インターネットに繋がりにくい、遅いなどのトラブルはルーターやPCなどのネット周辺環境を整えることで改善できることもありますが、光回線自体の混雑が原因だった場合、混雑しにくい光回線に乗り換えることを検討してみてください。
現在利用中の光回線が混雑していて繋がりにくい、遅い場合は、利用中の光回線とは別の光ファイバーケーブルを使って提供される他社の光回線に乗り換えることで、現在の光回線の混雑による速度遅延を解決できる可能性があるでしょう。
利用中の光回線 | 乗り換え先候補 |
---|---|
フレッツ光 光コラボ (ドコモ光/SoftBank光など) |
NURO光 auひかり |
もし、現在フレッツ光を利用中で、インターネットが繋がりにくい、遅い原因として光回線の混雑が疑われる場合、フレッツ光からドコモ光などの光コラボに転用しても、光ファイバーケーブルはフレッツ光と同じものが使われるため混雑の回避にはなりません。
上記のようなケースなら、独自回線を使っているNURO光、あるいはフレッツ光回線とは別のKDDI回線を使っているauひかりへの乗り換えが適切でしょう。
- 光回線について解説
当記事では、インターネットが繋がらなかったり、いつもよりも遅かったりする時の原因と対処法をわかりやすく解説していきます。
インターネットが繋がらない・遅い時の原因と対処法について
インターネットを利用するには現在大きく分けて3つあり、
- 固定の光回線
- WiMAXなどの移動式通信機器
- スマホ
があります。
スマホの場合は繋がらなかったり遅い場合のほとんどは「速度制限」なので速度制限が解除されるまで待つしかありません。
というわけで今回は「固定光回線」に焦点を当てて、【インターネットが繋がらない時の対象法】をまとめていきたいと思います。繋がらなかったり遅いなどのトラブルはPCでよく起きるので、PCに絞って書いていきます。
固定光回線のインターネットが繋がらない・遅い場合の対処法について
固定回線のインターネット接続がおかしな時は、
- 光回線に原因がある場合
- ルーターに原因がある場合
- PC自体に問題がある場合
などが主な原因です。
しかしほとんどは【PC側に問題がある】事が多いのでまずはPC側の不備を疑うのが近道なのかもしれません。
それでは一つずつ見ていきましょう。
光回線自体に原因がある場合の対処法
光回線自体に原因があると言っても、
①光回線そのものに障害がある
②プロバイダに原因がある
の二通りありまして、どちらに原因があるかどうかは調べてみるまでわかりません。
PCが繋がらないのであれば、お手持ちのスマホなどで、契約している光回線のホームページ、プロバイダのホームページを開いてみてください。障害などが発生していればHPに記載されています。
光回線やプロバイダ側ではまれに工事やトラブルなどで回線やプロバイダ自体が繋がらない事があります。
その場合は何をしても繋がらないので、待つしかありません。
また、このときに「いつ復帰しますか?」なんて問い合わせしても回答はありませんし、相手を困らせてしまう原因になりますからそのような事は控えましょう。
ルーターに原因がある場合の対処法について
インターネットが遅い・繋がらないときの原因として2番目に多いのがルーター問題です。
PCやスマホを固定回線で使用する場合、ほとんどの方が無線LANでインターネットを使用していると思いますが、その際に使うのがルーターで、ルーター側に不具合があれば何をしても繋がりません。インターネットが繋がらない場合は一度ルーターをリセットしたいので、電源を切った後、コンセントから引き抜いてみてください。ルーターだけではなくスマホもそうなのですが、長期間電源が入ったままだと調子が悪くなってしまう事が多々ありますので、調子が悪いな?と思ったらまずは一度電源を落としてしまう事が有効です。
一度電源を切ってみてもうまくインターネットに繋がりにくかったり、遅かったりする場合はLANポートのケーブルが抜けたりしていないか確認してください。こちらのケーブルに関しても一度抜き差ししてみると改善する場合もありますのでお試しください。
PC側に問題がある場合の対処法について
ルーターをリセットしてもダメな場合はPC側に問題がある場合がほとんどです。PCはウィルスソフトなど、自動的に動くプログラムなどがたくさんあるので、それらのプログラムが悪さをして通信速度が遅くなる場合があります。
ですのでルーターと同じく、一度電源を完全に落としてみてください。
再起動ではなく【シャットダウン】をして完全に消えたら電源コードから引き抜いて、数分たってから起動してみてください。
インターネットが繋がりにくい場合はPCを再起動すれば改善される事が結構ありますので、おかしいな?と思ったら電源を一度落としてみてください。インターネットが繋がらない・遅いと感じたときは上記対策方法を試すだけで7.8割は改善しますので一度お試しください。
インターネットの速度が慢性的に遅い場合の対処法について
さきほどは繋がらないときの対策方法を書いていきましたが、このブロックでは、【普段からずっと通信速度が遅い】【1ヶ月前と比べるとかなり遅くなった気がする】など、突発的ではなくずっと遅い場合の対処法を書き込んでいきます。
対策①・プロバイダを変更する
速度が慢性的に遅い場合はプロバイダに原因がある場合があります。各プロバイダごとに、このプロバイダは速い!このプロバイダは安いけど遅い!なんて違いはありませんが(厳密に言うとある)、たとえばお住いの近所に同じプロバイダを契約している人が密集していれば、そのプロバイダの通信速度が遅くなってしまう可能性があります。
ずっと遅いと感じていた人がプロバイダを変更するだけで通信速度が劇的に改善した!という事は良く聞く話ですので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
対策②・古いモデルのルーターを新しいモデルに変更する
ルーターも使い続けると劣化していきますし、どんどん新しい規格の新製品が登場してきますので、最新のルーターに買い換えるのも有効な手の一つです。
ルーターにはいろいろな規格があり、【電子レンジなどの電磁波の影響を受けやすい】ルーターや【電磁波の影響を受けにくいルーター】などがありますので、例えばルーターを電子レンジやテレビの近くに置いているから調子が悪く、通信速度が遅くなってしまう原因になる場合があります。一度その他の電化製品から話して置いてみてそれでも改善しない場合は一度買い換えてみてもよいかもしれません。
家電量販店にはかなりたくさんの種類のルーターがあるので、ルーターの選び方がわからない人は店員さんに今の現状を伝えて、ルーターを選んでもらうのがおすすめです。
対策③・光回線そのものを乗り換える
上記いろいろ試してみても改善しない場合、最終手段として光回線自体を乗り換えるという対策を取らなければならない場合があります。
光回線のサービスの特性上、どうしても同じエリアで同じ回線を使っている人がたくさんいたり、一番ネットを使う時間帯の夜間に、大量にデータをアップロードしたりダウンロードしたりする人が近所にいたりすると遅くなってしまう可能性があります。
近所のインターネットのヘビーユーザーを怒鳴りに行くわけにもいかないので、この場合は回線自体を乗り換えるしかない可能性があります。
回線自体を乗り換えるという事なので、転用ではダメです。
- フレッツ光回線
- KDDI回線
- ケーブルテレビ系回線
- NURO光回線
のどれかを使用していると思います。
ドコモ光やソフトバンク光などはフレッツ光回線で、コミュファ光やピカラ光、eo光などの地域限定光回線はKDDI系回線として考えてください。
回線自体を乗り換えるという事は、転用ではなくて回線ごと別会社の回線に乗り換えるという事です。フレッツ光が遅いからといってソフトバンク光に転用しても意味がない事が多いのでご注意ください。
まとめ
現在利用中の光回線が混雑していて繋がりにくい、遅い場合は、利用中の光回線とは別の光ファイバーケーブルを使って提供される他社の光回線に乗り換えることで、現在の光回線の混雑による速度遅延を解決できる可能性があるでしょう。
利用中の光回線 | 乗り換え先候補 |
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フレッツ光 光コラボ (ドコモ光/SoftBank光など) |
NURO光 auひかり |
もし、現在フレッツ光を利用中で、インターネットが繋がりにくい、遅い原因として光回線の混雑が疑われる場合、フレッツ光からドコモ光などの光コラボに転用しても、光ファイバーケーブルはフレッツ光と同じものが使われるため混雑の回避にはなりません。
上記のようなケースなら、独自回線を使っているNURO光、あるいはフレッツ光回線とは別のKDDI回線を使っているauひかりへの乗り換えが適切でしょう。