SIMフリーのスマートフォンを購入して、セットの格安SIMを入れて利用する「格安スマホ」が最近人気ですよね。家電量販店に行くとたくさんのSIMフリースマホが販売されていますし、また各MVNOにおいても色々なSIMフリースマホをセット購入できる場合がほとんどです。
しかしここで気になるのが、格安スマホは分割で購入できるのかどうかですよね。スマホは一括で購入すると、結構な高額になってしまいます。できれば分割で購入したい方も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、格安スマホは分割購入も可能です。
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ただし、全ての格安スマホを分割購入できるわけではありません。この記事では、格安スマホの分割購入について詳しく解説していきます。
格安スマホは分割購入できる?
格安スマホの購入は一括購入が基本です。そのため、何も記載がなければ一括で購入することになります。分割購入を希望するなら、分割購入が可能であるとはっきり明記されているMVNOで格安スマホに乗り換えなければいけません。
格安スマホを分割購入するメリットは?
格安スマホを分割購入するメリットについて考えてみましょう。
■はじめにかかる費用が少なくて済む
SIMフリースマホを一括購入すると、それだけで1〜5万円の出費になってしまいます。それは避けたい場合も多いでしょう。キャリアの契約をやめて格安スマホにすることで、月額料金は抑えられますが、スマホ代がいきなり大きな出費になると、安くなった実感も湧きません。分割で購入すれば毎月の出費が数百円程度増えてはしまいますが、その代わりにはじめの大きな出費も無くなります。気軽に格安スマホを始められるのは、嬉しいですよね。またMVNOによっては、2年契約で分割購入することでスマホ代を値引きしてくれる場合もあります。
■高い端末に手を出しやすくなる
SIMフリースマホには、格安ではないものもあります。例えばファーウェイのNova 5Tは、楽天モバイルで59,800円です。しかし分割購入なら、24回払いで月々の支払額は2,491円にまで下がります。
高価な端末の場合分割料金もそこそこ高くなってしまいますが、それでもキャリアでスマホを契約するよりは月額料金が抑えられます。高い端末も、分割購入ならなんとか購入できる場合は多いでしょう。これもまた、分割購入をするメリットです。
分割購入できる格安SIM
続いて、SIMフリースマホを分割購入できる格安SIMを紹介します。
■楽天モバイル
楽天モバイルではスマホを分割購入することができます。
分割購入の支払い回数は、一括か24回か48回に設定されています。つまり分割にした場合、最低2年間端末代金を支払うことになりますね。2年間使うこと、そして分割で1回ごとの支払額は安く抑えられることを考えると、それなりにしっかりした端末を購入した方が良いでしょう。
楽天モバイルでは、VISAカード、マスターカード、楽天カード、でスマホの分割購入ができます。JCBカードなど、VISAやマスター以外のブランドでは楽天カードのみが対応しているので、これらのカードを持っていない方は注意しましょう。
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■IIJmio
IIJmioはドコモ回線とau回線の両方を選べることが特徴のMVNOです。
IIJmioでも、SIMフリースマホを分割購入できます。もちろん一括購入も可能です。分割購入の場合の支払い回数は、24回になります。こちらも2年間かけて支払うことになりますね。IIJmioで販売されているスマホは2万円以上のものが多く、いずれも2年間しっかりと使える端末です。どれを分割購入しても良いでしょう。
■mineo
ドコモ回線とau回線の両方を選べるmineo。mineoもまた、分割購入に対応しています。支払い回数は分割の場合24回、一括購入もできます。
■TONE
「ツタヤのスマホ」TONEも、端末を一括だけでなく、分割購入することが可能です。TONEでは、自社ブランドが販売している機種のみ購入することができます。そしてTONEの場合は、支払い回数は24回です。TONEのSIMは24ヶ月契約なので、2年以内に解約するなら解約金9800円(不課税)が別にかかります。
■BIGLOBE SIM
ドコモ回線の格安SIMであるBIGLOBE SIM。BIGLOBE SIMでは、端末を分割購入でのみ購入できます。支払い回数は24回です。BIGLOBE SIMでセット購入できる端末はたくさんあります。
■OCNモバイルONE
日本のMVNOの中でも人気が高いOCNモバイルONE。OCNモバイルONEでも、端末を分割購入できます。支払い回数は24回で、ここでしか入手できないスマホも多数存在します。
■UQ mobile
au回線を使用しているUQ mobile。こちらでは、分割払いの回数は、24回か36回です。
■DMM mobile
DMM mobileも分割購入に対応していて、こちらはやはり一括払いか24回払いが選べます。格安SIMの月額料金が安いので、他社よりも維持費が抑えられる可能性があるのは魅力的ですね。
■ワイモバイル
24回と36回の分割払いに対応しています。UQ mobileのように、端末を購入する際に割引を受けることも可能です。しっかりと2年間契約するなら、端末を安く購入できるワイモバイルはオススメですよ。
■エキサイトモバイル
エキサイトモバイルはもともと端末を販売していませんでしたが、今は販売を行っています。こちらは、3,6,12,24回払いとなっています。他の会社に比べて、かなり分割の種類が多いですね。
■nuroモバイル
ドコモ回線を使用しているnuroモバイルは、BIGLOBE SIMと同じく24回の分割払いのみで端末をセット購入できます。一括購入はできないので、注意しましょう。
■イオンモバイル
イオンモバイルでも、端末を分割購入できます。回数は24回です。全国のイオンのスマホコーナーで、イオンモバイルの取り扱い端末をチェックできます。実際に触ってから、購入を検討してみても良いでしょう。
分割購入に手数料はかかる?
格安スマホの分割購入には、手数料がかかる場合もあります。MVNOごとに手数料の有無は異なるので、事前に確認しておくことが大事ですね。多くの場合、分割手数料がかかる場合は「+分割手数料」と記載されています。表記を見落とさないようにしましょう。
楽天モバイルの場合は本来24回分の分割手数料が発生しますが、楽天カードで支払った場合のみ手数料はかかりません。分割購入で手数料が発生する場合は、24回払いなので手数料も高くなることが予想されます。場合によっては、家電量販店で同じ端末をクレジットカードを使って手数料が高くなりすぎない範囲の分割回数で購入し、SIMは単体で契約した方が良いこともあるでしょう。
格安スマホを分割で購入する方法
格安スマホを分割で購入するには、契約の際に「分割購入」を選ぶだけでOKです。間違えて一括購入を選んでしまうと、後から分割にすることはできません。ちなみに、反対に分割購入したスマホの残債をまとめて支払うことは可能なMVNOがいくつかあります。
そして格安スマホを購入する場合、一括・分割を問わず基本的にはクレジットカード払いになります。支払いも多くはクレジットカード限定なので、この点は問題ないでしょう。
格安スマホを分割で購入する際の注意点
最後に、格安スマホを分割で購入する際の注意点について解説します。
■分割だと総額が一括購入より上がることも多い
分割手数料が設定されていたり、分割払いだと総額が一括を上回るようになっていたりする関係で、分割払いだと割高になることもしばしばあります。その場でまとめて支払わなくてもいい代わりに、スマホ代自体は高くなることもあるので、その点については理解しておきましょう。
■支払い回数24回以下で購入できるMVNOは少ない
格安スマホの分割購入は、24回払いが基本です。それ以下で購入できるMVNOはほとんどありません。もしも2回払いや6回払い、12回払いなどで購入したいなら、後から分割に対応したクレジットカードで一括購入し、明細に載った段階で分割払いに変更するという変則的な方法を使うと良いでしょう。
まとめ
格安スマホは、分割払いでも購入することが可能なMVNOがたくさんあります。分割購入が可能な場合は、購入手続き時に必ず分割払いか一括払いを選択する項目があります。見落とさないように気をつけてくださいね。
分割払いをすれば高い端末も気軽に買えますし、安い端末の場合も月々の支払いにいくらかプラスすればはじめの数万円の支払いをせずに済みます。格安スマホの一括購入に躊躇していた方は、分割購入ができるMVNOで格安スマホに乗り換えてみてはどうでしょうか。