
今や、光回線をはじめとする通信インフラサービスは、水道・ガス・電気と同じように生活に欠かせないライフラインの1つになっています。
しかし、通信インフラサービスの料金体系はとにかく複雑。
調べれば調べるほどわからなくなり、十分に検討できないまま、結局「なんでもいいや」と契約先を決めてしまったという人も少なくないでしょう。
通信インフラサービスは、実は、何も知らずに契約先を選んでしまうと必要以上の料金を支払うことになりかねません。
一方、選ぶポイントをしっかり押さえて契約すれば、年間で2万円以上の節約になることもあります。
通信インフラサービスは、わかりにくいが故に情報格差も大きく、知らないうちに不利な契約をしてしまう人もすくなくありません。
当メディア編(以下、当メディア)は、そんな情報の格差をなくし、1人でも多くの人がお得で快適なインターネットライフを過ごせるお手伝いをしたいと考えています。
おすすめする通信サービスの考え方と根拠

当メディアで紹介している通信サービス(光回線、格安スマホ、ポケットWi-Fi等)は、以下の6つの基準により決定しております。
- 料金は実質月額料金(平均月額料金)を計算して比較する
- 窓口・キャンペーンが複数ある場合は最も得な組み合わせで計算
- キャンペーン情報は最低月1回は更新する
- スペックだけではなく利用者のアンケート調査や取材をもとに解説する
- 通信速度については実測平均値も言及する
- リサーチでは複数のサイトを横断的に確認する
なお、並び順については特に特記事項がない限り、契約期間中の実質月額料金の安い順に並べています。
(1)料金は実質月額料金(平均月額料金)で比較する
インターネットサービスは、毎月の月額基本料だけではなく、事務手数料や工事費といった初期費用のほか、キャッシュバックや期間限定の割引があります。
こうした要因があることから、「本当に安い通信サービスはどれなのか?」が非常にわかりにくくなっています。
そこで、編集部では契約期間中に支払う総支払額を徹底的に調査し、これを契約月数で割った平均値を計算し、これを「実質月額料金」と定義しました。
あお、契約期間は「契約更新があるものや最低利用期間があるものはその年数」、「契約期間の定めがない場合は2年間」を基準にします。
長期間契約の方が特典やキャッシュバックが大きくなるため、利用期間を固定して平均を出すと実力値よりも得に見えるためです。
- 実質月額料金の計算方法
-
月額基本料×契約月数)+(初期費用)+(必須オプション×契約月数)ー(割引額)ー(キャッシュバック額)=実質総額
実質総額÷契約月数=実質月額料金
※初期費用は新規契約で必要な費用(事務手数料や工事費)が含まれます。
※割引やキャンペーンを受けるために必要な有料オプションがある場合は、総額計算した上で得になる場合は、必須オプションに含めて計算します。
なお、光回線でもスマホとのセット割引に対応したものは、セット割の実質月額料金も計算します。
セット割はスマホ料金にかかる割引ですが「光回線を契約したことで得られる割引サービス」であるため、事実上は光回線の割引です。
セット割の実質月額料金の計算では「割引対象者1名、割引額1,100円/月」と仮定し、光回線の割引額として実質月額料金を計算しています。
- 実質月額料金の計算方法(スマホ割対応の場合)
-
月額基本料×契約月数)+(初期費用)+(必須オプション×契約月数)ー(割引額)ー(キャッシュバック額)ー(1,100円×契約月数)=実質総額
実質総額÷契約月数=実質月額料金
※初期費用は新規契約で必要な費用(事務手数料や工事費)が含まれます。
※割引やキャンペーンを受けるために必要な有料オプションがある場合は、総額計算した上で得になる場合は、必須オプションに含めて計算します。
※必須オプションにはセット割で必要なオプション(光電話等)が含まれます。
なお、実質月額料金の計算内容は、すべて開示いたします。

2)窓口・キャンペーンが複数ある場合は最も得な組み合わせで計算
同じ通信サービスでも、公式や代理店といった申込窓口によってキャンペーンの内容が異なります。
また、同じ申込窓口であっても複数のキャンペーンがあり、適用するキャンペーンによって総額が変動します。
編集部では、利用者が最もお得になる窓口・適用するキャンペーンを適用した場合で、実質月額料金を計算します。
- 例1)複数キャンペーンがある場合の適用例
-
公式キャンペーンで「30,000円キャッシュバック」と「1320円割引×2年(24ヶ月)」があり、併用が不可能だった場合
30,000円<31,680(1,320×24)
この場合は「1,320円割引×2年(24ヶ月)」のキャンペーンを適用して計算する
また、キャッシュバックの中には、契約時に入らないといけない有料オプションがあり、また最低利用期間が定められているものがあります。
この場合、有料オプションの加入期間はキャッシュバックを受けるために必要な最低利用期間とし、その後は解約する想定で実質月額料金を計算します。
- 例2)キャッシュバックに有料オプションが必要で最低利用期間が定められている場合
-
キャッシュバックは30,000円。ただし、440円/月の有料オプションへの加入が必要で、オプションの最低利用期間が8ヶ月とされている場合
・30,000円ー3,520円(440円×8ヶ月)=26,480円
キャッシュバックの額より、有料オプションの最低利用期間の支払い額の方が少ないので、実質月額料金では必須オプションとして計上して計算する
※なお、有料オプションの解約については利用者判断に任されます。条件は明記しますが、記事内では故意に解約を促しません
(3)キャンペーン情報は最低月1回は更新する
通信サービスのキャンペーンには期間があり、内容も変化します。
編集部では、利用者にできるだけ正確な情報を提供するため、紹介している通信サービスのキャンペーンや料金プランは定期的(最低月1回)チェックします。
キャンペーンや料金プランに変更があった場合は、早急に実質月額料金を再計算し、記事に反映します。
(4)スペックだけではなく利用者のアンケート調査や取材をもとに解説する
サービスの善し悪しを最もよく知っているのは、サービスの利用者です。
公式サイトやスペック表だけでは見えてこない、思わぬメリットやデメリットも含めて解説するために、編集部では利用者のアンケート調査や取材を行っています。
サービス利用者の声をもとに、メリットはもちろん、デメリットも隠さず解説します。
- これまでに行った取材・アンケートの例
-
ヨドバシカメラの光回線販売員の方への取材
ドコモ光の利用者100人へのアンケート調査
auひかりの利用者100人へのアンケート調査
ソフトバンク光の利用者100人へのアンケート調査
NURO 光の利用者100人へのアンケート調査
楽天ひかり利用者100人へのアンケート調査
eoひかり利用者100人へのアンケート調査
NURO 光利用者へのインタビュー取材
(5)通信速度については実測平均値も言及する
通信速度の実測値は「みんなのネット回線速度」にまとめられている平均速度のデータを参照しています。
また、平均速度はその時々で変わるため、記事では確認した日についても記載します。
(6)リサーチでは複数のサイトを横断的に確認する
当メディアでは、主に以下のサイトを参考に記事を作成しています。
- 主な参考サイト一覧
-
- 【総務省】携帯電話ポータルサイト
- みんなのネット回線速度
- e-gov法律検索(電気通信事業法)
- スマサポチャンネル
- 総務省
- 消費者庁
- 国民生活センター
- 日本データ通信協会
- 電気通信事業者協会
- 電気通信消費者相談センター
- 電気通信サービス向上推進協議会
- 一般財団法人 インターネット協会
- 一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会
- NURO光
- auひかり
- ソフトバンク光
- ドコモ光
- 楽天ひかり
- GMOとくとくBB光
- OCN光
- コミュファ光
- eo光
- en光
- おてがる光
- BB.excite光 Fit
- ドコモhome 5G|GMOとくとくBB
- Broad WiMAX
- モバレコエアー
- どこよりもWiFi
- MONSTER MOBILE
- ゼウスWiFi
- AiR-WiFi
当メディアへのお問い合わせ
当メディア掲載の記事は、編集部で行った独自調査の内容をもとに作成しております。内容は、定期的に確認・更新を行っておりますが、最新情報は公式サイトにてご確認をお願いします。
なお、当メディアへの掲載のご依頼や、記事内容について誤りがありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。