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電波の飛びがよく電池持ちも優れるIC-4300Lについて徹底解説

IC-4300Lの特徴

端末名・型番 IC-4300L
メーカー アイコム
定価(税別) 15,800円
出力 10㎽
電波・
使用可能範囲
300〜1㎞
(中継器で延長可能)
周波数帯 420MHz/440MHz(中継器使用時)
チャンネル数 20ch+27ch(半復信・中継装置使用時)
防塵・防水機能 IP55
本体重量 98g
本体寸法 幅:47mm
高さ:81mm
奥行:27mm
付属品・
オプション
付属品:ベルトクリップ
オプション:HM-153(イヤホンマイク)、
HS-85(ヘッドセット)など
免許の要不要 不要
通信方式 単信方式および半複信方式
電信感度 不明
定格電圧 D.C 1.2V
電池の種類・
電池持ち
単三アルカリ乾電池/約33時間使用可能
ニッケル水素電池「BP-260」/約30時間使用可能

 

「IC-4300L」は、ロングアンテナ仕様の特小(特定小電力トランシーバー)です。出力は10㎽と低めですが、長いアンテナを利用して電波を遠くまで飛ばすことができます。

IC-4300Lの通信可能距離は、障害物のない場所で最大1㎞。市街地や住宅街でも、300m程度の距離で通話できます。ちなみにIC-4300Lの電波は、無線中継器「IC-RP4100」によって2倍に延長することが可能です。

高度な防塵防水規格に準拠

IC-4300Lのボディは、防塵防水規格「IP55」に準拠しています。IP55とは「IP5X」の防塵機能と、「IPX5」の防水機能を有することを指す表記です。

IP5Xに準拠するトランシーバーは、所定の条件で粉じんの中に放置しても、無線機としての機能を保つことができます。IPX5に準拠するトランシーバーは、所定の条件で噴流を浴びせても、無線機としての機能を損ないません。

IP55に準拠するIC-4300Lは、タフさが求められる環境においても使用可能です。たとえば、急に天候が悪化しやすい山中でも、IC-4300Lなら安心して使用できます。

電池1本で長時間駆動する

IC-4300Lは省エネ性能に優れており、単三アルカリ乾電池1本で最大33時間使用できます。これだけ使用可能時間が長ければ、業務やレジャーの途中で電池切れを起こす心配はありません。また、万が一電池が切れても、単三アルカリ乾電池なら簡単に補充できます。

なお、IC-4300Lは、オプションのリチウムイオン電池「BP-260」で駆動させることも可能です。繰り返し充電してつかえるリチウムイオン電池は、経済的かつエコロジカルといえます。

ただし、BP-260は、アルカリ乾電池ほど持ちがよくありません。具体的には、アルカリ乾電池使用時よりも3時間ほど、IC-4300Lの使用可能時間が短くなります。

2つの通信方法に対応

IC-4300Lの通信方法には、チャンネル番号のみを使う方法と、グループトーン機能を使う方法があります。基本的かつシンプルな通信方法といえるのが、チャンネル番号のみを使う方法です。

チャンネル番号とは、交信に使う周波数のこと。トランシーバー同士のチャンネル番号を合わせると、通話を行えるようになります。ただし、近くにいる第三者が同じチャンネルを使用していると、混信が発生するので注意しなければなりません。

第三者との混信を避けるために使用するのが、グループトーン機能です。グループトーン機能を使う通信では、チャンネルのほかに「グループ番号」を設定します。

グループトーン機能使用時の通信に参加できるのは、チャンネルとグループ番号の双方が一致するトランシーバーのみ。近くに同じチャンネルを使用する機器があっても、混信は発生しません。

なお、IC-4300Lには、盗聴防止に役立つ「秘話機能」が備わっています。秘話機能使用時の通話内容は、同じ機能を使わない機器では聞き取れません。以上の通話方式および通話機能を使えば、混信が起こりにくく、かつセキュリティ性の高い通信を行えます。

類似製品「FTH-314L」との比較

IC-4300Lの類似製品に、バーテックススタンダードの「FTH-314L」があげられます。FTH-314Lも、ロングアンテナ仕様の特定小電力トランシーバーです。送信出力はIC-4300Lと同じく10㎽で、300m〜1㎞先との通信を可能としています。

トランシーバーとしての基本性能は、FTH-314LとIC-4300Lで同等と見てよいでしょう。一方、防塵防水機能の比較では、FTH-314Lに軍配が上がります。というのもFTH-314Lは、IC-4300Lの防塵防水規格よりもワンランク上の、IP67に準拠しているからです。

IP67に準拠する機器は、水没しても内部に水が浸入しませんし、粉じんの侵入も完全に防ぐことができます。タフさを重視してトランシーバーを選ぶなら、IC-4300LよりもFTH-314Lのほうがおすすめです。

ただしFTH-314Lの実売価格は、IC-4300Lよりも4千円ほど高額。コスト重視でトランシーバーを探しているなら、IC-4300Lを選んだほうがよいでしょう。

IC-4300Lが活躍するシーン

IC-4300Lが活躍するシーンとして、地域自治体の活動があげられます。自治体で行う活動は、お祭りや地域の運動会、防災訓練などさまざま。雨天の中でイベントを決行するケースも少なくないはずです。

防塵防水性能に優れるIC-4300Lなら、多様なシチュエーションで使用することが可能。雨天に決行するイベントにも、タフなボディで対応してくれます。

また、IC-4300Lは価格が安いため、予算がかぎられた自治体でも無理なく導入できます。IC-4300Lの購入台数は、自治体の規模に応じて決めてください。

導入台数が決まらない場合は、直近のイベントに携わるスタッフの人数に合う台数を購入するとよいでしょう。なお、自治体にIC-4300Lを導入する際は、イベントに役立つヘッドセットなども合わせて購入することをおすすめします。