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高機能で高音質な簡易無線登録局TPZ-D503について徹底解説

TPZ-D503の特徴

端末名・型番 TPZ-D503
メーカー ケンウッド
定価(税別) オープン価格
出力 5W/1W
電波・
使用可能範囲
1〜4㎞/対応中継器なし
周波数帯 351MHz帯
チャンネル数 送信:30ch 
受信:30ch+上空利用5ch
防塵・防水機能 IP67
本体重量 277g
本体寸法 幅:56mm
高さ:103.8mm
奥行:32.2mm
付属品・
オプション
付属品:リチウムイオン電池、ベルトクリップ、
急速充電器、ヘリカルアンテナ
オプション:EK-313J(イヤホン付きタイピンマイク)、
EMC-10(イヤホン付きクリップマイク)
免許の要不要 不要
通信方式 単信方式
電信感度 不明
定格電圧 7.4V DC±10%
電池の種類・
電池持ち
リチウムイオン電池
(約9時間使用可能)

 

「TPZ-D503」は、簡易無線登録局に分類されるトランシーバーです。簡易無線登録局は、登録申請のみで利用できる点が魅力。無線の資格をお持ちでない方も、申請書類を提出すればTPZ-D503の利用を開始できます。

TPZ-D503の電波出力は5Wと、簡易無線登録局としては最高レベルです。出力の高いTPZ-D503は、見通しのよい場所であれば最大4先まで電波を飛ばせます。また、障害物のある市街地においても、最大1先との通信が可能です。

なお、TPZ-D503には、登録申請用の書類が付属します。TPZ-D503を使用するには、申請書類に必要事項を記入して、収入印紙を貼付したうえで、所轄の「総合通信局」に提出しなければなりません。

登録手続きは、書類の発送から15日前後で完了します。手続きが完了し、登録票が発行される前にTPZ-D503を使用すると、電波法違反となるのでご注意ください。

最高ランクの防塵防水に対応

TPZ-D503は、IEC(国際電気標準化会議)が定める防塵防水規格「IP67」に準拠しています。IP67は、防塵規格「IP6X」および、防水規格「IPX7」に対応していることを指すコードです。

IP6Xに準拠する機器は、塵埃(じんあい)の侵入を完全に防ぐことができます。また、IPX7に準ずる機器は、水深1mの水道水に30分間沈めても、内部に水が浸入しません。

IP67に準拠するTPZ-D503は、水に濡れやすい環境や、ほこりが舞いやすい場所での通信に活用できます。シーンを選ばずに使えるタフさは、TPZ-D503の大きな魅力です。

多彩な通信方式

TPZ-D503には、通信方式に関する多彩な設定が用意されています。設定次第では、多数の通信グループを構築できますし、セキュリティ性の高い通信を行うことも可能です。

TPZ-D503の通信設定について、詳しく見ていきましょう。まず、基本的な通信方式「ユーザーコード通信」では、「チャンネル」と「ユーザーコード」を使用します。

チャンネルは、トランシーバーで通信を行うための、もっとも基本的な設定項目です。ユーザーコードはチャンネルと組み合わせて使う設定で、「送信ユーザーコード」と「受信ユーザーコード」の2種類があります。

使用するトランシーバー同士でチャンネルと各ユーザーコードを一致させれば、シンプルな通信環境を構築できます。ただし、この設定だけでは、複数の通信グループを作りたい場合に不便です。

2つ以上の通信グループを作る場合は、「グループID」と「自局ID」を設定します。グループIDはグループ分けに使用するID、自局IDは各トランシーバーに設定する個別のIDです。

各トランシーバーの自局IDを設定し、グループIDで組み分を行えば、複数の通信グループを作成できます。各トランシーバーへの呼びかけは、グループ単位もしくは個別単位で行うことが可能。また、必要であれば、全グループに一斉に呼びかけることもできます。

以上の通信設定のほかに、TPZ-D503の通信には「秘話通信」も利用できます。秘話通信とは、32,767通りの「秘話鍵」によって、盗聴を防ぐ機能です。各トランシーバーで共通の秘話鍵を設定すると、同一設定を行わない無線機では通話内容を聞き取れなくなります。

これらの通信設定を上手く使えば、セキュリティ性が高く、かつ無駄のない通信網を構築できます。ただし、どれだけTPZ-D503の設定を駆使しても、盗聴の可能性はゼロにできません。企業秘密のような重要情報は、トランシーバーでは伝達しないほうが賢明です。

類似製品「IC-DPR6」との比較

TPZ-D503の類似製品として、アイコムの「IC-DPR6」があげられます。IC-DPR6も出力5Wのデジタル簡易無線登録局であり、通信可能距離はTPZ-D503と同等です。

IC-DPR6は防塵防水性能も高く、TPZ-D503と同じくIP67に準拠しています。またIC-DPR6は、通信設定も多彩です。先にご紹介したTPZ-D503の通信方式は、すべてIC-DPR6でも利用できます。

簡潔にいうと、IC-DPR6の基本性能はTPZ-D503と変わりません。それでいてIC-DPR6の実売価格は、TPZ-D503より数千円安価です。

…と、以上の情報だけでは、TPZ-D503を選ぶ理由はないように思うことでしょう。しかしTPZ-D503には、IC-DPR6にない特徴があります。その特徴とは、音質のよさです。

TPZ-D503の音声部には、ケンウッドの高度なオーディオ技術が活かされています。その通信音声はクリアで明瞭。しかも、好みに合わせて音質を調整できます。

ユーザーの口コミでも、TPZ-D503の音質は高く評価されています。音質を重視する方には、IC-DPR6よりTPZ-D503のほうがおすすめです。

TPZ-D503が活躍するシーン

TPZ-D503が活躍するシーンとして、商業施設の駐車場があげられます。出力が高いTPZ-D503なら、広い駐車場でも安定した通話を行うことが可能です。また、防塵防水性能の高いTPZ-D503は、野外の駐車場でも問題なく使用できます。

大きな施設の駐車場を整理するには、スタッフ同士の連携が欠かせません。TPZ-D503を導入するなら、実働するスタッフ数に応じた台数を用意したいところです。スタッフが両手を使えるように、イヤホンマイクもそろえてください。