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小型で省エネ性能に優れるFTH 314について徹底解説

FTH 314の特徴

端末名・型番 FTH 314
メーカー スタンダード
(販売元:八重洲無線)
定価(税別) 19,800円
出力 10mW
電波・
使用可能範囲
300m〜1Km
(中継器で延長可能)
周波数帯 420MHz/440MHz(中継器使用時)
チャンネル数 20ch+27ch(半復信・中継装置使用時)
防塵・防水機能 IP67
本体重量 83g
本体寸法 幅:47mm
高さ:80mm
奥行:22mm
付属品・
オプション
付属品:ベルトクリップ/アンテナバンド
オプション:EK-313-107(タイピンマイク)、
MH-73A4B(防浸形スピーカーマイク)など
免許の要不要 不要
通信方式 単信方式および半複信方式
電信感度 −13dB μ V 以下
定格電圧 DC1.2V
電池の種類・
電池持ち
単三アルカリ乾電池/約33時間使用可能
ニッケル水素電池「FNB-135」/約36時間使用可能

 

FTH 314は、小型で取り扱いやすい特定小電力トランシーバーです。FTH 314のボディは、高さ80mm、幅47mmと手に収まりやすいサイズ。重量も83gと軽く、ホルダーに収めてベルトにかけておいても邪魔になりません。

防塵防水機能の高さも、FTH 314の特徴です。FTH 314はIP67の防塵防水に対応しており、水を浴びやすい場面や埃の飛ぶ現場でも安心して使用できます。

より詳しくいうと、IP67とは粉じんの侵入を完全に防ぐ防塵性能と、水深1mに30分間没しても無線機として機能する耐水性を指す表示です。トランシーバーの防塵防水性能としては、IP67は最高クラスといえます。

中継器での延長に対応

FTH 314の出力は10mWです。特定小電力トランシーバーの出力は法令で定められているため、同ジャンルで10mW以上の出力をもつ機器は存在しません。

FTH 314の通信可能距離は、見通しのよい場所で最大1Km程度。市街地や障害物のある建物内においては、距離300m程度までの通信に対応します。

出力5Wの登録局デジタル簡易無線機と比べると、FTH 314の電波到達距離は短いと言わざるを得ません。ただしFTH 314は、中継器を使うことで通信距離を延ばすことができます。

FTH 314に対応する中継器は、スタンダード製の「FTR-400」および「FTR-500」です。これら中継器を使えば、FTH 314の通信距離を2倍に延ばすことが可能。ビル内の異なるフロアとの通信や、別棟との通信が必要となる場面では、中継器が役立ちます。

優れた省エネ性能

FTH 314は省エネ性能が優れており、単三アルカリ乾電池1本で33時間使用できます。別売りのニッケル水素電池「FNB-135」を使用した場合は、連続36時間の使用が可能です。

これだけ省エネ性能に優れていれば、業務中の電池切れを気にせずに使用できます。また、単三アルカリ電池は入手が簡単なため、不意のバッテリー切れへの対処も容易です。

多彩な方式で通信できる

FTH 314は1対1の通信だけでなく、多彩な通信方式に対応しています。まずはグループモード。事前に各端末の「グループコード」を設定することにより、設定したグループ全体への一斉呼び出しが可能となります。グループコードは47種類あり、コード数が不足する場合は、108種類ある「DCSコード」も同様のコードとして使用可能です。

このほかFTH 314には、個別の「セレコール ID」を設定できます。各端末のセレコール IDを事前に決めておけば、同じグループ内の特定の相手だけを呼び出すことが可能。必要に応じて、個別に用件を伝えられます。

もう一点、主に業務で役立つ通信方式として、FTH 314には「秘話モード」が搭載されています。秘話モードは、「秘話機能」をONにした端末同士で通信する機能。秘話モードがOFFになっている端末では、チャンネルやグループを一致させても通話内容を聞き取れません。

携帯電話と比べると、トランシーバーは盗聴されやすい通信手段です。通信方式が多彩なFTH 314なら、盗聴や混線の可能性を抑えたうえで、スムーズな通話を行えます。

安価で数を用意しやすい

FTH 314の定価は税抜19,800円と、業務レベルのトランシーバーとしては安価です。大きなホテルやイベント会場などでは、まとまった数のトランシーバーが必要になります。

価格の安いFTH 314なら、経費を抑えつつ数量をそろえることが可能。「予算は少ないが、高機能なトランシーバー大量に確保したい」といった要望に、FTH 314は応えてくれます。

類似製品「UBZ-M51」との比較

FTH 314と機能が似た製品に、ケンウッドの「UBZ-M51」があげられます。UBZ-M51も出力10mWの特定小電力トランシーバーであり、防塵防水機能はIP67と、FTH 314と同等です。

また、UBZ-M51も中継器に対応しており、電波の到達距離を伸ばすことができます。FTH 314とUBZ-M51の基本性能は、ほぼ同じといってよいでしょう。

ただ、細かな機能や性能は、両機種で異なっています。まずUBZ-M51のグループモードは、設定できるグループ番号が38種類のみ。FTH 314ほどこまかなグループ設定はできません。

このほかバッテリー持続時間は、UBZ-M51よりもFTH 314のほうが優れています。UBZ-M51の使用可能時間は、単三アルカリ乾電池を使用し、かつイヤホンマイクで通信した場合で最長29時間。トランシーバーの駆動時間としては必要十分ですが、FTH 314には劣ります。

一方、実売価格を比べると、FTH 314よりもUBZ-M51のほうがやや安価です。以上の点を踏まえると、機能を重視するならFTH 314、安さを重視するならUBZ-M51を選ぶのが妥当といえます。

FTH 314が活躍するシーン

価格が安く防塵防水性能に優れることから、FTH 314は野外で行う地域イベントに適したトランシーバーだといえます。大きな地域イベントでは、運営事務局とスタッフ間だけでなく、交通整理係や救急コーナーなどとの連携が必要。少なくとも、各セクションのチーフスタッフにはトランシーバーを携帯させたいところです。

ある程度規模が大きい地域イベントを行うなら、5台以上のトランシーバーを用意することをおすすめします。価格の安いFTH 314なら、10万円以内の予算で5台以上をそろえることが可能です。