OCNモバイルでテザリング 機種選びの条件から注意点まで

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OCNモバイルでテザリング 機種選びの条件から注意点まで

OCNモバイルONEのテザリング機能について

現在、MVNOはau回線をバックボーンとして利用しているものと、ドコモ回線をバックボーンとして利用している2種類があります。なお、OCNモバイルONEはドコモ回線系のMVNOです。このバックボーンとして利用している通信回線がドコモ回線のものであればドコモキャリア版のスマホに格安SIMを差し替えることでそのまま利用が可能なのです。しかし、テザリングを利用するとなると話は少し違ってきます。「通話・インターネットが使えてもテザリングを使おうとしたらダメだった」などということも起こり得る話なのです。ここからはOCNモバイルONEのSIMカードとスマホの種類との組み合わせによってテザリング利用の可否を紹介していきたいと思います。

●ドコモキャリア版Androidスマホの場合

OCNモバイルを含むドコモ回線系のMVNOでのスマホ流用では鉄板かと思いきや、残念ながらテザリングを利用することができません。これはドコモのキャリア契約下でのテザリングがドコモ社によって強く管理されているためです。仮にこの組み合わせでテザリングを行うとAPN設定が強制的にドコモ契約下の状態に切り替わってしまいます。

  • 端末のroot化、もしくはパッチファイルを当てることでテザリング可能に!?
  • 端末のroot化
    root化とは端末を扱う最上位権限をユーザーが持つことを言います。Androidスマホの初期状態はユーザーがroot権限を持っていません。この権限を所有することにより、強制的にAPN設定が切り替わる機構に触れることが出来、ユーザー側で強制変更機構をOFFにすることでドコモキャリア版Androidスマホでもテザリングが行えるようにするわけです。
    メリット
    端末のroot化はテザリングだけでなく、無用な通信を遮断するファイアウォールにも適用できます。
    デメリット
    ・メーカー保証対象外になる
    ユーザーによるroot化はメーカーからすると改造にあたるようです。従って、メーカー保証やサポートが受けられなくなります。
    ・root化作業途中にスマホが動作不能になる危険性
    root化作業中に俗称「文鎮化」といい、全く動かなくなる危険性があります。このことからスマホやPC操作にかなり慣れた方でないと大事なスマホを壊してしまう可能性があることを知っておいた方が良いでしょう。
  • root化無しでAPN設定自動切り替えを阻止するパッチを当てる方法
    root化をする危険がないため、簡単かと思いきやPC、パッチ、該当するバージョンのスマホ、コマンドライン操作の知識が必要などとこちらも敷居が高い方法となっています。
    メリット
    ・root化せずにテザリングが可能
    端末root化によるデメリットは先ほど述べた通りです。この危険を回避しつつテザリングに対応させることができます。
    デメリット
    ・root化の手順と同じく操作難易度が高い
    こちらもIT知識に通じていないと難しい方法です。

以上のように、一応ですがドコモキャリア版Androidスマホでもテザリングに対応させる方法が存在します。どちらも難易度が高いので「なぜこの操作が必要なのか」というところまで理解できない状態ではセキュリティの危機を招くことになります。

  • まとめ

ドコモキャリア版スマホはSIMロック解除をしてもテザリング時にAPNが勝手に切り替わる設定になっています。さらに、先ほど紹介したroot化およびパッチを当ててテザリングをする方法どちらにしても難易度が高く初心者の方にはおすすめできません。ドコモキャリア版を既に持っている方はWiFiルーターにOCNモバイルの格安SIMをセットして運用するなどの工夫が必要です。スマホを持っていない方は、この後紹介するSIMフリー版Androidを購入することを強くおすすめします。

SIMフリー版Androidスマホの場合

テザリング機能は問題なく利用できます。本記事では一番おすすめの選択です。

●SIMフリー版iPhoneの場合

こちらもテザリング機能は問題なく利用できます(一部機種とiOSバージョンの組み合わせで例外あり)。しかし「iOSのバージョンアップに伴いテザリング非対応になるかもしれない」という運任せの部分があることも否定できません。SIMフリー版Androidスマホと比較するとテザリングが安定して行える(OSバージョンアップに左右されない)のはSIMフリー版Androidスマホです。iPhoneは日本において1ブランドとして確立していますので、ファンの方も多いかと思われます。iPhoneに思い入れがある方はSIMフリー版iPhoneを、そうでない方はSIMフリー版Androidを選択すると良いかもしれません。

料金はかかるの?

キャリア契約のテザリング使用と違い、OCNモバイルONEでのテザリング利用は無料です。安心してテザリングすることができます。ただし、テザリング利用時の注意点はあります。そのことについてはコンテンツ4にてまとめてあります。

OCNモバイルONEでテザリング機能を使用可能にするまでの手順

一番メジャーな方法であるWi-Fiアクセスポイントの設定方法を解説していきます。

  • Androidのテザリング設定手順
  1. 設定アイコンをタップします
    ホーム画面にない場合は、「::」マークのようなアプリ一覧を表示するアイコンをタップしてから「設定」アイコンを探してタップしましょう。
  2. 「無線とネットワーク」項目内の「テザリングとポータブルアクセスポイント」をタップします
    見当たらない場合は「無線とネットワーク」項目内の「もっと見る」をタップしてから同項目をタップします。
  3. 「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」をタップします
  4. 自分の端末のアクセスポイントだとわかりやすいようにネットワーク名を設定します
  5. セキュリティを設定します
    「なし」を選ぶとセキュリティ強度は0に等しくなります。可能である限り「WPA2PSK」を選択しましょう。
  6. パスワードを設定します
  7. 最後に「保存」をタップします
  • Androidのテザリング開始方法
  1. 上記手順2まで進めておきます
  2. 「機内モード」がオンになっているかどうか確かめ、オフにします
  3. 「テザリングとポータブルアクセスポイント」をタップします
  4. 「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」をオンにします
  5. Wi-Fiテザリングで子機として使いたい機種のWi-Fi設定をします
    テザリング設定で行ったネットワーク名とパスワードを入力し設定を終えてください。
  6. 子機のWi-Fiをオンにします

テザリング機能を使用する際のメリットと注意点

●テザリングの方法によるセキュリティの違いに注意する

テザリングの方法とセキュリティ強度のまとめ

  • Wi-Fiテザリング
    一番メジャーな方法です。しかし、セキュリティ的に脆いのもこの方法かもしれません。なぜならば、WiFi電波の届く距離が結構長く不正アクセスを試行できる範囲が広いためです。この方法を使う際には必ずセキュリティ設定で「WPA2/PSK」を選択し、長めのパスワードをかけておきましょう。パスワードが長ければ長いほどセキュリティ強度が高まり安全です。
  • Bluetoothテザリング
    1対1のテザリングを行う手軽な方法です。事前に決められた機種をペアリングしておくことにより煩雑なパスワード入力なしでテザリング機能を子機に対して提供できます。
  • USBテザリング
    USBケーブルによる有線接続のテザリング方法です。他の方法と比べると多少不便ですが有線なので無線的な侵入を試行されることはありません。

●テザリングを利用しない場合は設定画面からオフにしておく

テザリング機能を有効にしたままだとセキュリティ的にあまりよろしくない状態が続きます。さらにバッテリー消費量も多くなるため、必要な時以外はオフにしておくと良いでしょう。

●テザリングを用いたインターネット接続は使い放題ではない

テザリング経由でも格安SIMに割り当てられたデータ量を消費しています。決して使い放題というわけではありませんので使いすぎに注意しましょう。同様に使いすぎによる速度制限の対象にもなり得ますのでこちらも注意が必要です。

●友人への回線貸し出しにも注意

Wi-Fiテザリング設定のパスワードは一度設定すると変更しない限りずっと有効です。これは子機についても同様です。たとえばこのような事が考えられます「親しい友人にテザリングパスワードを教えて回線の共有をしたとします。後日、個人的な機器間でテザリングを行っていたところ、なぜか回線が遅いと感じました。近くにいた友人が知らぬ間に自分の端末のテザリングを使用していたのです」

このようにWi-Fiテザリングは1度接続した相手のネットワーク名とパスワードを記憶しています。さらに設定によっては接続可能なネットワークが近くにあった場合、意図せずともテザリング接続を行ってしまう状況が発生します。そもそも論になってしまいますが、親しい間柄でも第三者への回線共有はあまり好ましくありませんが、こういったケースに対応できるよう定期的にパスワードを変更することが重要だと分かります。パスワードさえ違っていれば自動的な接続も拒否できるので安心です。理想的なのはテザリングを使用する毎にパスワードを変えると不用意な接続拒否とともにセキュリティ的にも安全が確保できるでしょう。

●テザリング速度はモバイル回線以上の速度が出せない

水の流れと同じです。上流の総量を超える下流の水量は出せないということです。たとえばモバイル回線の実測値が10Mbpsだった場合、テザリング速度も最大10Mbpsになります。Wi-Fiテザリングは高速だと言われますが、あくまで親機と子機間の通信速度であって上流となるモバイル回線の速度を考慮していない時の話です。さらにいうと同時接続および同時回線使用をした子機の数が多いと上流のモバイル回線の速度を分割する状況もありますので、なおいっそう速度が低下しているように感じられるケースもあり、注意が必要です。