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手軽に使えて出力が大きいVXD1について徹底解説

VXD1の特徴

端末名・型番 VXD1
メーカー バーテックススタンダード
(販売元:八重洲無線)
定価(税別) 39,800円
出力 1W/0.5W/0.2W
電波・
使用可能範囲
1〜4㎞/
対応中継器:なし
周波数帯 351MHz帯
チャンネル数 送信:30ch 
受信:30ch+上空利用5ch
防塵・防水機能 IP67
本体重量 186g
本体寸法 高さ:91mm
幅:55mm
奥行:27mm
付属品・
オプション
付属品:アンテナ/ベルトクリップ/リチウムイオン電池パック/
急速充電器/ACアダプター/無線局登録申請書
オプション:MH-73A4B(防侵型スピーカー・マイクロホン)/
VC-24(VOXヘッドセット)など
免許の要不要 不要
通信方式 単信方式
電信感度 -2dBμV(BER=1%)
定格電圧 DC 3.7V±10%
電池の種類・
電池持ち
リチウムイオン電池
(約13時間使用可能)

 

「VXD1」は出力1Wのデジタル簡易無線機です。通信可能距離は、障害物がなく見通しのよい場所で最大4㎞。ビルの並ぶ市街地においても、最大1㎞の通信に対応します。

ちなみに、ホビー用無線として使われることの多い「特定小電力トランシーバー(特小)」の場合だと、通信可能距離は最大で1㎞程度です。VXD1の出力は特小の100倍強力であり、より広範囲に安定した通信環境を構築できます。

無線免許なしで利用できる手軽さも、VXD1の特徴です。VXD1は、「簡易無線登録局」に該当する無線機。収入印紙を貼った申請書類を「総合通信局」に提出し、登録手続きが完了すれば使用を開始できます。

登録手続きに要する日数は、おおむね15日程度です。申請書に貼付する収入印紙は、無線機器1台を登録する場合で2,300円。2台以上の機器を一度に登録申請する場合は、収入印紙2,900円の貼付が必要です。

IP67対応のタフボディ

VXD1のボディは、「IP67」の防塵防水仕様になっています。IP67とは「IP6X」の防塵性能と、「IPX7」の防水性能を有していることを示す規格です。

よほど極端な使い方をしないかぎり、IP67の防塵防水性能をもつ機器の内部には、粉じんや水が侵入しません。防水機能に関しては、水深1mに30分間水没させても、内部に水が浸入しないレベルです。

IP67対応のVXD1なら、水に濡れやすいシーンや、砂ぼこりの立つ環境でも問題なく使用することが可能。タフさが要求される業務やレジャーに、無理なく活用できます。

混線や盗聴を防ぐ多彩な通話方式

VXD1は多彩な通話方式に対応しています。たとえば、使用する各端末の「グループID」を設定すれば、グループに対して一斉に呼びかけることが可能。グループ全体への業務連絡や、緊急連絡などを行えます。

また、グループIDに加えて各機器固有の「自局ID」を設定すれば、同じグループ内の特定の機器を呼び出すことも可能です。これら各種IDを使った通信は、IDを共有しないトランシーバーでは傍受できません。

上記2つの通話方式のほかに、VXD1には「秘話通信機能」も備わっています。秘話通信機能とは、「秘話コード」を共有するトランシーバー同士で通信する方式です。秘話通信時の通話内容は、同じ秘話コードを共有しないトランシーバーからは聞き取れません。秘話コードは32,767通りあり、部外者がコードを特定することは困難です。

これら通話方式を駆使すれば、混線や盗聴を防ぎつつ、多様な通信環境を構築できます。ただし、盗聴の可能性をゼロにすることはできません。秘匿性の高い情報の伝達は、トランシーバーでは行わないほうが賢明です。

類似製品DJ-DP10との比較

VXD1の類似製品に、アルインコの「DJ-DP10」があげられます。DJ-DP10も1Wのデジタル簡易無線機であり、VXD1と同じく登録申請のみで利用可能です。また、DJ-DP10の防塵防水等級は、VXD1と同じくIP67。粉じんと水濡れに強く、ハードな環境での使用に対応します。

DJ-DP10は通信方式も多彩です。VXD1と同様に、グループ通信や自局IDによる通信、秘話通信に対応しています。つまり、DJ-DP10の基本機能はVXD1と同等です。

ただし、内蔵スピーカーの性能については、VXD1がDJ-DP10を上回ります。VXD1のスピーカー出力は500㎽。対するDJ-DP10のスピーカー出力は300㎽です。つまり、DJ-DP10よりもVXD1のほうが、スピーカー出力が大きいのです。スピーカー出力の大きさは、騒音のする環境におけるトランシーバーの実用性を左右します。

もう一点、実売価格について。ネットでの実売価格を比べると、DJ-DP10よりもVXD1のほうが8千円ほど安価です。実用性の高さと値段の安さを考慮すると、DJ-DP10よりもVXD1のほうがおすすめといえます。

VXD1が活躍するシーン

堅牢性に優れ、かつスピーカー出力が大きいVXD1は、工場内での使用に適しています。たとえば、印刷工場内の連絡手段にVXD1は最適。給紙室や管理室、印刷室などのスタッフに携帯させることで、スムーズな連絡を行えるようになります。

工場の設備への電波干渉が気になる場合も、VXD1なら出力を抑えて使うことが可能です。出力を0.2Wもしくは0.5Wに切り替えることができ、電波による設備への影響を抑えつつ通信を行えます。

VXD1の導入台数については、工場の規模に応じて決めてください。緊急時以外の連絡は内線電話でも行えるため、必ずしもスタッフ全員がトランシーバーを持つ必要はありません。各部署のチーフスタッフにVXD1を携帯させるだけでも、業務の円滑化に役立つはずです。