンサイト保守は、平日の9時30分から18時までしか対応していませんので、注意が必要です。

NUROアクセス Fラインのサービス内容

NUROアクセス Fラインの特徴

  • NUROの提供エリア外向け
  • フレッツ光の回線を利用

NUROアクセス Fラインの「F」は「フレッツ」のFのことです。

NUROアクセス Fラインとは、NUROアクセスの提供エリア外でも、フレッツ光回線を使用して「NURO Biz」のバックボーンを利用する事ができるサービスです。そのため、通常NUROを提供していない地域でもこちらのプランを契約する事ができます。

アクセスFラインの料金プランは、どのフレッツ回線を利用するか、固定IPがいくつ必要か等で料金が変わってきます。

NURO Bizで提供している、その他のサービス

NURO BizではNUROアクセスの他にも、様々な法人向けサービスを展開しています。NUROアクセスの提供エリア外だとしても、これらのサービスは利用可能です。

閉域網サービス(NUROリンク)

閉域網(へいいきもう)とは、誰でも使えるオープンなネットワークではなく、社内での通信や拠点間だけの通信を目的とした、閉じられたネットワークのことを言います。セキュリティの高いネットワーク環境が構築できます。

最大通信速度は上下ともに1Gbps、さらに10Mbpsの帯域保証が付いています。

NUROモバイルのサービス内容

NUROモバイルとは、法人用のモバイル通信サービスです。NTTドコモが提供しているXi®/FOMA®を利用したSIMカードを提供しています。NTTドコモの回線を利用するため、幅広いエリアでの通信が可能。

さらに、企業内でパケットのシェアが可能です。1端末におけるトラフィックが増大しても、他端末分のパケットで補うことが出来ます。

NUROセキュリティのサービス内容

NUROセキュリティはUTM、マネージドサービス、ワイヤレスLANタイプなどに分かれます。

UTMはフィッシングサイトやウィルスなどの「内部からの脅威」と、ネットワーク攻撃などの「外部からの脅威」の二つの脅威から1台の機器で守ることができます。

セキュリティ強化はもちろんのこと、セキュリティ管理を一本化できる事で管理者にとってメリットの大きいサービスです。

マネージドサービスtypeVはバイオセキュア社のセキュリティVSRのレンタルおよび導入設置、運用と保守を一括で頼めるセキュリティサービスです。

ワイヤレスLANタイプは申し込み時に10個の質問に答えた後、送られてくるアクセスポイントをLANに設置するだけで希望通りのLAN環境をセットできるサービス。

NUROセキュリティに関しては規模や種類によってかなり選択の幅がありますので、NURO Bizへの問い合わせをした上で最適なサービスを提案してもらうことをおすすめします。

NUROクラウドのサービス内容

NURO Bizが提携している様々なクラウドサービスを利用することができます。これらのサービスの総称として「NURO クラウド」というブランド名が付いていますが、1つ1つのサービス開発元はそれぞれ異なっています。

IDやpassの管理、OSやデバイス間のデータのバックアップ、ソフトウェアに対するサイバー攻撃の防御、メールやカレンダーの異なるデバイス間での共有、microsoft社のOfficeをマルチデバイスで共有、メールの誤送信防止など、様々なサービスをクラウド型で導入することが可能です。

NUROクラウドの提供例

・NUROクラウド OneLogin ・NUROクラウド inSync ・NUROクラウド yarai ・NUROクラウド G Suite ・NUROクラウド Office 365 ・NUROクラウド Active! gate SS

NURO Bizの導入事例について

NURO Bizのサービスは、数々の企業に導入されて高い評価を得ており、公式サイトにも多数の導入事例が掲載されています。

例として以下の企業が、インターネット通信サービスにNURO Bizを選んでいます。

・SBI証券 ・生和コーポレーション ・東北新社 ・KING SOFT ・ポニーキャニオン ・JAL ・学校法人(専修大学、大妻学院)

JALでのNURO Biz導入事例

続いて、実際のNURO Biz導入事例をチェックしてみましょう。ご紹介するのは、JALでの導入事例です。

JALでは、NURO Biz導入以前より、IP-VPN(安全性の高い閉域ネットワーク)による通信網を確率していました。しかし、客室乗務員が使用するiPadを導入した結果、帯域不足が発生する可能性が浮上。結果的に、NURO Bizの導入を決行するに至ったのです。

ここで、iPadの導入がなぜNURO Bizの導入に繋がったのかを、詳しく解説しておきましょう。JALが導入したiPadの数は、実に5,500台。毎日早朝になると、このiPadの多くにデータを一斉送信しなければなりません。というのも、多数の客室乗務員が早朝に出勤するからです。

帯域不足の発生に不安を感じたJALは、いったんモバイルデータ通信による問題解決を画策。しかし、7GBのデータ通信量制限によって、対策は失敗に終わりました。こうした流れを経て、NURO Bizの導入へと舵を切ったのです。

JALが導入したのは、「NUROアクセス プレミアム 30M」「NUROアクセス Fライン」「NUROセキュリティ マネージドL3VPN」の3サービス。データセンターには、帯域保証型である「NUROアクセス プレミアム 30M」を割り当てて、安定した通信を確保しました。

一方、NUROのエリア外である成田空港と羽田空港には、NUROアクセス Fラインを採用しています。Fラインは、フレッツ回線を使用するプロバイダサービス。NUROのサービスエリア内外をまたぐ拠点間での、通信網構築に役立つサービスとなっています。

これに加えてJALでは、データセンターと成田および羽田間の通信を安全に行うためにNUROセキュリティ マネージドL3VPNを導入しました。以上の組み合わせにより、スムーズで安定した通信網の構築を実現。問題の解決に至ったのです。

参考 : NURO Biz公式サイト

NURO Bizを法人契約する前に確認しておくべきこと

ここまでの内容を読んで、NURO Bizのインターネット接続サービスを視野に入れる方いるかもしれません。ただし契約に踏み切る前に、NUROアクセスの以下のポイントは確認しておきましょう。

NUROアクセスの契約前に確認しておきたい点

  • オフィスビルにて、調査や工事を行うことに問題がないか
  • 申し込みから開通までに時間を要する
  • 提供可能エリアが限られている点
  • 2年以内に解約すると初期費用の残金精算が必要となる点

NUROアクセスの利用開には工事が必要なので、申し込みからすぐに利用が開始出来ません。また、オフィスビルの場合、工事が入ることが問題ないのかをあらかじめ確認しておきましょう。

またNUROアクセスは、NURO光同様に提供エリアが限られています。

関東:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県
東海:愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
関西:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県
九州:福岡県・佐賀県

このほか、解約時に生じる可能性のある、初期費用の残金返済にも注意が必要です。先にもご紹介したように、NURO Bizを2年間利用すると初期費用が実質無料になります。

こうした割引システムとなっているため、割賦払いが終了する前にNURO Bizを解約すると、初期費用の残金を一括返済する必要が生まれます。

返済額の計算は、スタンダードとプレミアムの場合で、6,250円×残り割賦月数。NURO Biz契約から12ヶ月後に解約した場合は、6,250円×12=75,000円の支払いが必要となります。

解約時にこうした費用がかかる可能性がある点は、覚えておきましょう。

NURO Bizの社内承認を取る際のコツ

NURO Bizについては、企業に合わせて見積もりを取ることが出来ます。

NUROアクセスだけを取り上げた場合でも、前述の通り「帯域確保」がされる同等のサービスと比較しても安いことが特徴です。

費用面で有利になることが多いと考えられるため、費用を数社ほど出した上で導入提案を行うことをおすすめします。

NURO光の法人向けサービス「NURO Biz」まとめ

法人向けのソリューションサービスNURO Bizについて、NUROアクセスを中心にご紹介してきました。

帯域保証のある高速回線サービスは、安定的なデータ通信を求める企業にとって特に重要視するポイントだと言えます。様々なプランが用意されているので、一度見積もりを取ってみることをおすすめします。

一方個人事業主の場合は、法人契約しかできないNURO Bizの利用は不可ですので、通常のNURO光を契約しましょう。

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