WiMAX2+を有線LANで接続するメリットとクレードルの活用方法について

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WiMAX2+を有線LANで接続するメリットとクレードルの活用方法について

WiMAX2+では使い勝手のよい無線LANで接続されることがほとんどですが、クレードルがあれば有線LANで接続することもでき、有線LANで接続すれば安定した通信・高速な通信速度などが実現できます。無線LANでは電波の内容を盗聴される可能性もありますが、有線LANならその心配もありません。また、クレードルがあれば、充電が簡単にできたりホテルなどの有線LAN環境を無線LANに切り替えたりすることもできます。

有線LANのメリット

WiMAX2+で無線LANと比較した場合の有線LANを利用することのメリットとしては以下があげられます。

・通信速度が速くなる

・インターネットの接続が安定する

・インターネット接続できない場合にきりわけが簡単

・セキュリティが高い

・通信規格に左右されにくい

1つ1つ説明します。まず、無線の電波でWiMAXルーターと接続する場合、電波が分散したり障害物で届きにくかったり、さらには他の電波と干渉しあうことで有線LANよりもインターネットの速度が遅くなってしまうことがほとんどです。一方、有線LANであればケーブルでWiMAXルーターと接続されるため無線LANのような要因に左右されることなく高速な通信速度が実現できます。環境によっては有線LANでは数十Mbpsを超える通信速度が実現できているのに、無線にした途端数Mbps以下に速度が落ちるというのはよくあることです。

2つ目のメリットは安定性です。通信速度で挙げたのと同じ理由によって、無線LANでは速度が落ちるだけでなく最悪インターネットに接続できなかったり、あるいは頻繁に切断するなど不安定になったりすることがあります。その点、有線LANであれば無線LANのように不安定になることもありません。安定したインターネット接続を快適に楽しむことができます。

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3つ目のメリットは接続できない際の問題の切り分けについてです。理由は1つ目・2つ目と同じで、無線LANの場合は様々な要因によって不安定になる可能性があります。そのため、インターネット接続できない場合、その理由がWiMAX2+の電波やWiMAXルーターなどにあるのか、無線LANの電波がとどいていないためなのかすぐにはわかりません。一方、WiMAXルーターとの接続が有線LANであれば、無線LANの時のような心配をする必要がありません。もちろん、有線LANのケーブルがケーブル内で切断されている場合もありますがその可能性は低いです。WiMAX2+に限らず、インターネット接続ができなくなってサポートセンターに問い合わせをするような場合も、問題切り分けのためにまずは有線LAN接続を促されることも多くあります。

4つ目のメリットはセキュリティについてです。無線LAN環境で、最新のWPA2と呼ばれる暗号化を施している場合ならほとんど不安はありませんが、暗号化の設定を忘れていたりパスワードが単純なものだったりした場合は、WiMAXルーターとスマートフォンやパソコン間の通信内容が盗聴されてしまう可能性があります。WEPという強度の弱い暗号化技術を使っている場合もすぐに解読される可能性があるため注意が必要です。一方、有線LANであればその心配はありません。

5つ目の通信規格に関して、無線LANの場合は以下のような種類があり、規格が違う端末同士は接続することができません。また古い機器の場合は、IEEE802.11bなどの遅い通信規格にしか対応しておらず、速い通信速度が期待できないことがあります。

規格 利用する周波数帯 最大通信速度
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2.4GHz/5GHz 600Mbps
IEEE802.11ac 5GHz 6.9Gbps

 

また、その次に古いIEEE802.11a・IEEE802.11gの最大通信速度は54Mbpsとなり、WiMAX2+なら本来それ以上に速い通信速度が実現できる場合がありにも関わらず、無線LAN部分でボトルネックとなってしまうため、やはり有線LANのように高速な通信速度が実現できません。

ちなみに有線LANであれば、2016年時点で、一般的なパソコンが対応する通信技術の種類は100 BASE-Tイーサネット(通信速度は100Mbps)と1000BASE-Tイーサネット(通信速度は最大1Gbps)のほとんど2種類だけであり、有線LAN部分が原因で通信速度が遅くなることは少ないです。ちなみに、無線LAN側がIEEE802.11n(600Mbps)やIEEE802.11ac(6.9Gbps)といった高速な規格に対応していて、有線LAN側が100 BASE-Tイーサネット以下だった場合は無線LANの方が、通信速度が速いという逆転現象が起こる可能性はあります。

無線LANとの違いについて

有線LAN・無線LANの主な違いを表にしてまとめると以下の通りです。

  有線LAN 無線LAN
必要なもの

LANポート

LANケーブル

Wi-Fiアクセスポイント(無線LANルーター)

Wi-Fi対応機器

接続する機器の主な種類 パソコン

パソコン

スマートフォン

タブレット

ゲーム機

プリンタなど

通信規格(技術)の種類

10BASE-Tイーサネット

100BASE-Tイーサネット

1000BASE-Tイーサネット

10GBASE-Tイーサネット

IEEE802.11a

IEEE802.11b

IEEE802.11g

IEEE802.11n

IEEE802.11ac

ルーターと離れた場所で接続する場合 LANケーブルを引き回す必要がある 無線の電波が届けば接続可能
安定性 高い 不安定になることがある
通信速度 速い 電波障害や鑑賞などで遅くなることがある

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記載したように、有線LAN接続に対応する機器はパソコン以外にあまりなく、外出先で利用することを前提としたスマートフォン・タブレットをはじめ多くの機器が無線LANに対応しています。その一方で有線LANは安定性・通信速度で無線LANにはないメリットがあります。

WiMAX2+で有線LAN接続を行うには

WiMAXルーターの本体にはLANケーブルを接続するためのLANポートはありません。そのためWiMAXルーターに有線LANの機能を持たせて接続するためにはクレードルという機器が必要です。クレードルは、WiMAX2+契約時にWiMAXルーターと一緒に購入できることがほとんどです。もし購入していない場合でも、UQコミュニケーションズが運営するUQアクセサリーショップやAmazonなどのインターネットショッピングで購入することができます。

一方、WiMAXルーターに接続する側の機器にもLANポートが必要です。この点パソコンであれば、よほど古い機種でない限りはじめからLANポートがついています。スマートフォンやタブレットはもともと有線LANで接続をすることが想定されていないのでLANポートは付属していません。仮に、どうしてもスマートフォンやタブレットを無線でなく有線LANで接続したい場合は、別途USB接続するタイプの「有線LANアダプター」という機器を購入します。

WiMAXルーター側・パソコン(有線LANアダプター付きのスマートフォン・タブレット)側にLANポートさえ用意できれば、あとはお互いをLANケーブルで接続するだけで通信が確立しインターネット接続ができます。このように接続方法は、SSID(ネットワーク名)・暗号化パスワードなどに気を配らなければならない無線LANと比較すると単純で簡単です。

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WiMAX2+とセットで使うと便利なクレードルとは

WiMAX2+を有線LAN接続するためにクレードルが必要と書きましたが、このクレードルとはどういうものか知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。簡単に言うとクレードルとはWiMAXルーターを縦置きできるスタンド型の拡張機器です。携帯電話やスマートフォンでは卓上型の充電スタンドを使ったことがある方が多いと思いますが、それのWiMAXルーター版と言えばわかりやすいかもしれません。WiMAXルーターでもこのクレードルに設置するだけで高速充電することができます。その上で、クレードルにはLANポートがついているので、WiMAXルーターと一緒にクレードルを使えば、WiMAX回線を使って有線LANでインターネット接続ができるようになるわけです。

さらに、クレードルには別の使い方もあります。光回線などの固定回線が別にあれば、固定回線側のルーターをWiMAXルーターを設置したクレードルにさすだけで、その回線を使って無線LANで接続することができるようになります。少し専門的な言葉を使うと、クレードルを使うことでWiMAXルーターが無線LANアクセスポイント化するわけです。

ご自宅などの固定回線では別途無線LANルーターがあることが多いので、どういう時にWiMAXルーターを無線LAN化するのか想像できない人もいるでしょう。実際にこれが役立つ時はあります。それは、例えば旅行先・出張先のホテルなどでインターネットできる環境が用意されていても有線LANでしか接続できない場合です。この時、ホテルの部屋に配線されているLANケーブルをクレードルにさすだけで無線LAN環境が準備できます。これによって、ホテルの固定回線を使いスマートフォンやタブレットなどを無線LANで接続できるようになります。

ホテルにLANケーブルが配線されている場合、決まったテーブルなどでしかインターネットができないことが多いですが、クレードルさえあれば無線LAN化してたとえばソファやベッドの上でパソコンを広げてインターネット接続することも、もちろんできます。ホテルの固定回線であれば、WiMAX2+のデータ通信量を気にする必要もありませんね。

以上のようにクレードルは何かと便利な機器なので、パソコンでインターネットに接続する予定がある人はもちろんそうでない人も契約時にあわせて購入することをおすすめします。価格も初期費用で3,000円未満か無料で購入できることもあります。

WiMAX2+を有線LANで利用する際の注意点

WiMAX2+を有線LANで利用する場合の注意点としては以下が挙げられます。

・LANポートやLANケーブルの規格に注意する

・スマートフォンやタブレットはそのままだと有線LAN接続できない

・LANケーブルを引きまわさないといけない

・クレードルを持ち運ぶ必要がある

まず1つ目、繰り返しになりますがLANケーブルに規格があり、規格ごとに通信速度が違いますので注意しましょう。WiMAX2+での高速通信をいかすためには、できれば1000BASE-T(通信速度1Gbps)のものを選ぶことをおすすめします。最低でも、100BASE-T(通信速度100Mbps)のものを使うようにしましょう。今はあまり販売されていませんが、古いLANケーブルなどで10BASE-T(通信速度10Mbps)のものを使ってしまうとLANケーブルが原因でインターネットの速度も遅くなってしまいます。なるべく新しいものを利用するようにしましょう。

2つ目に、スマートフォンやタブレットなどは有線LANのためのポートがついていないのでご注意ください。もしスマートフォン・タブレットを有線LANで接続するのであれば、マイクロUSBに接続する有線LANアダプターを購入する必要があります。

次に、有線LANでWiMAX2+に接続する場合、WiMAXルーターを設置したクレードルからパソコンなどまでLANケーブルを引き回さないといけないのでご注意ください。クレードルとパソコンを近くに設置できるのがベストですが、パソコンの近くでWiMAX2+の電波がひろえない場合は、どうしてもパソコンとクレードルの間に距離ができ長いLANケーブルを引き回さないといけないことになります。見た目が悪いだけでなく歩くのに邪魔になることもあります。また、クレードルとパソコンが同じ部屋か隣の部屋なら問題ないですが、たとえば階が違うなどでそれより距離が離れている場合には、有線LANは残念ながら現実的な選択肢ではなくなるでしょう。(10メートルから数十メートルを超えるような長いLANケーブルもあります。)

最後に、外出先で有線LAN接続をする場合はクレードルを持ち運ぶ必要があるので注意しましょう。普段、外出先では通常Wi-Fi(無線LAN)接続を利用するのでいつもクレードルを持ち運ぶ必要はありませんが、旅行や出張などの際に宿泊先などで有線LAN接続する場合はクレードルを持ち運ぶ必要があります。また、クレードルの利用にはACアダプターで電源を確保しないとけない点も注意が必要です。

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