目次
・「乗り換え全額負担」のキャンペーンが適応される
ヨドバシカメラでソフトバンク光に乗り換えると、他社回線の解約金を全額負担してもらえます。違約金は開通後に還元されるそうなので、一時的には負担しなくてはなりませんが、違約金はどこも大抵数万円が設定されていますので、全額負担というのは嬉しいメリットになるはずです。
しかしこれはヨドバシカメラに限ったことではなく、他の家電量販店、例えば、ヤマダ電機やビックカメラ等でも適応されますのでご参考にしてみて下さい。
・ヨドバシカメラのキャッシュバックキャンペーン
ヨドバシカメラで得られるキャッシュバックキャンペーンの内容はあまり評判が良くありません。「この内容じゃあ、メリットではなくデメリットじゃないの?」と思う人も多くいらっしゃいます。でも、ヨドバシカメラと他社のキャッシュバックキャンペーンを比べてみると、転用の場合に限ってはそこまで大きな差は見受けられませんでした。
まずはヨドバシカメラが行っているソフトバンク光の申し込みキャンペーンの内容を確認してみましょう。
ヨドバシカメラのキャンペーン | |
キャッシュバック | JCB商品券1万円分 |
「乗り換え全額負担」のキャンペーン | 違約金を10万円まで負担 |
ヨドバシカメラからソフトバンク光に申し込んだ場合、受け取れるキャッシュバックは1万円しかありません。別の光回線に申し込んだ場合、NURO光などは最大8万円程度のキャッシュバックが可能になりますから、この金額は驚く程少額になります。
しかし光回線をソフトバンク光に限って、フレッツ光からソフトバンク光に転用する場合のキャッシュバックキャンペーンで比較してみると、次のような結果になることが分かりました。
NEXT | ブロードバンド ナビ |
ヤマダ電機 | ソフトバンク 公式サイト |
|
キャッシュバック額 | 13,000円 | 13,000円 | 12,000円 | なし |
受け取り期間 | 2ヶ月後 | 2ヶ月後 | 6ヶ月後 | なし |
受け取り方法 | 口座振り込み | 郵便為替のみ | テレビの同時購入必須 | なし |
ヨドバシカメラのキャッシュバックキャンペーンが最少額になるものの、他の家電量販店等もさほど大きな差があるとは思えないのです。↑の表の一番右に注目してみて下さい。ソフトバンク光をソフトバンク公式サイトから申し込むと、キャッシュバックキャンペーンは0円、たった10,000円と思うかもしれませんが、それでも受け取れないより、一応メリットだと思うのです。
もう一つ、ヨドバシカメラからソフトバンク光に申し込む場合のキャッシュバックは、キャッシュバックといっても、これは現金ではありません。「現金でないならやっぱりデメリットになるのでは?」と思いそうですが、受け取るものは「JCB商品券」になります。
JCB商品券はどんなところで使えるのかというと、百貨店・大型店・スーパー・家具・家電・ホームセンター・時計・宝飾・メガネ・カメラ・専門店・飲食店・その他、とかなり使える場所が多いので、現金ではありませんが、デメリットと思える程悪くはないのです。
・店員に直接質問することができる
インターネットの代理店から申し込みを行おうとすると、サイトに書いてある内容を自分で理解して申請を進めなければなりません。店舗を持たないサイトの場合、人件費が掛からない分、キャッシュバック等が手厚くなるというメリットがあるのですが、光回線のことを良く知らないものにとってはちょっとハードルが高くなってしまいますよね。
ヨドバシカメラならキャッシュバックは少なくなってしまいますが、直接店員に質問してから加入を決められるので、直接会って話しながら決めて行きたいという方にはオススメです。
・新規でソフトバンク光に申し込む場合、2018年8月現在、最もお得な申し込み条件は下記の通りということが分かりました。
現在最も高額なキャッシュバック | |
新規の場合 | 30,000円 |
フレッツ光からの転用の場合 | 13,000円 |
つまり、フレッツ光からソフトバンク光に転用した場合は、ヨドバシカメラからでもさほどデメリットがあるわけではありませんが、新規でソフトバンク光に加入するなら、30,000円-10,000円=20,000円もキャッシュバックの差・損が出てしまうのです。
なぜヨドバシカメラから新規で申し込んでもこんなにキャッシュバックの額が少なくなるのでしょうか?気になってその理由を調べてみたところ、その原因が分かりました。
ヨドバシカメラのような家電量販店はソフトバンク光の契約を取る為に、専用スタッフを雇わなければなりません。さらにやっと取れた契約の内、何%かは家賃に回されてしまうんだそうです。結局、1件取るまでのコストが掛かり過ぎてしまう為に、キャッシュバックの額が少なくなっていることが分かりました。つまりヨドバシカメラばかりにばかり利益が回っているわけではなかったんですね。
・強引な店員に当たってしまう
ヨドバシカメラの店員の中には親切で分かりやすい人も大勢います。しかし残念ながら、中には強引に勧誘を進めようとする人もいるのです。ある人は、ヨドバシカメラでほんのちょっとソフトバンク光に転用しようか話が聞きたかっただけだったそうですが、帰ろうとすると、「逆に今替えない理由はなんですか??」「工事日を決めましょう!」と強引に話を進めようとされ、最後には上司までやって来て説得されてしまったんだそうです。
ソフトバンク光の場合、時期によっては「ソフトバンクエアー」という月額1,300円で自宅Wi-Fiが使えるサービスがキャンペーンになっていることがあります。この時期にヨドバシカメラでソフトバンク光の話をすると、なぜかソフトバンクエアーを強く進めようとしてきた、ソフトバンクエアーについて何度も説明してきたというケースが報告されています。
ソフトバンクエアーは自宅で1,300円~Wi-Fiが使えるという安価で設置が簡単なメリットがあるのですが、現在①速度が遅い②4年間使わないと損する料金体系になっている③持ち運べないので家でしか使えない…などのデメリットが悪評になっていますので、安いからといって即決してしまうのは危険です。
ヨドバシカメラの店員に最初に話し掛ける時は、その人が強引なタイプか、それともそうでないタイプか…判断してからにした方が良さそうです。特にオプション勧誘については強引なことが多いそうなので、「余計な条件は申し込みたくない」ことをしかりと伝えよう注意してみて下さい。
ヨドバシカメラから申し込む場合は次の内容であることを予め覚悟しておく必要があります。
1.新規の場合、キャッシュバックは代理店からの加入よりも少なくなる
2.有料オプションに申し込まなければキャンペーンは受けられない
まずはヨドバシカメラで適応される3つのキャンペーンを確認しておきます。
①ソフトバンク光に乗り換えで | 他社からの解約金を全額負担 |
②ソフトバンク光に単体申し込みで | ヨドバシカメラクーポンを10,000円分還元 |
③おうち割光セット | 携帯の月額料金を毎月割引 |
しかし上記のキャンペーン内容を受けるには次の内容を守らなければなりません。
・ヨドバシカメラでSoftBank光に申込んでから180日以内に開通すること
・転用前の回線の解約金・撤去工事費請求書を貼り付け、開通の4ヶ月末までに返送し、支払い登録を完了させる
・残念ながら、②と③の併用は不可になる
・ヨドバシカメラが指定するオプション(月額542円)に必ず加入する
ここがポイント!
ヨドバシカメラから新規でソフトバンク光に加入する場合、キャッシュバックの金額が少ないこともデメリットなのですが、必要のないオプション(月額542円)にまで加入しなければならないのも見逃せないデメリットです。
この必須オプションはどんな内容なのかというと、次の内容が参考になります。
(ちなみにソフトバンク光加入すると、自動的にプロバイダはYahoo!BB一択になります。オプションとはそのYahoo!BBの基本サービスとして設けられています。)
ソフトバンク光を契約しようとする時、代理店によっては「Yahoo!BB基本サービスは必須オプションです」と説明するところがあるようですが、実はYahoo!BB基本サービスは必須ではありません。しかしヨドバシカメラからソフトバンク光に加入する際には、このオプションが必須になってしまいます。そもそも「Yahoo!BB基本サービス」とは何かというと、
スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
月額料金 | 300円 | 550円 |
最低利用期間 | なし | 2年 |
解約金 | なし | 3,000円 |
Yahoo!メールの容量 | 無制限 | 無制限 |
Yahoo!ボックス (ストレージサービス) |
50GB | 100GB |
Yahoo!ショッピング | なし | Tポイント10倍 |
正直、たいして必要なものとは思えないものばかりが揃っています。プレミアムプランに限っては、他社に乗り換え時や、引っ越しで別の光回線を使わなければならなくなった時、解約金として3,000円も必要になってしまいます。
ストレージサービスやTポイントが必要という方は契約をオススメしますが、「やっぱり自分には必要ない」という方はヨドバシカメラからよりも代理店からソフトバンク光に加入する方が「オプションなし」の契約にできますので、ここは是非ご参考にしてみて下さい。
※他社からの転用による違約金の負担、違約金解約金還元は開通後現金為替で自宅まで発送されます。
家電量販店といえば、光回線に加入することだけが商売ではなく、テレビや掃除機など家電を購入することがメインです。ですので、例えば、ソフトバンク光に加入すると同時に、欲しかった家電をいくつか購入しておくと、ソフトバンク光の契約料金ではなく、一緒に購入した家電の方を割り引いてもらうことができます。
家電量販店の場合、慣れている人だと、「他店ではこの値段で売っていましたよ」とか「あと3,000円安くなりませんか?」「この値段まで下げて下さったら今すぐ買います」などの価格交渉が可能です。もし当日いくつかの家電を購入し、尚且つ、ソフトバンク光に加入する流れとなるならば、強気な値引き交渉をすることができるのです。
例えば、ある人はヨドバシカメラで冷蔵庫と洗濯機を購入して、25,000円を安くしてもらえたケースがあります。25,000円といえば、キャッシュバックキャンペーンが多いところと同じくらいの金額分になるはずなので、このことを知っていれば、損していたキャンペーン分をカバーすることができるのです。
ただし、相手も商売で、できるだけ利益をあげたいと思っていますので、お互いマナーを持って話をすることが大切になります。
ヨドバシカメラでソフトバンク光に加入した感想は大きく分けて2種類、①対応が非常に良くて満足した②契約するまで返さないというような押し売り感が強かった…と真逆の意見が集まっています。
光回線は加入した後に、自宅で工事することになったり、モデムの設定が終了してから、少なくとも2年間は利用することになります。嫌な気持ちで2年間も使い続けたくないので、変な対応だと思った時は、押し売りに負けたりしないで、とりあえず、その場から去るようにしてみましょう。
ソフトバンク光に加入して欲しくてイライラされたり、「今日だけ安くします」「こんな安いのは見たことがありません」などまくし立てるような話し方をする人には要注意です。「どうしても私には自信がない」という方はインターネットに詳しい人について来てもらうのがオススメです。