HTCの最新フラッグシップ「HTC U11」の魅力を台湾での発表会から読み解く!!

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HTCの最新フラッグシップ「HTC U11」の魅力を台湾での発表会から読み解く!!

5月16日に台湾で発表された、HTC製の最新スマートフォン「HTC U11」。国内ではauとソフトバンクからのリリースがアナウンスされており、VR用の専用HMD(ヘッドマウントディスプレー)「LINK」も発売されるなど、かなり尖ったスマートフォンに仕上がっています。発表日の5月16日に台北で開催されたイベントでは、このHTC U11について詳しい説明がされています。

まずHTCは発表時の前日に創立20周年を迎えています。設立当初からOSこそWindows Mobileがメインでしたが、スマートフォンを手がけている会社です。その後、Androidの商用初号機もHTC製(HTC Dream)であり、Nexusシリーズの第1弾「Nexus One」もHTCが製造しています。こういった歴史のあるHTCが、20周年にふさわしいモデルとしてリリースしたのが「HTC U11」です。

HTCは創業20周年を迎え、スマートフォン黎明期から端末をリリースし続けてきている

発表会に登壇したHTCのPresident of Smartphone and Connected Devices Chialin Chang氏は「5Gの到来を控えて、これからのスマートフォンは音声認識や次世代のマルチメディアに対応しなければならない」と解説。HTC U11はこれらに対応した、次世代スマートフォンの入り口となる端末に仕上がっています。

イベントに登壇したHTCのPresident of Smartphone and Connected Devices Chialin Chang氏

次世代のスマートフォンにおける3つのポイントを解説するChialin Chang氏

たとえば、音声認識ではGoogleアシスタントだけでなく、Amazon Alexaにも対応。端末に呼び掛けるだけで、スマートフォンをパーソナルアシスタントとして活用できます。さらにHTC U11は「Edge Sense」とよばれる新しい操作方法を装備。これは端末の両サイドにセンサーを搭載することで、端末を「握る」動作を操作として取り込んだ機能です。

アシスタント機能は中国のバイドゥのサービスにも対応する

両サイドを握ることで操作ができるようになっているHTC U11

「Edge Sense」は「軽く握る」と「強く握る」の2つのトリガーが利用でき、握った操作にアプリの起動などが割り当てられます。もちろんGoogleアシスタントを割り当てれば、端末を持って話しかけるだけで利用可能。タッチパネルを操作する必要がなくなります。

本体に4つのマイクを装備し、ビデオの録画時に3D音声録音に対応。U11で動画を撮れば、より臨場感のある作品に仕上がるわけです。こういった3Dへのこだわりは「次世代のマルチメディア」を目指していると言えます。

ビデオ撮影時に4つのマイクを使って、360度のサラウンドの録音に対応

このあたりはVR用の専用HMD「LINK」も同じ。これは日本市場専用となっており、台湾での発表会ではアナウンスはありませんでしたが、HTCはVRシステムの「HTC Vive」を発売しており、先端を走っているメーカー。VRやARは次世代マルチメディアの大本命なので、スマホでも手軽に使えるVRシステムで市場を牽引しようというHTCの戦略がよくわかります。

日本市場のみのリリースとなっているVR HMD「LINK」

ちなみにこういった尖った機能やスペックだけでなく、いわゆるスマートフォンとしても創業20周年に見合った作り込みが成されています。

まず本体背面はガラス素材を採用。ラウンドフォルムでグリップしやすいデザインです。さらに強度と質感にこだわって厚さを追求しており、手触りや指で弾いたときの音などハイエンドモデルらしい高級感を醸し出しています。

カラーリングはガラス素材を活かして光沢を持たせているのがポイント。グローバルモデルではアイスホワイト、アメイジングシルバー、サファイアブルー、ブリリアントブラック、ソーラーレッドを5色が用意されていますが、それぞれ光の当たり具合によって色の見え方が変わるようになっています。

かなり光沢が強く、観る角度によって色合いが異なる

ディスプレーサイズは5.5インチで解像度はフルHDを越える1440×2560ドット。CPUはクアルコム製の最上位モデルSnapdragon 835(2.45GHz、クアッドコア)を採用しています。メモリーや内蔵ストレージは販売国のモデルによって違ってきますが、最上位モデルではメモリーが6GB、内蔵ストレージは128GBの潤沢仕様。他社のハイエンドモデルと比べても遜色のないスペックです。

充電などに使用するUSB端子はType-Cで、イヤホンジャックは装備していません。そのため製品にはType-Cに直接接続できるイヤホン「HTC USonic」が同梱されています。このイヤホンはハイレゾ対応でノイズキャンセリングにも対応。さらに、ユーザーの内耳の形に合わせて音響を最適化してくれる機能も利用可能です。

専用のType-C対応イヤホンを同梱している

ちなみに、通常の3.5mmのオーディオ端子へと変換するType-Cアダプターも同梱されているので、これまで使用していたイヤホンやヘッドホンを使いたいユーザーも問題なしです。

このようにHTCが満を持して提供する「HTC U11」。残念ながら日本ではキャリア端末として発売されるので、格安SIMで利用するのはちょっとハードルが高いですが、ハイエンド狙いのユーザーには候補としてオススメできる端末ですよ。