UQ mobile「UQ家族割」のサービス内容とメリット、デメリットについて

UQ家族割のサービス内容について

格安SIMを利用する上で、「料金の安さ」というポイントは大きいです。いかに安い月額料金で利用できるのかということは、通信費を節約することで家計に少なからずプラスの影響をおよぼすことができます。

そして、料金の安さは「単純な月額料金の安さ」だけではなく、「割引サービス」を加算した上で最終的な判断をする必要があります。例えば月額料金が1,500円の格安SIMが2種類あるとして、片方には毎月500円の割引があれば、1,000円vs1,500円で明確な差が生じることになります。

●UQ mobileの割引サービス「UQ家族割」とは?

UQ mobileを利用する上では「UQ家族割」というサービスがあります。最近では小学生からスマートフォンを持たせているという家庭も多く、家族で利用する人にはうれしい、2回線目以降が毎月500円割り引かれるサービスです(1回線目には割引がありませんので要注意)。そして、親回線1回線に対し子回線は最大9回線まで割引対象となるため、最大500円×9回線=4,500円までお得になるので、家族の人数が多い家庭には節約につながるプランです

●UQ家族割の対象になるプラン

UQ家族割の対象になるプランは以下のとおりです。
・スマホプランS/M/L
・ぴったりプランS/M/L ※2019/9/30で新規受付終了
・おしゃべりプランS/M/L ※2019/9/30で新規受付終了
※データのみのプランは対象外となります。

UQ家族割のサービス内容

UQ家族割は、該当のプランに申込んだ際に、申込受付完了の翌月利用分から2回線目以降が月500割り引かれるサービスです。例えば家族3人で月3GB使用できるスマホプランSを使用する場合、1台目が1,980円/月、2・3台目がそれぞれ1,480円/月となり、3台の1ヶ月合計が4,940円となります。(※別途SIMパッケージ料金、通話料、ユニバーサルサービス料等がかかります。)さらに期限付きの割引プランではないことから、プラン変更などしない限り金額が上がることなく安心して利用できます。

UQ家族割のメリット、デメリット

次に、UQ家族割を利用する上でどんなメリットやデメリットがあるのかということについて解説します。

●ほぼ無条件で利用することができる

まず、ほぼ無条件でこの割引サービスを利用することができるというポイントです。UQ家族割を適用するための条件としては、同一姓・同一住所の家族であること(相違がある場合は家族であることを証明する書類の提出が必要)と該当の3種類のプランのどれかに加入していることであり、新規契約でもMNP転入でも適用させることができます。

割引キャンペーンの中には、例えば「同じ会社の固定回線を利用している」「スマートフォンのセット購入を利用する」といった条件が付随していることがあります。割引を受けるために、他の部分で出費が必要になるということです。もちろん、その対象となるサービスを既に利用している、もしくは必要となるサービスである場合にはデメリットは有りませんが、条件があるということは少なくとも利用のための難易度を高めることになります。

UQ家族割の場合は、家族の証明ができれば適用できない条件が特に設定されていないので、該当のプランのどれかを利用するだけで適用することができます。難易度が低く、申し込みをすれば自動的に適用されるという点は、特に格安SIMの申し込みに慣れていない人にとってはメリットとなります。

●UQ家族割は解約するまで有効

また、先にも触れましたが、UQ家族は期間限定の割引サービスではないため、解約するまでずっとこの割引サービスを利用することができます。新規契約時にお得と思って契約したけれども、後から料金が上がって結果あまり安くなっていない等、後悔することがないサービスのため、安心して利用できます。

●代わりに利用できないキャンペーン等が無い

次に、UQ家族割を適用することで代わりに利用できなくなるキャンペーンが無いということです。UQ家族割は二者択一のキャンペーンではなく、これを利用したことによって何らかのキャンペーンを利用できなくなるということがありませんので、悩む必要がありません。

キャンペーンや割引サービスの中には「このサービスを利用する場合、◯◯キャンペーンの内容は適用できません」という特徴をもったものもあります。そうなると、そのサービスを利用することで特定の別のキャンペーンを利用できなくなります。どちらも魅力的な場合、どちらか一つを選ばなければならなくなります。

UQ家族割の場合、他の割引サービスである「UQ学割」と併用できないということはなく、一緒に適用することで980円から利用することができます。ただし、UQ学割の方には適用条件があり、またUQ家族割との併用には適用条件がありますので、注意しておく必要があります。

●親回線は割引対象外

ここからはデメリットについて解説します。実際にはデメリットというほどのものはなく、注意点といった方がいいかもしれませんが、親回線の1回線は割引対象外となります。よって家族トータルでの金額で計算しないとお得感がわかりにくいです。

●データのみのプランは対象外

最後に、データのみのプランは家族割の対象外となります。また、対象プランは3種類ありますが、ぴったりプラン・おしゃべりプランは2019年9月末で新規受付を終了しているため、これからUQモバイルに乗り換える方の対象となるプランはスマホプランのみとなります。例えばスマホ1台とタブレットのデータプラン1台の契約ではUQ家族割の対象外となりますので、ご注意ください。

UQ家族割はこんな人におすすめ

次に、UQ家族割はどんな人におすすめなのかというポイントですが、スマホを利用する家族が多い方です。2台目以降9回線まで毎月500円割引になるので、家族全員がUQモバイルのサービスにをメリット感じられれば契約して、UQ家族割を適用することができます。

利用条件と注意点について

次に、UQ家族割の利用条件と注意点について解説します。

●UQ家族割の利用条件

UQ家族割の適用条件は、同一姓・同一住所の家族であることと「スマホプランS/M/L」「ぴったりプランS/M/L」「おしゃべりプランS/M/L」のいずれかに加入するまたは加入中であることです。それ以外は特にありません。

●UQ家族割の利用に関する注意点

UQ家族割の適用に関して注意すべきポイントですが、特にありません。親回線の1回線が割引されないので、そこだけ見落とさないようにしましょう。

UQ mobileには、「データ高速」「データ高速+音声」「データ無制限」「データ無制限+音声」のプランも用意されています。これらのプランには、イチキュッパ割は適用されません。

UQ mobileが人気の理由

最後に、UQ mobileがユーザーから支持を得ている理由について解説します。

●通信が安定している

まず、UQ mobileの代名詞とも言える特徴として、「通信速度が安定している」というポイントです。1日で特定の時間に通信速度が極端に低下するということがなく、安定した通信環境を維持することができます。

格安SIMを利用する上で最も通信速度が低下しやすい時間帯は「12時台」です。この時間帯は昼休みの時間帯であり、多くの人がスマートフォンを使う時間帯です。格安SIMは大手キャリアから回線を借り入れて通信サービスを提供しているので、ユーザー数が増加すると通信が混雑し、通信速度が低下しやすくなります。ユーザー数の少ない時間帯であれば10Mbps以上の通信速度を叩き出せるMVNOであっても、昼間は0.5Mbps前後まで低下することが多いです。

UQモバイルは1日を通して通信速度があまり変動せず、どの時間帯にデータ通信を利用しても通信速度が極端に悪くなることはありません。通信速度の安定性と速さは、快適なデータ通信を利用する上で重要なポイントになります。通信品質を重視するユーザーは、UQ mobileに大きな魅力を感じるのです。

●数少ない「au系MVNO」の一種

次に、UQ mobileが数少ない「au系MVNO」であるというポイントです。auから乗り換えるにあたって、今まで使っていたスマートフォンをそのまま利用することができます。SIMロックを解除する必要もありません(一部の端末を除く)。

格安SIMは、UQ mobileやmineo(マイネオ)といった「au系MVNO」とワイモバイルなどの「ソフトバンク系MVNO」、多くの格安SIMがこれに該当する「ドコモ系MVNO」の3種類があります。それぞれ、どのキャリアから回線を借り入れているかによって分類されます。

ここで問題になるのは、大手キャリアからスマートフォンを購入している場合に「SIMロック」がかかっていることと、「周波数帯のマッチングは良好か」ということです。SIMロックは、そのキャリア以外の回線ではカードを使えなくなる処理であり、周波数はキャッチできる電波の種類です。ドコモのSIMロックがかかっているスマートフォンはau系MVNOでは利用できず、ドコモ系MVNOでは利用できていたスマートフォンでも周波数のミスマッチでau系MVNOでは利用できないことがあります。

それぞれ、今まで利用していた携帯電話会社と同じ種類の回線を利用しているMVNOへの乗り換えであれば、ほぼ問題なく利用できます。しかし、au系MVNOはドコモ系MVNOと比較して種類が少ないのです。UQ mobileはauと同じKDDIグループのMVNOであり、au系の端末でも問題なく利用することができるケースが多いです。

●お得な通話オプションサービスが利用できる

次に、お得な「通話オプションサービス」が利用することができるというポイントです。格安SIMを利用する上でネックになりやすい「通話料」を節約することができます。

スマートフォンの通話料は、音声通話30秒毎に20円の料金が発生します。これによって、大手キャリアを利用していた頃よりもスマートフォンにかかる料金が増える可能性もあるのです。それを回避する方法が、通話料を安くすることができるサービスなのです。

UQ家族割が適用されるスマホプランでも、通話料によって通話オプションに加入することができます。「かけ放題(24時間いつでも)」では月1,700円で国内通話が24時間いつでもかけ放題となります。また、「かけ放題(10分/回」では月700円で国内通話1回10分までの通話が毎月何回でも可能です。「通話パック(60分/月)」は月500円で最大60分、つまり2,400円相当の国内通話が定額で利用できます。

通話料を安くすることができるサービスを提供しているのはUQ mobileだけではありませんが、スマートフォンで通話を利用する機会が多い人にとっては通話料節約が可能なMVNOの一種であるUQ mobileのこれらのプランを利用することには一定の利益があります。どのプランを利用するかということについては、ユーザーの「音声通話の利用スタイル」を正確に判断して決める必要があります。

●データ通信を使い放題のプランを利用できる

最後に、「データ通信を使い放題することができるプラン」を利用することができるというポイントです。月間のデータ通信容量を気にすること無くデータ通信を利用したい人にとってメリットがあります。

UQ mobileには「データ無制限プラン」というプランがこれに該当します。このプランは通信速度の上限が500Kbpsであり、他のプランでは225Mbpsの高速通信を利用できるにも関わらず、通信速度は遅いです。しかし、通信速度制限時の平均的な通信速度である200Kbpsと比較して倍以上の通信速度でデータ通信を利用することができます。

このプランでは、「データ高速プラン」が月間3GBまでデータ通信を高速通信で利用できるという月間でのデータ通信容量が設定されているのに対して、月間でのデータ通信容量の上限は設定されていません。このプランでは動画の視聴やアプリのダウンロードなどには苦労することになりますが、それ以外のデータ通信はある程度の快適さが確保されています。使い放題のプランを提供しているMVNOはあまり多くないので、これを目当てにUQ mobileを契約するという選択しも十分に魅力的です。ただし、データのみのプランはUQ家族割の対象外である点には注意しましょう。